暦が秋となっても、夏日になることを残暑と言う。
米国では、こういう現象をインディアンサマーと呼んだ気がしたが、
ここに書くには曖昧なので調べてみた。
懸念通り少し違っていて、
「暦が冬にさしかかって、やってきた長く続く夏日」をそう言うのだと知った。
インディアンサマーにはまだまだであります。
Photo by Tuckertuna
波がありすぎる夏でもある。
ツナくんがもうすぐここに来るので、
珍しく興奮気味のSMSが彼から毎日届く。
Happy Birthday Miller!!
今日はブライアン・ミラー(miller0916)の誕生日であるので、
スターウオーズが好きだという彼の子どもに向けての画像提供をし、
昨夜は、
そんなミラーたちの話題をECことエリック・クリステンソンとしていた。
エリックはミラーたちが大好きなメインシェイパーであります。
エリックは超が付くほどの健康オタク。
話題は食べものの話となり、
今現時点で一番健康な食事は「ホールフーズ」だと言う。
このホールフーズとは、「そのまま食べもの」ということで、
例えば、バナナ、スイカ、豆、ご飯、ポテト、木の実等がそれ。
例えば動物性タンパク質は何日も体内に残留し、
さまざまな有害物質を体内で創り出してしまうということで、
彼はそれらを食べることを止めて(ビーガン)2年になるという。
牛乳などは違う動物の乳幼に必要なもので、
人間が飲むと体内のホルモンに影響を与えるのでとんでもないとし、
さらには豆や小麦は、必ずGMO(遺伝子組み換え食品)ではないか確認するべきだとした。
GMOは、生育に使用された強力な農薬や細胞操作物質を体内に採り入れてしまう。
現代は全て、これらが表示されているので購買の際と、
食事の際に気をつけるだけで、実際に金銭的な負担も少ないという。
結果、冷え性、不眠、胃腸虚弱、肉体疲労が改善されたと胸を張っていた。
エリックとは2年ほどのお付き合いとなるが、
メジャーリーグのエンジェルスの影のオーナーとされていて、
さらにはMTB(マウンテンバイク)のチャンピオンだったりもするので、
その彼が言うのだから間違いも揺らぎもないと確信するに至った。
そんなことを聞きながら食べたこの豆腐ケール・タイカレーは、
とても滋養がある気がして、とてもありがたい気持ちになったのです。
GMOはノースハワイ(カウアイ)に大農園があって、
深刻な環境汚染を引き起こし、
政府を巻き込んでの大問題になっていたので、
すでに知っていたので断ち切っていたが、
これを正しいとすると、動物性タンパク質はおろか、
その脂肪分までもが(生クリーム、カルビ、豚バラ、鶏手羽等)好みなので、
これから真剣に食べ物に気をつけなくてはならないと感じた。
で、今日誕生日のミラーにも「チキンもNGだとエリックが言ってたよ」と伝える役となった。
でもこうして友人の食べものまでを気にしてくれるのはとてもありがたいし、
このエリックは毎日、何年もかけて記事や研究等を読み尽くし、
吟味し、凝縮した情報のみならず、
自分のライフスタイルのためになることなので、
ただただありがたく拝聴させていただいた夜でありました。
Photo by Brian Miller
さて、通常のカリフォルニアでの9月は、
ジャージのフルスーツという選択のみだった。
しかし今年はーーここにお伝えしているようにーー
折からの記録的なエルニーニョ気候のために超が付くほどの温水となり、
ウエットスーツ・タッパを着るか、
トランクスとTシャツだけでサーフするかの選択となっている。
タッパかTシャツ。
背中部分をウエットスーツ生地で保温できるのはとても温かいものだ。
この水温23−25度。
白人はTシャツでサーフしていても全く冷えないどころか、
風呂のように熱いと言うが東洋人には少し冷える。
逆に彼らの風呂(ジャグジー)はこちらには少々冷たく感じる。
つまり私は東洋人100%なので、水温25度あっても体は冷える。
遠泳等でずっと泳いでいれば、
またはパドルし続けていれば問題ないのだが波待ちのときに冷えてしまう。
それならタッパを着ればいいのだが、
「ウエットを着なくても良い水温まで上がっているから少しくらいは無理しよう」
そうやってTシャツでサーフすることを繰り返していた。
ブルブルとまでではなく、
ヒンヤリ冷えて上がってきて納涼サーフ、
ヒンヤリサーフという言葉を得たと独りごちる。
そしてそれから2〜3時間はクーラーがなくても暑さが気にならなくなる。
ヒンヤリサーフをした後は一日を気持ち良く過ごせるのが良い。
夏の話をしていて、冬の話題担って恐縮だが、
弊社NAKISURFに今年版のインナースーツが届くという。
フルスーツの下に着用して、保温力を倍増するというあれです。
おかげさまで、
毎年シーズン前には売り切れてしまうNAKISURFのキラー製品であります。
https://www.nakisurf.com/wetsuits/z1surfsuits/inner/
人気の秘密は、4シーズン目となることで、製品自体の品質向上が挙げられる。
真冬用のウエットのみに使用していた超品質スーパーファーベストマグマを背中全面に使用したり、
裾からの水はけを良くするためにこの箇所を折り返しではなく、切り返しとしたり、
細かい仕様にこだわり続け、
使用され続けているサーファーたちの意見を反映させた内側の鎧なんです。
このインナースーツをお持ちの方も多いでしょうが、
冬だけでなく、夏にも着ることができるじつに優れものだということを思いだした。
とすると、今、Tシャツとトランクスの下に着たら、
またはトランクスの下に着るだけで、
もう少し水温が冷えても大丈夫だと気づいた。
そういえば先日、教会岬を攻めた三村さんがこのやり方でサーフしていて、
なるほど写真を見ると、トランクスにラッシュガードで寒くないのかと感じていたが、
そのような秘密となっていたのですね。
発売日までお待ちください。
これはトランクスとタッパーの下にインナースーツを着て、
水温19度の季節にサーフしていた画像です。
汎用性が高いインナースーツ、公式発売日までお待ちください。
嵐は去って、また夏日がやってくるという。
暑いのに辟易していたところに大雨がやってきて、
晴れることのありがたさ、そして太陽のすばらしさを再確認した日であります。
それでは、みなさんもすばらしい日としてください。
今日もありがとう。
今日にありがとう。
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