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交通安全_コスタリカ回想_【テクニック編:マエストロ大先生動画】_(1467文字)

Nation The Connector 6’5″

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カリフォルニアは大雨。

昨夕ハイウエイを運転していたら、

車6台の大事故を目撃した。

なんでもかなりの速度で走っていた車が、

大雨の中で制御を失って、つまりスピンをしてしまい、

そのまま制限時速110kmの反対車線に突っ込んでしまったという。

その当事者が亡くなるという死亡事故だった。

その車はエンジン部が無くなり、

屋根の上にエアバッグが膨らんで浮かんでいる無残。

けれど、たった1台の暴走車がこうして悲劇の主役となる。

道路での安全というのは、

100人いて100が完全に遂行しないとなしえないし、

巻き込まれた人たちの不運たるや。

そんなショックを受けた夜だった。

大雨なのでサーフができない。

雨の多い日本では聞かない話だが、

ここ南カリフォルニアでは、

「殺人的なバクテリアが海に流れ出ているので、

雨後72時間はサーフしないほいがよろしい」

そんなお達しが出る。

私の目安は河口に隣接しているブレイクは240時間は待つ。

ゴルフ場や住宅地が上流にあるスポットはその半分の5日間。

住宅地や川もなく、背後に山林があるようなエリアなら48時間。

そんな時間を目安とすればいい。

ただ、この雨回数が重なり、

春先となれば、汚染バクテリアはあらかた流れてしまっているので、

雨後でも体調が良く、

免疫力が高く、傷がないようなときならサーフするときがある。

そのくらい雨は危険だと、

南カリフォルニアでは覚えておいてください。

ということで、

自分に願うようにコスタリカ話に戻る。

地トマトの上にハム、

マヨネーズ、アボカドを乗せただけだが、

それはおいしく、記憶に残るランチのひとつとなった。

お皿もないので、

ペーパーナプキンだけだったが、

食事は食器だけではないと改めて感じた。

コスタリカ式の彫刻なのか、

マヤ族由来なのかはわからないが、

こういうのは大好きである。

宮崎駿さんの名作『風の谷のナウシカ』のオープニングを思い出した。

この門は、

マーベヤというビーチに向かう途中にある。

ケーシーがここに土地を持っているとか、

または彼の親類が所有しているという景気の良い話をしたことも思い出した。

今となっては、

懐かしくもあり、

あのときの暑さがなかなか実感できない寒さであるが、

確かに日除けを鋭意設営したのでありました。

でないと、

カメラの黒い箇所が触ることもできないほど高温となる。

ミラーが、

「軽く目玉焼きが焼けるな」と言ったが、

大げさではないほど熱くなる黒い金属。

こうして遠景で見るとただの波だが、

世界的なほどの長いバレルがあるビーチブレイク。

沖に戻る離岸流も世界的で、

あんなに逆巻く海の流れというのをひさしぶりに見たほどだった。

日本ではない

「CEDA(ゆずれ)」の看板。

これがあるところは、

向かってくる他車があれば譲らなくてはならない。

愛しい愛しいミニアイス。

ちなみにココナッツ味を好んで食べた。

小さく、量もちょうど良いし、

昔風、つまり素材の味が際立つ伝説アイス。

この日はマエストロの先輩がやってきて、

理知的なサーフ理論をされたのだが、

私は断然マエストロ派であります。

特に好きなのが、

カットバックのリエントリーに向けての滑走のとき、

どうやら秒間200万回もクネクネしているそうで、

そんな宇宙的な高みのある人と、

コスタリカの辺境で知り合うことができた幸運を祝った。

さらには、

なんでも”ヨゲさんのファシスト天丼の巻”が、

1周年記念となるそうで、

サーフオールディ_ウナクネxColorsmag x 三蔵法師 x 団長 x しょう寅さん_ファシスト愛国主義的!?の天丼_(1779文字)

そんな重要なことも感じながらマエストロ大先生のサーフ指導動画を製作してみた。

これも雨のなせる技であります。