カリフォルニアのすばらしいところのひとつにカルチャーがある。
それぞれの個性を重んじて、
さまざまなライフスタイルがある。
私たちのライフスタイルの基本はサーフィングで、
その良さは日々変化する波。
もっと言うと同じ波は二度と来ないので、
波予報次第で日々が変わるほど気にしております。
秋のフォードアーズに集まったのは、
リユニオンの横田りょうさんとジョー兒玉さん。
みんな波乗りが大好きです。
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さて旅で大事なのが音楽と本。
最近はラップトップを持っているので、
移動、待ち時間等を使って映画を観る時間が多くなっている。
最近ずっと見ていたDVD動画があって、
それは「みうらじゅんさんのマイブームクッキング」
それとこの『エクスペンシブ・ポルノムービー』。
とは言ってもサーフムービーで、
挿画程度にちょっぴりセクシー系が入るオシャレなサーフムービーであります。
ただエンディング曲はみうらじゅんさんを思いだすほどエロっぽく、
それがマイブームクッキングとつながるので、
世の中どうなるかわからない。
ということで、
みうらじゅんさんは安齋肇さんと
『勝手に観光協会』というのをやっているが、
私の今日は、
【勝手にムービーレビュー】を書いてみました。
他の業者さまもよろしければ勝手にお使いください。(笑)
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コンテスト主流の時代の中に、
自由で煌びやかな一筋の光が残っていた。
昔に夢を見たのは甘い波乗り。
それに耽(ふけ)りたい気持ちがある。
懈怠(けたい)の心が自身にマニューバーの跳躍を与えようとしている。
それは波乗りの豊満なのか、それとも飽満、
またはインスパイアかは私にはわからないが、
たしかに燃料となるものをこの作品から得はじめている。
自分にとって「気が合う」ようなサーフィング。
いやグライド、滑走。
奇妙だが、本能的な動きや滑り、
そんな波乗りがたっぷりと収録されているのが、
この『エクスペンシブ・ポルノムービー』。
クリエーターのティン・オンダの友人だったり、
スポンサーが選出した12人による波のクネ乗り記録である。
大事なトップバッターは、
私が勝手に「ウナクネ総帥」
と呼んでいるアレックス・ノストのウナクネ大全です。
的確なウネクネ。
原始ウナクネ。
自由ウナクネ。
ウナクネブギウギ。
そんなコトバが次から次へとクネリ出てくる。
ニューポートにチャーチでクネって、
サンオノフレでも。
総帥に敬礼。
感謝。
次は真面目なナチュラルフッター、デヴォン・ハワード@リンコン。
フルトリムからのステップバックターンにクラクラします。
そしてフォードアーズにたむろしているジャスティン・アダムスが開始後7分09秒から始まる。
なんとリンコン岬でサーフしているのではないか。
初めてジャスティンがまともな波でサーフしているのを見た。
陽炎のようなマニューバーと、
速度、そして永遠に続くような波壁が合わさると、
こうなるのかと感動し、
自分もバックサイドでウニューウニョーウニュとやりたくなる。
オルタナティブではマスター格のジャレッド・メル、
カバーになっているカローラにボード9本積みのJJも出てきて、
フィンファーストとハンズダウンのハンテンを見せる。
そしてどこもこの辺りで撮影しているようで、
それら知った場所にうれしくなる。
後半の驚愕事項としては、
トレバー・ゴードンのフィンレスサーフ。
これもリンコン岬であります。
オンダはこれほどまでにリンコン派だとは知らなかった。
そしてトリムテクニック系では最頂上であろう御ターンの数々。
すごい。
「影師の描いた夢」というタイトルを勝手に付けてみた。
さらにトレバーは続き、
21分39秒からバーオブソープ・サーフとなり、
その爽快さはまるで光耀(こうよう)そのもの。
こんなスーパーボールのような弾むサーフ世界をさぐってみたくなった。
信者が世界に何万人もいると言われているスコッティ・ストップニックが25分頃から登場。
これはハンティントンでの一回だけの撮影だったと察するが、
(または二回か)
エンディングは総帥をメインにデヴォン、デーン、
トレバー、JJ、ジャレッドと演者総出演となる。
そのすばらしさは、
まるでエロソングがモーツァルト40番となって聞こえてくるのでありました。
残念なのは[45分]と書いてあるのに39分で終わってしまうことで、
でもこれもカリフォルニアぽいなぁと感じたのであります。
(レビューおわります)
投稿を終えてから弊社スタッフが、
「このDVDウチでも扱ってます」
とリンク先を教えてくれました。
https://www.nakisurfshop.com/SHOP/16900.html
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郵便ポストを見に行くと、
なんと最新ゲーテ誌が送られてきていました。
表紙は錦織さんとジャガー。
クルマ特集ですね。
サブ特集はカリフォルニアとサーフィン。
これは私が撮影させていただいたカットが入っている号です。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56781
3アミーゴスのサンオフフレのオールドマンズ。
高島さんと本田さん、
そして稲本さんのお三人でした!
みなさんお元気ですか?
みなさん最高のサンオノフレを楽しまれましたね。
良かったです!
地元民のみが行くマイナーなエルヘフェ・カフェまでも掲載されていて、
なんだかうれしくなりました。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/58089
フォードアーズのスカッティシャワーにドッキー師匠も、
そして私までも紹介されていて、
ぴっかりうれしくなりました。
ありがたい号です。
こちらに来られる方はぜひ参考にしてみてください。
ブライアンのロングビーチ民宿も紹介されていました。
キャッチサーフのスキッパー6’0″を乗りこなしてます。
誌面が本当に濃い内容で、
NAKISURFユーザーのお名前も何人か発見しました。
みなさんすごいです!
そのおもしろさに創刊当時のポパイを思い出す。
ドリブ誌というなつかしい雑誌までもが突然蘇った。
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発表以来、
大人気をの極ハイパフォーマンスボード、
コールDBSのリンクをおいて、
今日のブログを終わります。
https://www.nakisurf.com/brand/cole/detail-dbs.html
WEDNESDAY
スペリングがむずかしい単語のひとつです。
私はウエドネズデイと覚えちゃいました。(笑)
それではすばらしいウエドネズデイをお過ごしください!
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