美しい丘の夕陽を撮っていると、誰かがトラックでやってきて

「ここは立ち入り禁止だぞ！」と怖い声色で現れた。

「えっ？嫌だなあ」

と振り返ると、それは新車を購入したばかりのスパーキーで、

「ジャパンはどうだった？」

とニコニコ顔だった。

彼と話しながら、俺は少し前まで地下鉄六本木駅や国鉄渋谷駅の喧噪にいたのに、

こんなに美しい色彩に包まれながらここで旅話をしているのが不思議だと感じていた。

まあ、こんなことも旅の醍醐味なのでしょうね。

４週間も置いておかれた錆太（サビタ）号も健在で、

錆びが進んでフォグライト部分が欠落しそうになっているけど、

なんとか走っています。

波は下がってしまったけど、セットでいまだに頭程度あって、この南うねりのしぶとい根性を物語っている。

こちらにおいてあるBD3もすこぶる調子がいいです。

AVISOのすごいのが、ご存じ精密なるクローン技術。

これは一度マジックボードを見つけたら同デザインなら他のボードも同等の性能となる。

以前ならマジックボードは壊れてしまうから普段乗らないで、ハレの日用に保管しておいたものだけど、

新時代というか、新世代ボードはこうして乗り倒すことができるのがすばらしい。

□

先日一緒にいたクリスチャン・ワックは、

「CJ10は大きなボード故に持ってくることができなかったけど、

自分のフィンさえあれば同セッティングで波乗りすることができるのがすごい！」

と千葉テッドさんのレンタルプログラムから借りたボードで予選を勝ち抜き、

ボンガとの決勝戦を戦って、世界２位となったことにも新時代を感じたのです。

でもAVISOならではのこんなエピソードもこれからもっと多くなるのでしょうね。

□

そんなことを考えながら昼食を求めにイシハラマートへ行くと、

NIGIRI SUSHI

の文字が飛び込んできた。

「おー握り寿司が発売になった！」と喜びながらパッケージを見ると、

それはこんなニギリスシ↓

ちょっと写真が光って見えづらいので、拡大図がこちら↓

日本の人ならおわかりですが、これは握りではなく、チラシ寿司です。（笑）

ギャラクシーなネーミングのイシハラマートにこころは成層圏外まで飛んでいった。（大げさか）

店内に「ナイトミュージアム２」の上映時間案内を発見。

ここは田舎なので週末と、水木の一日一回上映のみなのです。

↓今日父の日ということもあって、

一緒にBD3でタンデムサーフしたアニーがひとりで闘牛岬からノアのボードを持って帰ってきました。

BD3でタンデムはけっこう難儀でしたが、

すごいテイクオフをメイクして、ロングライドにマンライでした。

（マンライ＝満足ライディングcオガマさん）

これは一緒に波に乗るノアとカイラ↓

とてもすばらしい父の日となりました。

ありがとう！

■

Tweet