Catch Surf Skipper Fish 6’6″
J.O.B. Edition
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巷の話題といえば、パイプラインマスターズ。
キャッチサーフチームのJOBこと、
ジェイミー・オブライエンが、
ワイルドカード枠で出場するという。
同チームとしての祈りと応援を込めて、
昨日から彼のスキッパーフィッシュに乗っている。
波がずっとあるからか、
いつものことなのかはわからないが、
今朝も無人だった。
冷たいオフショアがガンガン吹いていて、
これはこの地方の季節風だという。
寒い。
けれど気温は27度もある。
強風なので体感気温は低い。
しかもハワイのトレードウインドと同角度と、
同じような強さで波壁をあおってくる。
そうなってくると、
海底のリーフもかなり同一なので、
まんまバックドアみたいな波になっている。
例によって、
私と鉄人ミラーとの体力勝負もあって、
今日も9時間半もサーフしたわけだが、
ブレイク周辺は、
最大人数でたった5人というドリームセッションだった。
この波の写真を受けたキャッチサーフチームのカラちゃんこと、
カラニ・ロブによると、
「大荒れのノースショアよりも1000倍イイデス」
そんなうれしいことを言われて、
エヘンと胸を張ったのはここに書くまでもありませんね。(笑)
この黒砂海岸(プラヤ・ネグラ)村は、
商店一軒、教会一軒、
レストラン1軒、そして朝食屋が一軒だけ。
それだけ。
後は馬と、サルと犬と鳥、蚊がたくさんいます。
信じられないが、
まるで昭和20年代の村という風情があるところ。
だが、波とコンディション、
そして水温28度、最高気温35度という真夏気候だったり、
今日のような終日オフショアという響きは、
サーファーにとってユートピア(理想郷)のようであります。
波にもずいぶん慣れてきたので、
小さな自作ミニマルフィンでサーフし、
冒頭の写真を得たわけだが、
小さなフィンでの滑走速度というのは、
この波質になってくると、
倍速に感じるほどワイルド&スリリングでした。
鉄人ミラーは、
メインライトにいたと思えば、
奥のレフトに行ったり、
または私たちが新しく見つけた岬波でやっている。
彼は1日中走っていられるという超人的な体力で知られている。
だが、
これは波乗りだけではなく、機材を持っての往復2km、
サーフして、泳いで写真を撮ってという毎日だから、
「これはミスター・ミヤギの修行以上だ」
(邦題ベストキッド/原題:The Moment of Truth / The Karate Kid)
そんなことを言って笑わすが、
完全にサーフ強化合宿そのものの毎日で、
メンバー全員のぜい肉は、
ついに削ぎ落とされたところだろう。
ナッキーはサーフ歴1年半。
まだダックダイブ(日本だとドルフィンスルー)もきちんとできない。
(スキッパーフィッシュ6’6″だからさらにむずかしい)
けれど、
私たちとこんな波も半ダックダイブ状態で何発も喰らっている。
本人はめげないらしく、
どんなに波を喰らっても必ず沖まで行って、
1本乗ってから戻ってくるので、ミラーが
「サーファーの鑑だ!」と感激していたことをここに。
さてさて、
ベンチュラ・セイジ家族が、
例のカリフォルニアの広域山火事から避難してきました。
「避難民ですが、強化合宿に参加させてください!」
そんな決意があるようで、
早速ライトでお手並み拝見。
Sage Ventura Morimoto
Tyler Warren’s Bonzer Disk 6’5″
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いきなりやってきて、
このドロップはすばらしい!
さすが四国の河口で育っただけあります。
このタイちゃん印のボンザーディスクについては、
以下のリンクが詳しいです。
ベンチュラ・セイジのボンザー・ディスク6’5″_賢犬なっちゃん_マンライハピネスを獲得したことについて_(2077文字)
魚が続いていたので、
お肉が食べたく、
今日のカサドは、豚肉としました。
野菜と豆、そしてご飯。
VIVA COSTA RICA!!
Pura Vida!!(純粋人生を)
◎