「左右に踏まないんですよ」
「え、どういうことですか?」
「ボードを曲げるときに左右どちらかを踏んでいませんか?」
「はい、そう習いました」
「それはそれで間違っていないのですが、
それですと、
ボードが波の上に駆け上がっていく角度が一定になってしまうのですよ」
「そう言われてみると、なんとなくわかります」
「後ろ足の親指を支点にして、
ボードのデッキをねじるようにテイルからレイル側に体重移動していくのです」
「?わかりづらいです」
「フロントサイドボトムターンは、
後足の親指を波側(小指側)にねじりこんでいくのです」
「前足はどうするのですか?」
「前足はその押しつけを調整するために使います。波の中にボードが入りすぎたら、
つまり食い込みすぎたら弱くして、方向をつけます。
入りが悪ければ、前足加重します」
「その強弱には何か法則みたいなものはありませんか?」
「全ては波の角度、波面の硬さ、速度やボードの浮力等によって違うので、
それは経験と実践しかありません」
「そうなんですね」
「バックサイドボトムターンは、
後足の親指とカカトを使って波側のレイルを押しつけます」
「やってみます。なるほど」
「大事なのは、
最初から強いターンをしないようにするのがコツです」
「と言いますと?」
「はい、初波、初ブレイク、
初乗りの際に既存の感覚でターンをするべからずということです」
「慣らし運転みたいなものですね」
「そうです。最初は緩やかに体重移動し、
そして徐々に激しくしていきます。これならどこに行っても、
どんなボードでも納得のターンができるようになります」
「そうですか、奥が深いです」
「”いつも波が違う”ということを念頭におくといいでしょうね」
「ありがとうございました。これで少しやってみます」
「がんばらずに楽しんでください」
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ビーちゃんことビーター。
ツインフィンモデルです。
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なんと!
『東京五輪開催』が決定しましたね。
東京オリンピックの翌年に生まれているので、
母が集めていた切手でしか記憶はありませんが、
バレーボールやレスリング、マラソン。
それはものすごく盛り上がったと聞きました。
暗いニュースが多かった日本ですが、
これで7年後が楽しみになりました。
俺はそのときは55歳。
サザエさんの波平さんよりも年上になっているのですね。
それまでハッピーサーフを続けられていますように。
ハッピーワッフルをいただきましたが、
どこを食べてもクマなので、
かわいそうでした。(涙)
すばらしい日曜日となりますように!
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