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トーキョーカルチャートさんで『Monkey’s BOOKS & GROOVES』ガレージセール本日より_エキゾチックなキャッチサーフ展示会2017春_(2556文字)

伊豆へのショートトリップは、

昨日のブログではないが、

「鯖一郎の春」

というサブタイトルが付くほど記憶に残る旅となった。

菜の花、たくさん咲いていました。

次は河津桜ですね。

楽しみです。

また道の駅でランチとしよう。

Photo by Saint Karu Chan / Hair California

利島が後ろに見えるが、

フィンレスの世界観とかけて、

『フリー瞑想』としてみたが、いかがだろうか?

Katase, Fujisawa

片瀬から見る境川。

このほんの少し上流に柏尾川が流れ込んでいて、

そこの地名を川名と言い、

近所の新林(しんばやし)公園で青年になりたての私がバス釣りをしたのは今は昔。

伊豆から湘南、そして東京。

まずは話題のパン屋さんに行き、

シベリアやメロンパンを買い求める。

この米粉の食感をパスタに活かせたらとんでもないことになると、

食品業界の人のようなことを考えながら原宿に。

私が毎年お世話になっているトーキョーカルチャートby Beamsさんでは、

本日より

『Monkey’s BOOKS & GROOVES』のガレージセールが始まりました。

http://www.beams.co.jp/news/254/

「天才編集者だった川勝正幸さんを偲んで」

というサブタイトルのおもしろ展示です。

こんなすばらしい編集者がいた時代、

そしてその天才川勝さんの作品群が並ぶ。

1989年にデニス・ホッパーだなんて、

すばらしすぎる。

その彼が所属した編集部からの書籍やポスター、

販促品コレクションであります。

なんといとうせいこうさんのトークショーなんてのもあり、

さすがカルチャートさんだ、

さすが永井さんだと感激した次第であります。

ウナクネ作家としても知られる「しりあがり寿」さんが、

川勝さんについて描いた原画まであり、

私の財布の紐はゆるみまくったのでありました。

そのまま千駄ヶ谷に流れていき、

ロン・ハーマンさんの裏手にあるキャプテンズ・ヘルムさんに。

なんと、まだ未公開のバリー・マッギーの新作

『サイドバイト・オディシー』が入り口に掲げられていた。

これは”スモールサイドフィンだけ”といういわばフィンレス家系に属するボードデザインなのだが、

これをバリーと作ったキャッチサーフ社はまだいいが、

日本の、しかもキャッチサーフの2017年展示会の入り口、

つまり看板であり、方針であり、さらには真理がここに表現されていた。

真性ウナクネなのか、

または時代を超先取りしているのか。

ちょうどJさんと一緒だったので、

私が大好きな古舘伊知郎さん風の

“つぶやきアナウンス”をささやいてもらいながら会場内へ。

「さぁ、この千駄ヶ谷に突如出現したウナクネ空間、

それを切り裂いて、ウナクネ広報部長がいよいよ入ってまいります。

生誕の地サンフランシスコを、

NYを、そして世界を手にした天才アーテイスト、

バリー・マッギーの提案する魔性のサイドバイトモデル、

オディシー2017を横目に見ながらの入場です」

おっと〜、ビールを飲んでいる人だらけだ!

噂のクラフトビール、セントアーチャーでありましょうか。

ここに一人だけバドワイザーを飲んでいらっしゃるのは、

「日本プロサーフィン連盟」の顧問の腰添健さんだ〜。

オゴチャンは見えないので、

もしかしたら酔っぱらって倒れているのでありましょうか?

三蔵法師の代理人も健さんと飲んでいる〜。

この品格のある街ナンバーエイティーンとされる千駄ヶ谷。

午後3時のキャプテンズ・ヘルムは「エキゾチック・ジャパン」そのものであります。

さあ、濃密なウナクネ伊豆旅行の後にこのウナクネを掲げる展示会にやってきた広報部長、

会場内でさらに驚くべきことがありました。

そこにはなんと、

キャッチサーフの新作の全てが屹立(きつりつ)して立ち誇っています。

これらは魑魅魍魎(ちみもうりょう)の山脈、

そしてハッピーサーフィングを顕す品行方正軍団の化身であります。

ここにはトランプ政権も微笑むUSA製品の数々が、

米国製のサーフボードが所狭しと立てかけられております。

さあ見つけました。

これはオディシーログの新色だ。

プランクの新色だ。

プロモデルの充実だ。

2016年モデルを持つ一級焚火師ヤスくんはもちろん、

昨日19年ぶりに鯖から鰻になった洋一(YO1)くん、

そしてベンチュラハイウエイ セイジも驚愕しているであろう。

寅さんの口上で名を馳せたしょう寅杉本さんも羨む陣容だ!

やばい、やばい、やばすぎる〜!

昨年品切れが続いて、手に入らなかったキャッチサーフ。

これは平成のCS飢饉とされましたが、

今年はこのようにボードがあふれていますね。

山本さん、これをどのように見ますか?

「あー、ぼくはね、昔NAKISURFのグライドアテンダントだったけど、

これからはキャッチサーフでグライド三昧しますよ」

おっと、これは山本さんではなく、

奇跡の復活、

三途の川から帰還した池田潤さんが解説席にいるではないか〜!

さらには大阪本社の問答無用の仕事師である野村さんに、

ジャパンツアーの際は苦悩の添乗員と化していたユージ金澤さんまでもがここに!

カラニや国際営業部長のジョエルたちは、

ユージさんに連れていかれた鵠沼の炭火焼肉『月波』を高評価していたのは真夏の夜の夢。

今は昔、季節は春となって、道の駅の鳥そぼろ弁当がうまい南伊豆だった。

こちらはさらに貴重だった芸術品であるスキッパーフィッシュ各種、

そしてビーターPRO、そしてキャプテンフィン各種が並び、

ここはまるでウナクネ師たちにとっては、

ルーヴル美術館か大英美術館と見間違うかという様相を帯びてまいりました。

右から、キャッチサーフ王国を東京で築いたMARの佐々木さん、

そして前出した帰還兵池田潤ちゃん、

首謀者である禅師カツさん、

さらにウナクネ界の貴公子と言われる吉川さん、

伊豆旅行でさらに人気を拡大した聖式カルちゃん、

そして広報部長の私。

風が強くなってまいりました。

まるで台風です。

吹き飛ばされないようにご注意を。

私は干してあったウエットスーツが空に舞いました。

それではHappy Friday!!

もう週末ですね。

旅の間、たくさんの人にお世話になりました。

明日お会いする人にも、

どうぞよろしくお願いします。