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USオープン/ダクトテープ・インビテーショナルという名の集会にウナクネ総帥と影皇帝が参加し「真理のままに滑った日」_祭型ウネクネ道でもあります_(2525文字)

こんにちは、

昨日お伝えしたようにハンティントンビーチでのUSオープン、

ダクトテープ・インビテーショナルという名前の集会レポートです。

でもコンテストはサーファー、

またはサーフィングに優越を付けるという観点に同意しかねています。

加えて、人混みが苦手なのです。

が、ウナクネ総帥と皇帝(影の)が参加するというので、

広報部長としては、

このことを広くみなさまにお伝えしようと感じたのです。

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サーファー同士がこうしてハイダブルファイブをしながら滑走するのは、

精神と物質の二つがつながった瞬間であります。

そんな集まりだと再確認した瞬間、

それまでの雲が晴れていきました。

天才クリスチャン・ワックことクリスちゃんが招待されず、

これについて多くの人から「なぜですか?」

と聞かれたが、

「スポンサー枠」

「地区枠」または、

「ジョエルと仲良し枠」から外れただけで、

別にクリスちゃんが、

ジョエルたちからいじめられているわけではありません。(笑)

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冠スポンサーはOPからNikeと遷移し、

そして去年からVANSとなりました。

時代を映しています。

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VANSのクラッシックなロゴも復活していて、

そんな歴史的なこともこのスポンサーの背景にはあります。

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このUSオープン・オブ・サーフィングというのものの実態を説明しょうとしていたら、

カリフォルニア市民の夏祭りだということに気づいた。

老若男女が海に集まってみんなで楽しむ、

そんなことが歴史になっていて、

波乗りが日常にあるということも関係しているのでしょう。

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さて、

ダクトテープ・インビテーショナルというちょっぴり秘めた集まり。

こちらはウナクネ総帥ことアレックス・ノストのマンゾクライディング。

ちまたで言うマンライであります。

じつはこの決め滑走こそ、

「四法印」のひとつ、

諸行無常印(すべて作られたものは無常である)

というハングファイブの印。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56083

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タイちゃん影皇帝ことタイラー・ウオーレンは、

諸法無我印(すべて実体がないものである)

というダウンザラインの印でマンライをめでたく結ぶ。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/55568

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マリブから来たチャド・マーシャル。

フィンファーストでこんなダンプセクションに行き、

斜面でノーズを回すという輪廻真理を得ていた。

根性と気合いがすごく、ログ界のジャイアン認定。

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Justin Quintal

東海岸からやってきたジャスティンのバックサイドファイブ。

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Yuta Sezutsu

ふらっふぃー雄太くんも日本から来ていて、

パラレルマンライでログ道の悟りを得ようとしていた。

(ふらっふぃー雄太くんについては、

このブログ後半部分にクリスちゃんのSMSを彼が代筆したことに由来しています)

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/36216

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Jared Mell

逆真流という名が付けられているが、

逆向きライディングの教え。

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Kassia Meador

カシア・ミーダーのファイブは美しい。

もし彼女がウナクネ教徒であったなら、

きっと彼女はアレックスと並ぶ偉大な聖者となったに違いない。

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その総帥のロックンロール、

フィンファースト・ウナクネ流。

正式名は

“カリフォルニア産ウナクネのフィンファースト・

ロックンロールフォルティシシモの総帥ソース

アウトサイドレイルのグラビング

満潮HBバックウオッシュを添えて”

という長い名前です。

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Ryan Burch

イベントというか、

この集会で一番のハングファイブ降臨。

ライアン・バーチ。

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アンディ・ニエブレスとタイラー・ウオーレンの師弟グライド。

それはまるで三蔵法師世界での玄奘三蔵と戒賢の関係にあるように思える。

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チャドとカシア。

このダクトテープ派の提案は、

波に一緒に乗ることを「シェアライド」として、と

ても縁起が良いことだとしている。

日本で言うところのワンマンワンウエイブは、

「あんなものは苦行である」

と開祖ジョエル・チューダー和尚が解説で言っていた。

さすがである。

他には

「身長プラス3フィートのボード」

というのがこの世界の入り口であるという戒律なので、

私は5’6″なので8’6″からが正しい。

ようやく9’0″の苦悩から逃れられた功績は大きい。

ありがとうジョエル。

「リーシュはもちろんリーシュプラグもあってはならない」

「シングルフィンだけ」

「12パウンド以上の重さがなくてはならない(約5.4kg)」

という四諦がなされていた。

さすがであります。

Must be a single fin

No plugs on board (leash or side fins)

3ft. over your head

12lb. minimum weight

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こんな大技シェアライドも見られた。

これこそが祭型ウネクネ道であろう。

すばらしい。

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アンディ(・ニエブレス)とタイちゃん、

そしてケリア・モニーツの3身縁起。

3はめでたい数字なのであります。

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Kelia Moniz

ケリア・モニーツ人気がすごく、

このようにいつも人垣に囲まれていた。

すばらしいことです。

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カシアを見てもそうだが、

女の子というのは素直だから、

好きな同性サーファーの元に訪れるという行為が多く行われていたように感じた。

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総帥のハングファイブ如来。

これは「真理のままに滑るもの」という意味で、

この現実のありのままの相を観じていくことを意味しているが、

実際のところその真意はまだわからない。

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総帥の教えを乞いに集う新弟子たち。

アナクネ認定。

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ビールの宣伝をしているが、

会場では売っているところが少なく、

これは去年の暴動を受けてのものだという。

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こちらのヤングガールズはよーく陽に灼けていて、

そしてレトロサイケが流行していました。

美白の反対。

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中学生くらいでありましょうか。

夏祭りのニコリンでありました。

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ということで、

全員マンライの、

そして何人かはここで悟りを開いたUSオープン、

ダクトテープインビテーショナルでした。

ふー。

でも広報部は人疲れしちゃいました。

読んでくださってありがとうございました。

また明日ここで!


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