Catch Surf Skipper Fish 6′ Knubster fin (Minimal)
@X
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「そら燃えるかな?」
「タキビシがいないと燃えないんじゃないですか?」
「そんなわけないですよ〜」
「本当なんだから」
「でもいないけど、燃えはじめてますよ」
「どこかにいるのでは?」
「でも燃えませんね。本当だ」
そんな会話をしていた昨日の夕方。
昨日はというか、昨日もエックスデイ。
小波だったからさらに超小波なので、
干潮時は無人マンライ続出だった。
杉本さん夫妻が来ていて、
それから夕方になって、
シギーくん、河合さん、マーちゃんが順で登場して、
サバリバXセッションとなった。
(サバリバ=人の集まるところ。ハワイ語で言うHonolulu)
「タキビシは、
上陸のことを『無上の悟りを開くこと』と定義しているけど、
本当にそんな気持ちになってしまうんだよな」
「そうなんですか。上陸だなんて気にもしていなかったです」
「波の最後はむずかしい。特にここのインサイドは浅いから難易度Sだね」
「そのSはサバのエスですか?」
「その通り!(サバーのポーズ)浅いと、うねりの速度が弱まるから遅くなる」
「遅くなると?」
「乗ってくるのがむずかしくなる」
「そうなんですね」
「バランスと直感力が試されるよ」
「やってみます」
「タキビシはこの上陸について詩なんかは書いていませんよね」
「それがあるんだよ」
「え!」
「これこれ、読もうか」
「はいぜひ!!」
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焚き火詩
『ウナクネ信徒への手紙二 』
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上陸はジョウリクと読んでもいい
それは「さとり」(証、悟、覚)と同じ意味
その字義は「陸に到着すること」
その字義は「乗り上げた状態」
すなわち波乗りが終了すること
サバリバ・タキビーサバー
サバリバ・タキビーサバー
サバリバ・タキビーサバー
その意味で、寂静と名を変えてもよろし
ワタクシの本能から起こるこころの迷い
明滅するこころの動悸
全てがジョウリクで霧散する
全てがジョウリクで霧散する
アウグスティヌスか涅槃寂静かはウナクネに委ねる
アウグスティヌスか涅槃寂静かはウナクネに委ねる
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閑話休題。
うおー!
本屋さんに行くと、
発売日(10日)前なのになんと!
BLUEとNALUが揃って発売されていました。
両誌ともに連載コラムを書いております。
よろしければご覧になってください。
エックスでパワースライド。
20歳のときに練習していたことが今役に立つとはと、
感慨深いし、世の中不思議です。
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