日本出発前の激務。
平均睡眠時間も少なく、
さらに昨日は、
荷物満載のNAKISURFバンで320kmもドライブした上に、
あれもこれもとあり、精神的に疲労困憊だったのだが、
最近会員になった24アワーフィットネスのプールを見つけ、
潜水セッションとなった。
たくさん泳ぎ、水の中で遊んでいると、
みるみると、
すくすくと自分が戻ってくるのがわかるのだった。
やはり水は重要です。
さて、今日はリンコン岬でサーフした。
だから昨日はこんなに運転していたのですね。
天気予報は雨、そして西風(オンショア)予想でありました。
最近では、一番底冷えして凍えてしまい、
なかなか起きられなかった。
ただ雨ではなく、快晴。
うねりは273度角で3ft@10秒。
この角度系ならばリンコン岬がいい。
けれど、腰あれば良いところだろうね。
そう言うと、佑麻くんは、
サンタバーバラに行く用時もありますし、
とりあえず行ってみましょうと、
サーフ支度をして、
美しい101号線をドライブしていると雨雲が出てきた。
「予報当たっちゃうね」
「これからだったんですね」
リンコン岬到着。
駐車している車は15台程度だろうか。
横のロットにいる少年のウエットスーツが濡れていたので、
「波どう?」
「うーん、乗れないことはないかな」
「乗れるかな」
「乗ろうと思えば乗れます」
そうやって、
「どちらかというと波は良くありません」
ということを私たちにやんわりと伝えてくれるのだった。
少しすると、
波を見に行っていた佑麻(ゆうま)くんが息を弾ませながら
「膝波、オンショアです!いきなり吹き出しました」
「おー(あまり意味はない)」
「人は5人くらいです。でも岸に近いですね」
「潮は、これから干くのだよね」
「はいそうです」
「空いているのなら、道具を持って降りていこう」
右側に花が咲き誇っている坂を降りると、
「なんとか乗れる波」があって、
Yuma Takanuki Catch Surf Odysea log 8′
.
ビデオと写真を撮って(5本)、
カメラをしまって、のんびりとサーフしていると晴れてきた。
風も止んできた。
潮も少し干いてきた
「あれ?まあまあいいんじゃない」
もっと潮が干いてきた。
「なかなかいいね」
さらに風が止んだ。
さらに潮はみるみると干いていくと、
「最高になってきたね」
そんなセッションになって、
もっと潮が干いてきてさらに良くなると、
みるみると人が増えてきて現実に戻されるのだった。
けれど、膝波で50〜100mは軽く乗れる波というのは、
もはや魔法に近く、
私たちはクネクネとボードを傾けていくのだった。
円い日。
昼寝のときに見た夢のような波。
◎