こんにちは、
いかがお過ごしですか。
こちらはまたもや一日中の南風です。
6月って、こんなに南風が吹いたかなあ。
ちょっとした異常気象でしょうか。
NAKISURFでは5年前よりキャッチサーフを扱っていますが、
一昨年前、2011年からアメリカで大人気となったのがこのビーター。
ものすごい人気で去年の夏は2ヶ月待ち、
2200本も本社に入荷しても全て予約済みで、
NAKISURFに回せるボードすらなかったのです。
こんなに人気が出て、
最近はニセモノのサンプルも出てきているそうです。
流行に敏感なDセンパイがSkypeしてきてくださって、
その本題はビーターのことでありました。
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「あのさー、最近みんながビータービーター言っているけど、
あのボードの何がいいんだい?」
「やはりトイボードを確立させたモデルだからでしょうか」
「トイボードって言うけどさ、普通のボードよりも調子いいのか?」
「なわけありません。ママチャリと高性能のマウンテンバイクくらい違います」
「だよな」
「魅力は柔らかいことではないでしょうか。ぶつけたり、投げたりできますから」
「スポンジボードって昔からあったぞ」
「そうなんですけど、キャッチサーフのはやたらこだわっていて、
ダブルストリンガーだったり、マッハレイルだったりしているんです」
「マッハって何だよ」
「トム・モーリーというブギーボードの発案者が、
モーリーブギーのマッハレイルをビーターに正式に移植しているのです」
「モーリーさん、知ってるよ。このあいだNALUで読んだ。
トム・モーリーなのにトム・モレイと書いてあるからさ、
かわいそうに、名前を間違えられたらがっかりだよな、と思っていたんだ」
「トムはキャッチサーフでの裏のドンです」
「そうなんだ。だからあの系のボードを作る工場とか知っているんだな」
「そうです。トムはスポンジボードのレジェンドです」
「それとさ、フィンレスって何がいいんだよ。うまく乗れないぞ」
「あれは海水浴場でサーフできるように規則に従ったフィンなしバージョンなんですよ」
「そんな規則があるのか?」
「はい、カリフォルニアでは、全長55インチ(140cm)以内、
フィンが付いていないこと、安全な素材であれば海水浴場でサーフ可となっています」
「頭いいな、そこでサーフするわけだな」
「その通りです。海水浴場なので、沖はがら空きです。そこでこれをうんならかすわけです」
「うんならかすわけね。それ房州弁だぞ。横浜弁で”これもんでしょ?”と言ってみろよ」
「あはは、でもフィンレスは難しく、かなりの習練が必要なので、
陰でこっそり付けてサーフできるようにフィン付きが登場したんです」
「なるほどな、ライフガードには”これにフィンは付いてませんよ”
とアピールしておいて、昼飯の時に付けちゃえばいいんだな」
「逆にフィンが付いていないからこそ、スキムボードみたいなテクニックもあるんです」
「動画見たよ。あれは回ったりするから目立つね。俺もこれもんでやってみたいね。へへー」
「フィンがないからこその動きは新次元ですよね」
「それでお前はフィンレスを思いついたんだな」
「その通りです。いつかはビーターでイナリーズをうんならかします」
「いいねー」
「フィンレスでもサーフできる機能を併せ持っているんですよ」
「ムーンテイルとか、ボンザーボトムだろ」
「さすがセンパイです」
「ジョニーうまいよな」
「はい、人柄もいいんですよ」
「お前な、よく人柄言っているけど、
結婚するわけじゃないんだからケーネー(関係ないの意)だろ?」
「そうですけど、波乗りを愛する身として、
それを伝えるプロサーファーの人柄は大事です」
「だよな。人格やばい奴いるもんな」
「はい、悲しいです」
「ふーん、わかった。じゃ仕事するよ、これから見積もり書くからよ。またな」
ガシャリ。
前出したビーター世界師範のジョニー。
持って生まれた人心掌握術、
穏やかな性格と類い希なる身体能力、
そしてサンクレメンテ印のサーファーであります。
壊れたりしないので、
ボードの取り替えは頻繁に行われています。
デッキパッド有無の乗り味が、
かなり違うということがこの日確認されていた。
新品であれば、
油分をきれいに拭き取れば、
デッキパッドが貼付けられるという。
次回俺も貼ってみよう。
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さて、OMF大谷さんは週末六本木合宿だったそうで、
「このロゴの和風サテ屋を見つけました」
2ヘッドイーグルロゴみたいでかっこいいです!
ありがとうございました。
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【新党設立!?】
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みなさま、
今日もお疲れさまでございます。
こちら波楽党でございます。
日本全国津津浦浦を回りまして、党員全員が一丸となって、
一生懸命にがんばっております。
第一となりますが、
「みなさまが、波乗りをして人生の全てが最高です」
とさらに思っていただけるサーフブレイクになりますよう、
波楽党の結党が実現しました。
子どもたちが、そしてお年寄りが安心して波に乗れるように、
テトラポッドの撤廃、きれいな海岸を、
ライフガードの常駐を、そして駐車場の確保、
沿岸商店の繁栄、サーファー同士の結束、
より健康に、笑顔回復、家族円満、老後明るく、
さらには全国のサーファーのイメージアップになりますように、
波楽党は、さまざまなことへの充実を図ってまいります。
次代を担う子供たちのために、正しい教育と指導に力を注ぎます。
みなさまのご要望をサーフブレイクに反映いたします。
ハーレーのTシャツを着ている方、
窓からお手を振っていただき、ありがとうございます。
こちらから笑顔がよく見えております、ご支援ありがとうございます。
波楽党はニコリンサーファーの良識を確実に代弁し、
マナーに反映させてまいります。
かけがえのない海を守り、
大切な1本を、
美しい1本を平等に乗ることができるように、
夢のような波乗り世界を一緒に実現させましょう。
大自然からの贈りものを感謝し、それをみなさまで分かち合う喜び、
波楽党は波に乗ることを正しく、楽しく、
そして大切な時間となるために出発し、そして挑戦します。
ゼロからの出発、それが波楽党です。
日本全国ニコリンサーフを実現させましょう。
どうぞよろしくお願いします。
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