新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

ニューポート・ブラッキーズ見聞録_雪見ラカ福_(1610文字)

ニューポートから見えるハンティントンビーチ・ピア。

ミラーたちが、

アレックス・ノスト総帥が愛するサーフブレイクがニューポートにある。

その名もブラッキーズ(Blackies)。

ここのレジェンドサーファーであるマイク・ロジャースにブレイク名の由来を聞いてみると、

「その昔、1950年代前半にブラッキーズという犬がこの浜にはいたのさ」

なかなかユニークなことであります。

「混むから空いているうちに1セッションしてくるよ」

そう言って、

放射冷却時の気温5度に着替えてサーフしていたミラー。

噂の波が写っている。

こうしてウエッジ、またはラップしてくる波質は、

サーファーたちの心をとらえて離さない。

あれ、ノブさんだ。

そうやってシャッターを切ったのがこちら。

NATIONのミッドレングス&Z1サーフスーツを着られた、

カーデザイナーの偉人であり、伝説。

滋賀のマコさんを鍛えた師匠だというと、

現代の水滸伝王進師範を彷彿させるが、

実際は、

「マコさんは、昇進して国際本部長となり、

ものすごく偉くなったので、もうサーフィンは教えられません」

そんな波乗りとは関係ないことをおっしゃっていた。

「肩書きがないのがサーフィンの魅力ですよ」

そうお伝えしようと思っていたが黙っていた。(笑)

私にコーヒーのイロハニホヘトを教えてくれたライアン・ヒメネス。

彼のスーツもZ1である。

ちょうどフロウグライドの完璧レイルターンをしたので、

シャッターを切った瞬間。

「早朝に魚が買える」

そんなこともブラッキーズの魅力だと聞いていた。

水揚げされたばかりの深海魚!?が並んでいた。

この魚は何?

上記したけど気温5度、

オフショアによる体感気温1度(Weather Liveによる)という冷え込んだ朝。

水温14度は、日本人には完全にブーツが必要な水温。

けれどこの人はトランクスでやってきて、

躊躇せずに海にずぶずぶ入ってきて、こうやって写真を撮っていた。

信じられない光景だが、

アメリカ人にとっては普通のようで、

聞いてみると、寒くも痛くもないそうで、

こちらは完全防備でいるのに足の指先が冷えて、

痛いを通り越して感覚がなくなっているので、

しばらくそのことを信じられなかった。

鈍感なのか、寒さに超強いのか。

暖まったのと、

ミラーが写真を撮ってくれるというので、

パドルアウトすることに。

この時間でもまだお寒い私。

Nation The Connector 7’0″

Photo by Brian Miller

.

ついに、

コスタリカでの盟友6’5″の長兄7フィートの初乗りがやってきた。

良い波を待ってとやっていたらこんなに時が経っていた。

ファーストウエーブ。

マンライ感激。

なぜか遠くにいるラカちゃん(旧名鯖一郎)を想う。

ピアの上からのダブルアングルで撮ってもらえたのは、

これもたくさんの幸運を呼び寄せるサーフボードなのでありましょう。

一度上がって時計を見ると8時だった。

すると、ノブさんも上がってこられて、

その王進師範の支度品を拝見することができた。

ニューポートレジェンドのマイク・ロジャース。

齢69歳になられるのに、

水温14度をトランクスとタッパーでサーフされていて、

中年の星というか、

ミック・ジャガーを思い出したのは言うまでもない

サーフブレイクの隣では、

ファーマーズマーケットが開催されていて、

こんなサルサ&ジャム屋だったり、

自家製コールドプレスジュースだったり、

グルメ系パンが売られていた。

まだ写真があるので明日に続くのなら続きます!

【おまけ】

これは前出したラカちゃん(旧名鯖一郎)の昨夜。

Video by タキロー

関東地方は雪がすごかったようで、

けれど、ラカちゃんは冷気には強そうでした。

ビーター(キャッチサーフ)でスノーボードをするとはさすがです!

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

Happy Surfing!!