こんにちは、
どんな週末でしたか?
こちらはUSオープンの開催地ハンティントンビーチ(HB)に行き、
普段とは違う週末でした。
そのHBでは、
こんな大きな鱒が釣れていたが、
これで人を釣ろうというアイディアなのだが、
見ている限り不発だった。(笑)
「真理の滑走」。
または、
「ハングファイブ如来」
とウナクネ用語を使ってレポートした
ダクトテープ・インビテーショナルはこちらです。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56620
ハンティントンといえば、
ドッキーのSurf RXがあります。
もちろん行ってきました。
上の車は©maedamanが乗っているアメリカ号みたい。
OEC!
ドッキー師匠は、
”段ボール箱の廃材からサーフボード製作”
というプロジェクト中でして、
こんな蜂の巣状の内層をシェイプしていた。
完成品はこちらですが、
キテレツなアイディアです。
全体的にいびつなラミネート(グラッシング)で、
こういうのもあった方がサーフボードはおもしろい、
そう断言できるほど自由な素材です。
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サンクレメンテに戻り、
南端のサンオノフレに行くと、
週末だというのに駐車場待ちは10台ほどのライトな行列だった。
その先頭はこのボルボ・アマゾン(P120系)。
かっこいいなあ。
波は小さいですが、
風もなく、美しいセクションの連続です。
リースがキャッチサーフのスタンプを見つけ、
「うわ、これがビーターなの?」
「違うよ、ワンサイズ大きいスタンプだよ」
「見てもいい?」
「もちろん」
「うわ、重いね〜!こういうボードってさ、
重いのが良いのをキャッチサーフはよくわかっているね」
「そうなんだよ。
このモデルは製作段階で”最低何グラム”と掲げてデザインされたんだよ」
「だからみんな調子良いって言っているんだね」
「それだけではないけど、半端じゃないほどオモシロイよ乗る?」
「いいの?」
「もちろん」
そんなことでリースがスタンプ初乗りとなりました。
彼はロガー(ロングよりも大きいボードに乗る人のこと)なのに、
こんな5’0″をさらりと乗れるのがすごい。
こんなスラッシュまで決めて、大マンライとなりました。
「重たいと、調子が良い」
さすが知ってますね。
最近は重量というのがとても大切で、
軽すぎるとテイクオフが遅れるということを知りました。
なぜだかはわからないのですが、
きっと比重が大事なのだと思います。
今年の夏もパリからフランクがやってきた。
Bonjour.(ボンジュー)
Comment allez-vous?
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サンオノフレにはシャワーが5箇所あるけど、
フォードアーズのシャワーが一番きれいで機能的だってご存じでしたか?
それもそのはず、
このスコッティが毎日やってきて掃除して、
シャワー付近に壊れた箇所があれば直しています。
これは彼の趣味でボランティア。
「ここに来てくれた人が簡単にボードが洗えて、
ウエットスーツが脱げたら最高だよね」
今日は玉石を見つけてきて、
石での境界線造りをしていた。
こうしてブレイクを愛して、
そこに集う人のために何かをするローカリズム。
大切なことです。
逗子のサーファーズの岬波。
台風からのうねりに乗るのはキンちゃんこと曽根さん。
COLEレッキンボールの大ファンで、
今日もこのボードでマンライバレルをメイク。
Free Rideのショーン・トムソンに見えます。
西湘南からはNICKちゃんこと中村さん。
NICKちゃんは、
NATIONのシャンパン・クアッドで、
こんなに美しい波に感動したそうです。
タジ・バロウみたい。
そのNICKちゃんのメールに添付されていたのは、
大師匠の横山泰介さんと、故となってしまったnisiさん。
さびしいですね。
同年代の泰介さんのお気持ちを察すると胸が痛い。
これは先日インスタグラムに投稿したフォードアーズの夕陽。
すてきな日でした。
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