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サンクレメンテ・ピア_昔も今も_(1083文字)

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サンクレメンテ・ピアに行くと、

このシボレー・ブレーザーが駐まっていた。

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幌が付いていて、

リムとボディカラー以外は自分の理想に近い個体だと感動した。

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車内もこの美しさ。

さらにはスティックシフトも併せてスペシャルな車ですね。

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今日のピアはセットでこのサイズ。

あれだけあった南うねりは下がってしまった。

風もなく、うつくしい波でしたよ。

水温17度。

これはちょっとぬるめの白ワインくらい冷たいです。

フォードアーズに行くと、

いつものように隙間もないほど大混雑の駐車場だった。

盛夏ですね。

隣のスペースが空いて、

ここに誰が入って来るのだろうか?

気にしていたらタイちゃんことタイラー・ウオーレンがやってきました。

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奇遇はいつものことだけど、

こんな偶然もあるのですね。

駐車するための車列が50台くらいだったので、

1/50の確率でしょうか。

今度はローレンス・ワックもやってきた。

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波が小さいので、

のんびりとサーフ観戦と決め込んで、

JJやタイラーのグライドに魅入っていたローレンス。

クリスくん(クリスチャン・ワック)の実父です。

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タイちゃんのサーフバン。

波が小さいからか、

1本だけボードが積み込まれていました。

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さらにはジャッキー・バクスターまで現れて、

大西と一緒に記念撮影してくれました。

ジャッキーは俺がサンクレメンテに引っ越してきた頃、

それはよく面倒を見てくれた人で、

あれから20年経つけど、

何も変わっていなくて驚きました。

彼は1960年代の後半、

招待選手だけで開催されるデューク・クラシックの権利を得ようと、

パイプラインやサンセットでそれは美しいグライドを見せて、

その名を広めたサーファーなのです。

ちょうどその当時の有名な写真があるのでここに。

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強いトレードウインド、ソリッドなパイプライン。

短くなり始めたばかりのボード。

もちろんノーリーシュ。

カリフォルニアの若者が夢を見て、

冬のノースショア波に必死に向かっていった時代のショットです。

今では飛行機代も安くなって、

カリフォルニアから簡単に行けるようになったけど、

金銭的にも肉体的にもかなり大変だったと聞きました。

サーファーがまだ見ぬ波に情熱を持っていた時代の話です。

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それでは今日の陽が沈んできました。

みなさんもどうぞすばらしい夏の日をおすごしください。

あ、日曜日はサザエさんですね。

まだ見ている人は何人いますか?

かなり好きです。

そして科学忍者隊ガッチャマンを突然思い出した。

ジャッキー青年が波に挑んでいた頃、俺はまだ3歳。

佳い時代でした。

今日この日もいい時代のヒトコマとなりますように。