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naki's blog

2015 Vans Joel Tudor Duct Tape Invitational in Noosa Final_正夢となったウナクネ・ヌーサ大賞典_(2800文字)

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1964 Dodge Dart GT Convertible in Nassau Blue

キャッチサーフのヘッドデザイナーであるジョンのダート。

この車は今年生誕50年を迎えたのだが、

この美しいコンディションという事実がただただすごい。

DCIM129GOPRO

Catchsurf Beater Pro 54″

こんにちは、

いかがお過ごしですか。

昨日、そして月曜日のテクニック編へのフェイスブックでのLikeや、

コメント、そしてたくさんのメールをありがとうございました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

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そのNATIONと、

CANVASのティントグラッシングbyデイブ・ネイラー。

デッキとボトムを逆にしたリバースティントというのも登場し、

デイブの技術はさらに高まっています。

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先週オーストラリアのヌーサ・サーフフェスティバルがあり、

その看板イベント、

ダクトテープ・インビテーショナルが開催されました。

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Nation Sonic Boom 5’4″

これは#勝手にダクトテープをやっている私です。

「勝手に」なので、

ボードの長さが規定に達していなくてもかまわないのです。(笑)

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さて、ウナクネ総帥またはソースイボンザーこと、

アレックス・ノストもジョエル・チューダーに招かれて、

バリの杉本さん経由でオーストラリア入りしたのは、

以前ここに書きました。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/61046

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ヌーサ・サーフフェスティバルのはガールズ部門もあって、

こちらの優勝がこのメレ。

そして二位がカリナというフォードアーズ・ガールズたち。

しかもふたりともSeeaのメインライダーというのだから、

サンクレメンテのレベルの高さということに恐れ入りました。

さて、ウナクネ・ヌーサ大賞典、

じゃなかったダクトテープ・ヌーサ2015のファイナルヒート。

ログマスターでもあり、

ウナクネ信者であり、

クネリズムを崇拝する某ロングボード誌の辣腕編集長から、

このダクトテープや全てのヌーサイベントを毎日全観戦できる動画リンクをいただいた。

(末尾にリンクしてあります)

彼の視点はやはりウナクネ式で、

「良い波に乗ったことよりも、

いかにスタイルのあるロギングをしたかに絞れば良い」

ということでした。

さすが。

辣腕編集長のピックは、総帥アレックス・ノスト。

そしてジェイラッドことジョレッド・メルと、

(影)皇帝タイラー・ウオーレンの三人。

私も同様で、

クリスチャン・ワックを招待したらいいのに、

彼なら軽く決勝に行けるのにと思っていたのだが、

ヒアリングをしてみると、

この招待選手というのにも様々な政治的要素が絡んでいるようであった。

それはスポンサーだったり、国や州、地域の枠であったりしています。

そのダクトテープ・インビテーショナル2015ヌーサ編。

あいにく波は小さかったものの、滞りなく無事に進行し、

最終日のファイナルヒートまでやってきました。

そしてこの決勝ヒートが終了する30秒前に、

以前ここに書いた

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/61274

「ウナクネ杯」そのままのことが起きて驚いたので、

ここに特集します。。

正夢なのかも、または私がエスパー魔美なのか。

ダクトテープ・ファイナル終了間際にマザーミルク(トロイ・マザーズヘッド)と、

ここでおなじみタイちゃんことタイラーコーテーが乗りました。

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そのマザーミルクと、

タイラー・ウオーレン(タイラーコーテー)のシェアライド。

ここでマザーミルクがキックアウトしてインサイドに残りました。

彼は後半重要な役割を担います。

ライアン・バーチ(ライアンバーチャン)と、

アレックス・ノスト(ソースイボンザー)のシェアライドが始まった。

スクリーンショット 2015-03-17 10.39.36

[ウナクネ・ヌーサ大賞典・実況]

The 2015 Vans Joel Tudor Duct Tape Invitational in Noosa Final

終了30秒前、タイラーコーテーがハングヒールを決めた!

トロイオージーとクロスオーバーのシェアライド大賞狙いか。

次の波にソースイボンザーとライアンバーチャンが乗った。

ソースイ先頭だ!ライアンバーチャンが差した。

追うソースイボンザー、バーチャンがバックサイドテンだ!

ソースイ、クネるクネっている!

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ウナクネヒットをしてさらに加速だ。

正面スタンド前、ゴールが迫ってくる。

スクリーンショット 2015-03-17 10.39.57

さらにここで大穴のマザーミルクが乗ってきた!

スクリーンショット 2015-03-17 10.40.01

三ウナがゴール前。陸が近づく!

どうだどうだどうだ!

グリーンのライアンバーチャンに黄色のゼッケンのマザーミルクが重なる。

スクリーンショット 2015-03-17 10.39.37

マザーミルク、ここで落ウナだ、ラクウナ!

ゴール前でもつれている。

ソースイがクネクネっと前に出た!

ソースイボンザーが来た。ソースイが先頭!セントー!

優勝の行方は写真判定に委ねられた!

スクリーンショット 2015-03-18 9.16.44

こんな感じの競ウナ系のファイナルでした。

すばらしい。

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↑私流の「勝手にダクトテープ画像」。

 

modelc

(想像写真です。本気にしないでください)

さて、

クリスちゃん(クリスチャン・ワック)は、

夏のUSオープンでも招待されなかったのがよほど悔しかったようで、

どうしてもこのダクトテープに出場したくて、

招待選手でなくて出られるというひとつだけの枠を狙って、

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/60989

完成したてのモデルCを持って、ネコバスでヌーサまで行き、

ダクトテープの前哨戦である『ロガー・プロ2015』に出場した。

CW_noserider_pro2015

これに優勝すると、

ダクトテープの最後の1枠に招待されるという。

とすると、クリスちゃんはどんなことをしても優勝しなくてならない。

まさしく漫画のあらすじであります。

そしてクリスちゃんは、

軽くファイナルまで進んだそうです。

伝説まであと一勝。

CW_Noosa1

そしてファイナル。

完全なるウナクネテンや、

COOLグライドを披露したクリスちゃん。

全員がクリスちゃんが優勝で、

念願のダクトテープ出場を確信して、

それに感激していたというが、

結果が発表されると、

そこに何が起きたのかわからないが、

クリスちゃんは次点、準優勝だった。

CW_Noosa2

コンテストはあくまでもジャッジの主観によるものなので、

こういうことはいつものこと、あまり驚かないのだが、

もし優勝していたらダクトテープ16人目の枠に入って、

勝手にではなく、

突然ダクトテープに出場の巻だったのにと、

その伝説ストーリー的にはとても残念でありました。

下がそのラツワンさまにいただいたYouTubeのファイナルデーのリンクでして、

それは最終日だけで10時間26分にも及ぶ動画です。

ダクトテープのファイナルは9:48:00から始まります。(辣腕編集長調べ)

それでは長くなってしまいましたが、

すばらしい木曜日をお過ごしください。

明日またここで!