自然からは、
偉大なるメッセージを受けるときがある。
この日は天気が悪く、朝から真っ暗だった。
正午になっても曇。
南風も強く、冬嵐の予感のような気候だった。
それでもミラーがやって来るからと、
フォードアーズまで行くと、やはりというか無人。
私たちは何本もの美しい波に乗り、
ふと気づくと、
普段は大混雑しているオールドマンズが、
たった数人しかサーフしていなかったので、
「あっちに行こう!」
そう言ってパドルアップしていった。
陽が沈んで、ウエットスーツを着替え終えると、
この信じられないような視界が拡がっていた。
周囲には件(くだん)の嵐もあって、
ほんの少数しかいなかったので、
現場にいた人全員が立ちすくんでしまった
こうして稀な夕陽もある。
波乗りが、友が見せてくれた宝石のような日。
再来年(来年のは決定済み)カレンダー候補決定です。
先日、
私のオフィスにCJネルソンがやってきたと、ここに書いた。
急がば回れのノーズライドとチューブライディング_CJネルソンとライアン・イングル_メキシコ・ソウルフード_タイラー・ウォーレンのウイングロゴが創られた日_(1557文字)
その後、
キャンバスのサーフボードを支えるライアン・イングルという博士が来た。
何の博士かと言いますと、サーフボードの博士です。
自称でもなんでもなく、
かなり昔からそんなニックネームが付いたようです。
似ているのにドクター、先生とありますが、
それはハンティントンのドックのことも同じ意味で使われています。
(彼の本名はジェフ・ラウシ)
さてライアンに話を戻しますと、
彼はコンピューターシェイプ創始期から、
肯定的にオペレーターとして関わっているシェイパーでもあります。
ハンドシェイプ歴もあるので、
タイラー・ウォーレンたちとも話が合う。
彼が来たときに話したのが、
「ターゲット浮力のこと」
私がミッドレングスに乗るようになり、
波を滑る浮力体の速度が増すばかりか、
攻略できていなかった海賊岬の波が突然見えた。
これはミッドレングスさまのおかげだと、
ボンザー明神のお告げに感謝を捧げたことも話した。
「取り憑かれるほどの魅力を持つボンザーとは?」
「回頭性と加速度の関連」
「ミッド・ショートレングスのボードという概念」
ミッドショートボードは、
ミッドショーと略せるので発音しやすい。
これが定着すれば、現在のミッドレングス派と、
ショートボード派のギャップを埋められる。
「CJネルソンのこと」
「ロングボードのこと」
「3ストリンガーのこと」
で、その翌日ライアンは、
こんな同一ボードを2本作り、
1本は7’0″、
もう1本は、6’5″程度のミッドショートだという。
これらはまだプロジェクトの域を出ていないのだけど、
モデル名が『Connector コネクター』となりました。
完全にコンセプトボードですが、
完成したら私とライアンが乗って、
その感覚をみなさんにお伝えいたします。
北に向けて移動中です。
あと700km行けば最初の目的地です。
Have a wonderful Tuesday!!
すばらしい火曜日をお過ごしください!
◎