あれから寝ずに羽田空港に行き、

着席と同時に気絶するように眠り、

目を覚ますと、すでに奄美大島上空だった。

「到着地の天候は雨」

という機内情報だったが、

窓の下はなんとなく晴れている。

迎えにきてくれたグリーンヒルズ王子、

いや奄美大島王子の緑くんによると、

「雨の中待っていたら、

船木さんたちが乗った飛行機が見えた瞬間に晴れてきました」

とタイミングがバッチリだったということを伝えてくれた。

その緑くん号に４人で合計サーフボード１２本を積み込む。

恒例の島豆腐ランチにいざいざ。

メンバーはＤ先輩、ドッキー、ワンちゃん、そして緑くんです。

（左から時計回りに）

帰りに島のベーカリー・コンビニエンス「エブリワン」で焼きたてパンを買う。

そのすばらしき光景に感動し、カメラを取り出したドッキー。

「日本の人はアタマイイデス、すごいすごいデスー」

ドッキーのお気に入りは目玉焼きトースト、俺はシュガートースト。

お腹いっぱいにもかかわらず、これで胃袋は積載オーバーとなった。

グリーンヒルズに戻りながら波をチェックすると、

膝くらいのセットがさらっとブレイクしていた。

で、支度をささっとして、お隣の「日食ビーチ」に行き、

いよいよ待ちに待ったＮＤ９とニュートイ5’5″一号機の試乗です。

AVISO NEWTOYはD先輩にワックスアップをしてもらう。

「いくつになってもニューボードのワックスアップは気持ちいいねえ」

と先輩の「範囲決め、斜線スタート式」ワックスアップを見せていただきました。

美しいビーチを歩き、パーフェクトにブレイクする小波を見つけました。

各自ボードを１?２本持ってきて、

こんなスタイルでのビーチタイム。

波が小さすぎてみんなは戦意喪失していましたが、

ND9で先に入った俺が運良く

「本日一番」という腰サイズの特大オバケ波に乗り、

それをみんなが見て、

興奮しながら後に続いた。

というオープニングでした。

それにしてもND9は速く早く、

D先輩までもが

「最新鋭のボードに乗ったからって、ずるしちゃいけないよ君は」

と言われるほどのキレ味だった。

シェイパーの目の前でこういうことはうれしいなあ。

緑くんはAVISO NEWTOYに乗ってにっこにこと波を滑走していた。

途中で緑くんとボードを交換し、

スラッシュに逆真流と、小波ではありましたが、

楽しく快適にサーフして、みんな満面の笑顔でした。

わんちゃん、D先輩がスプリング、

ドッキー、緑くんと俺がトランクスのみという水温気温です。

↓これは昨夜つけられたウミガメの足跡、

この先に卵を産み付けてあるのですね。

このとおり巨大なウミガメのようです。

最近流行のミニボードばかりなので、このように斜め積みデキマス。

↓で、これが今朝。

波はさらに下がり、

夜明け頃は寒かったので、

新しい素材のロングスプリングスーツを試しました。

テスト結果は「◎」。

素材の進化ってすごいなあ。

サーフボードのインプレッションは少しお待ちくださいね。

時間を見つけてしっかりと書いてみます。

みなさんもすばらしき新しい週としてください。

俺はもう少しドッキーたちと新ボードのテストをこの南の島で続けていきます。

今日もお越し下さり、ありがとうございました。

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