これは昨日の土曜日の夕陽で、
それは美しいカリフォルニアの夏(秋)日だった。
前日まで撮影仕事をふたつこなしていたので、
シャカ・カラニ_RVCAオフィスでブロフィとレオくん_エド・テンプルトン_ケビン・アンセル_バリー・マッギー_フィル・エドワーズ_(1769文字)
ーー昨日書いたようにーー
朝はラグナでカラちゃん先生たちとショアブレイク特訓して、
Joel Manalastas International Ultra Kook Leader
and Kalani Robb (GoPro/KNEKT)
それからコスタメサに北上し、
さらには75マイル(120km)先のベニスビーチまで行き、
夜まで撮影して、それからサンクレメンテに戻ってくると、
例によって深夜のフリーウエイ工事による大渋滞にはまり、
しかも降りるランプ(出口)までが封鎖されていて、
結局戻ってこられたのは、
ラグナに出発した時間から20時間が経過していた。
たっぷりと寝ようとしたが、
いつも起きる時間(4時)に目覚めてしまい、
趣味のウナクネトレーディングカード製作に勤しんだ。
で、土曜日なので、ランチ後、
軽食を持っていつものように夕方サーフし、その後に見た夕陽がこれ。
数日前に故アンディ・アイアンズのウナクネトレーディングカードを編纂している際に、
「アンディはやはりいない」
そんなことに気づき、
さらには仏教用語である『諸行無常』という言葉が浮かび、
こういう美しい夕陽を後何回見ることができるのだろうか?
そんなことを思い、バンの中から携帯でこの色彩を撮った。
波も儚いが、
もしかすると波は永遠のようなもので、
自分の人生の方が儚く、
夢を見ている時間が少ないことを改めて知った。
「明日は(もしかしたら)いない、会えない」
マット(・アーチボルド)と会うと、いつもそんな気持ちとなる。
Matt Archbold 2016 October
そんな生の原則を知ると、
ハードコアサーフィングの化身であるマットが、
フィンレスビーターや、ビーターツイン、
そしてオディシーログでサーフして、
ウナクネ系になったことも不思議ではないのかもしれない。
Christian Wach on the nose.
#canvas 9’10″Noserider
総帥 on Mid-length
上記した『諸行無常』をきちんと解説しようと調べてみると、
この世の全ては、姿も本質も常に流動変化するものであり、
一存在は同一性を保持することができない。
「諸行」は、この世の一切の事物と現象。
「無常」とは、一切は常に変化し、不変のものはないという意味。
深いが、波も同一なので、
すばらしい波は常に記憶に刻まれるということが似ていると感じた言葉である。
ウナクネ語認定。
□
枝豆
焼きパプリカ
焼きニンジン
キャベツのコールスロー
5種のキヌア
蒸しゴールデン・ビーツ
(味付けはコールスローのみ)
いつもではないが、
こんな食事をすると体内が清浄されるようで、
そして精神(心)も少し澄んできた。
ウナクネトレーディングカードを製作することによって、
故人のことに触れることが多くなってきて、
なぜか心がザラザラしてくる。
ブルースにとって兄の死は、
ずっと彼の背中を見て育った彼のやる気、
そしてその偉大さや思い出からサーフィングへの情熱という炎を一度消したものであり、
けれどまた海に挑むことに戻ってきたブルースの瞳は、以前よりも澄んでいた。
この世の中は、なにかと競争社会ではあるけれど、
王の位まで達しているのに関わらず、もう競争しないという意識を持ったブルース。
彼はこれから何か、
もしかしたら私たちウナクネ道に大きなプレゼントを創ってくれているのかもしれない。
さあ、新しい週のスタートです。
しかも2016年も残り68日間となりましたが、
冒頭に書いたように、まずは今日を生きなくてはならない。
楽しく幸せに、そして大好きなサーフィングのことを想って。
Have a wonderful day!!
◎