新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【だいたい特大号】Catch Surf Skipper Fishセッション@吉浜_(2178文字)

Yoshihama, Yugawara Cho

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Happy Cuctus at Nick’s house (Tony Stark)

ハッピーサボテン@西湘トニー・スターク邸

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伊豆旅の後は、

いつもお世話になる西湘トニーこと、

ニックちゃん家で過ごしました。

ニックちゃんは、

1980年代のサンディエゴで活躍した日本人サーファーのひとりで、

ラスティやローカルモーション等のブランディングや、

マーケティングを手がけた人です。

NAKISURFでも彼が手がけたロゴが多数ございます。

これもそのニックちゃん渾身のホットウイールロゴ。

10年前の作品ですが、

いまだに根強い人気があります。

ありがとうございました。

西湘となれば、平塚にあるラオシャン。

朝10時半開店なので、

10時15分に行くと、

すでに大行列で、開店時には満員御礼となり、

平日なのにものすごい人気のほどを知った。

ラオシャンは味もさることながら、

値段設定もすばらしい。

この大将夫妻と、

水戸泉ちゃんやラオシャンチームが支える名店。

Tシャツデザインは、

ピースマンギャラリーのU-SKEさんのものなんですよ。

私のカスタムは、

赤い辛子とラー油をお酢で溶いて、

それをこのようにふりかけていただく幸せ。

感動的な麺タイムでした。

ラオシャン帰りに見かけたのは、

カフェ『鯖道』と、Kookというパン屋さん。

まるでJokeのようなネーミング。

こちらラッコちゃん(ラカ、旧名サバちゃん)で、

彼と一緒に遊ぶと、

その卓越した運動神経に舌を巻かされる。

「どーぞ先に打ってください」

そう言ってくれて、ブレイクするのだが、

一度でもショットをミスすると、

キスショットから始まり、

キャノンショットを見せつけ、

ジャンプショットの後半をマッセで締めくくるという、

まるでESPNのビリヤードチャンピオンのようでした。

すごいなぁ。

今度はヘア・カリフォルニア平塚店。

聖式カルちゃんの路面店でもあります。

「タイちゃんが描いてくれました」

というタイラー・ウォーレンのロゴが輝くお店。

湘南の波は小さく、

満潮時に茅ヶ崎パークを見たら、

芦ノ湖かと思ってしまい、

遊覧船を探してしまうほどのフラット。

波情報を契約しているカルちゃんは、

吉浜ならおよそ38点です。

そうあってサバ読みするので、

「もう少し情報をちょうだい」

「はい、胸肩とあります」

「波乗りはサイズじゃないよね」

「けれど、満潮なのでなんとかなるのではないでしょうか」

「そう言えばそうだね。行こうか」

そうやってやってきて、

1日最大500円のパーキングに入れて、

明日(今日)のH BEAUTY&YOUTHさんと、

キャッチサーフジャパンとの合同試乗会用のボードの検品をした。

本日のフィンのセッティングと、

鋭意追加されたヘア・カリフォルニアのステッカーが誇らしい。

浜まで降りると、

折からのオンショアそよ風だが、

波質良く、

ショアブレイクまでロングライドできる波質。

「キャッチサーフはこうして陽に当てながらワックスアップするんだよ」

「そうなんですね。普通のボードは日陰にするので真逆ですね」

「そうなんだよ。多孔性なので、そこに吸わせるようにするのが最上だよ」

「知りませんでした」

「しかも真冬用のCOLDグレードを推奨しているよ」

『聞きたがり』のカルちゃんに、

ターンのこと、

チャンネル(海流)のこと、

そんな色々を伝授しました。

「ジェイミー・オブライアンとかみなさんが、

いろいろな方法で重ね乗りをしていますが、

自分が思い付いたのが”正誤ドッキングライド”でして、

それを試してもいいですか?」

柔らかくも剛性が高いキャッチサーフならではのことですね。

私が名付けたAKITAピーク。

パイプラインのワキタピークみたいだが、

吉浜中央にパドルアウトすると、

それがどこかはわかるだろう。

湘南がフラットからセットで膝、

つまりここしかしっかりとした波がないようで、

ちょっぴり混んでいた。

なので私は沖で波を待ち、

たまに来るセットの最終波を選んで乗って、

100mライドを3本、

120m、そして80mを5本揃えて、

合計長距離ライドのマンライづくし。

Catch Surf Skipper Fish 6′

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聖式カルちゃんは、

現在私が執筆中の『漫遊記』で、

後半に主役を担うキャラクターであります。

北方水滸伝の楊令とか岳飛がそれに当たるのだが、

まだまだ前半なので、

タキビシやラカちゃんの時代であります。

来たる5月3日と、

4日はNAKISURF千葉で、

彼のイベントが開催されます。

詳細は後日、各メディアで公開されます。

前出したニックちゃんの体術、

格闘技の大師匠である佐藤ルミナさんもいて、

ミニボードで高速ライド。

他に辻堂から石関太郎くん、

そしてOCEANS等でおなじみのマーシーくん、

なぞの激ウマミッドレングス使いや、

ハワイの超ローカル風の達人風貌だったり、

プロサーファーが数名入っていて、

それはスーパーセッションの様相を帯びていたのだった。

ナッキーも愛用のスキッパーフィッシュ6’6″で、

吉浜特有のクロスオーバー・インサイドセクションを滑る。

みんな楽しそう。

サーフハッピー!

私もサバ手で終了し、

吉浜編は大団円を迎えたのでありました。

すばらしい週末を!

Happy Surfing!!