おはようございます。
今朝も月に照らされて、さらに照らされて、
まぶしくて深夜に起きた。
月側が晴れているのにその反対側は雨。
これは『月の虹』を撮れるかもしれない!
とカメラを積んで「丘」まで向かった。
まだ4時にもなっていない。
丘に着いて、月を手持ちでなんとか撮っていく。
暗いので、ISO感度を上げないと手ぶれするので、
ISO640と設定する。
こうして光源である月がまんなかにあれば問題はないのだが、
雰囲気を出そうと思って、広角レンズを使うと暗すぎて撮れなくなる。
ISO感度を1600まで上げて撮っていく。
そういえばこのカメラは常用ISO感度が3200までだが、
キヤノンから12月に新発売になるデジタル一眼は
常用ISO感度100-12800。
そして拡張102400までだという。
技術の進化は日進月歩というけど、
もうそんなことを超えちゃって、秒進日歩となっているとさえ思えてくる。
ISO感度102400となると、暗闇でも真っ昼間のように撮れるはずです。
とすると、これからの時代は暗闇を撮りまくり、
幽霊を写す写真家が増えそうだなあ。
とハロウイーン翌日ならではのことを考えて、
虹が出るであろう方向を試し撮りしていた。
絵みたいな空ですね。
この後、雨となって、
月の虹は次回にお預けになったけど、
撮れたらここに報告しますね。
□
明るくなるまでマーボーさんとスカイプチャットしていた。
.
俺:まーさま
まー
まあ
ぼう
さん
.
Mabo:はい
.
俺:へへー
(D先輩風にね)
マーボーさんには紫綬褒章のオファーはありましたか?
.
Mabo:僕にはありません
.
俺:そっか、昨日ね、てきとーにカレーを作ったらおいしかった。
本当においしかったんだ。
でね、こういうのって、てきとーでいいんだなって、カレーに教わったんだ。
おどろいた。
でね、みうらさん(D先輩)は思うわけよ。
仕事を終えて、極楽湯に行ってきて、
丸山台に浮かぶ湿気を帯びた月を見ながら食べる酢イカの味にしんみりして、
「世の中てきとーでしょ」
と、そんなことを言っているんだと思うよ。
これも哲学だね。
月は見えている?
.
Mabo:はい。
くっきりと満月が見えております。
.
俺:でもさ、紫綬褒章をもらったからって、月を操れるわけではないし、
何も変わらないよね。
そんなことを考えてみると、「てきとー」がすばらしい言葉に思えてくる。
世の中ってそんなもんじゃないかなあって。
.
Mabo:ありがとうございます。
.
俺:だから気を落とさずにね。
あっ、ヴァイオリン協奏曲「循環する風景」が流れている。
.
Mabo:パッヘルベルですか?
.
俺:交響曲第5番「熟成する時間」もあるとよ。(福岡弁でね)
.
Mabo:誰ですか?
.
俺:一柳慧さん。
.
Mabo: Oh My Budda!!
.
俺:そろそろ海に行くよ。波大きいんだ
.
Mabo:こっちは風びゅんびゅんです
.
俺:ではまーちゃん行ってきます。
.
Mabo:ぜひ!
BYE
□
と、紫綬褒章をもらえなかったマーボーさんを勝手になぐさめて、
夜明けを過ぎてから長老フレちゃん家に向かう。
D先輩家に忘れてきたフィンを航空便で送ってもらい、
ようやく「お好みセッティング」が復活したBD3を積み込みイザイザと出発する。
この大きな北西うねりで、プアキニキニリーフが良さそうだという。
フレディ家の下に降りると、
往年の名サーファー、マックス・マディウスがいた。
ここは彼の実家であるという。
彼とは昔々のミナミカップ(鴨川)で会ったことがあり、
それは22年前だったのだろうか。
いまだに現役でサーフィンをほぼ毎日しているマックス。
今から考えると、この島から日本まで来ていたのですね。
闘牛岬前を通ると、ブルース・プリー、
ブルース・イシノ、ファーギー、ピートたちの車が停まっていた。
特にピートとファーギーは毎朝夜明け前から入っているので、
こんなに長い時間サーフしているということは。。
と、長老フレちゃんは車を停めた。
どうやら闘牛岬が気になって仕方がないようだ。
でも俺に気遣い、
「ちょっと見てこようか?
10分くらいだから波を見てこよう」
と言うのだが、ここで波を見に行くのって面倒だから俺もフレちゃんに気遣い、
「ひとりで波乗りに来ていると思って、行動してくれればいいですよ」
と伝えると、やはり闘牛岬でサーフすることを決めたようだ。
大波プアキニキニでサーフすることを決心してきたのだが、
なかなか思うようにいかないなあ。
「がっかり」が顔に出ないようにしながらワックスアップし、
フレちゃん近影も撮った。
フレちゃんは無類の闘牛岬波のファンだ。
西側に行くということは、この前を通ることとなり、
俺にとっては「鬼門」となり、
フレちゃんには「天国の門」となる。
ひさしぶりに二機揃ったBD3双生児。
つまり5’0″モデルであります。
いつもボトムをピカピカにしているフレちゃんに
『アクアノイド』を進呈して試していただいている。
「最初のターンの走りが違う」
「全く信じていなかったけど驚いたな」
というインプレッションで、
中根博士を喜ばせる報告となりました。
で、その闘牛岬はセットで頭程度。
「うねりの向きが南南東のみ」
ということで、
闘牛岬にはベストなうねり角度ということで、
それはすばらしい波となった。
その後、プアキニキニに行ったカラニがやってきて、
向こうは潮と風が合わず、
仕方がないので、みんなはトムクンズでやっている状態だという。
「うほー行かなくて良かった!」
と、してやったりのフレちゃん。
俺は少し安心して、その長い斜面にBD3を傾けていったのでありました。
さらには「人生で一番」というノーズライドも決めて、
世の中何があるかわからないものだなあ、
としみじみしながら熱くなった浜を歩いて帰った。
□
オフィスにやってきてメーラーを開くと、
umi cafeの一平くん夫妻より
「みずきちゃんとMIOくんの結婚式日本編画像」
が届いていた。
さらに式はこれから世界中で開催される予定だそうで、
ロシア、フィンランド、ルーマニア、ギリシャ、
スペイン、イタリア、フランス、イギリス、エストニア、
オランダ、スウェーデン、スイス、リトアニア、コソボ、
ノルウェー、ドイツ、アイルランド、エジプト、
セネガル、ガーナ、ナイジェリア、カメルーン、
エチオピア、ソマリア、ジンバブエ、マダガスカル、
レユニオン、オーストラリア、ニュージーランド、
ジャカルタ(インドネシア)、バリ、スマトラ(インドネシア)、
シンガポール、マレーシア、フィジー、トンガ、
サモア、サンフランシスコ、サンディエゴ、
カボサンルーカス(メキシコ)、アカプルコ(メキシコ)、
カンクーン(メキシコ)、グアテマラ、エルサルバドル、
ニカラグア、コスタリカ、パナマ、コロンビア、エクアドル、
ペルー、ブラジル、アルゼンチン、チリ、
ドミニカ、キューバ、フロリダ、ニューヨーク、
トロント(カナダ)、アンカレッジ(アラスカ)、
モンゴル、インド、タイ、ベトナム、
マカオ、フィリピン、台湾、ソウルと世界を廻るという。
さすがフエダ王国の王妃と王子だというエピソードですね。
それにしてもタイプするのに疲れました。
おめでとうございます!
(これは情報提供主がGさんということで、
100%ジョークとわかったのですが、
それにのってみました。笑)
□
昨日のハロウィーンの仮装はアニーが魔女、
近所のカヴァイが女装し、イサがサルサ・ダンサー。
ちょっと遅れてやってきたノアはパニオロ(ハワイアン・カウボーイ)という内容でした。
これを見ると、ノアは帽子をかぶるだけの仮装で、
いかに興味がなかったかこれでわかるというものだ。
□
先日の台風20号で起きた漁船8人が乗った遭難事故があった。
「八丈島近海、8人乗り漁船と連絡取れず。海保が捜索」
というニュースを遭難時から知った。
なぜ佐賀県籍の漁船が伊豆の下田から出港していたのか、
キンメダイ漁の方法等、
を学習しながら毎日何回もニュースを追っていてた。
そして船長1人が救命イカダで発見されたが、
心肺停止の状態。
水死だったという。
朝日新聞のニュースの見出しはこうだった。
「不明漁船か、船体発見。救命いかだに遺体、船長と確認」
さらにその後、
「転覆の船内から男性3人救出。八丈島沖、船内に4日間」
となり、
「第1幸福丸から生還した乗組員3人」
という救出後の詳細を読んで、
「俺に耐えられるか?」
と自問していた。
『あきらめない精神力』
と考えることは簡単だが、
実際に転覆した船内に監禁された状態で90時間。
真っ暗で、飲む水も食料も一切なく、
外は大海原、
しかも台風の大波が2日間。
足下には水が迫り、
いつ沈没するか、という状態で、
さらには空気がいつまで続くのかすらわからなかったという。
「3人だから助かった」
と言うが、無我の境地に達していないと無理だったのだろうな。
精神力を本気で磨いておかないと、
と強く思わせてくれた事故であります。
□
あっというまに11月です。
今日の満月パワーを感じていますか?
満月は望月とも言いまして、
『願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃』
という歌僧西行法師の歌で知られていますね。
ちなみに
『西へ行く 人を慕うて 東行く 我が心をば 神や知るらむ』
と歌ったのは東行( 高杉晋作)でした。
北半球では東が朝陽の方向だから、
俺も東行きの方がいいなあ。
今日もありがとう。
満月にもありがとう!
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