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満月の夜明け_新時代のスモールフィン&ビッグフィッシュ(驚きの超感覚)_ロティ&ウエイブプール動画_(1502文字)

FULL MOON AT BALI

2018.6.29

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驚くほど赤い月が海側に沈んでいった。

人生でもすばらしい夜明けのひとつに数えられる。

美しい小さな花を見た。

カカオのものであるという。

満月の夜明けと共に、

教授がクドゥングに再び連れてきてくれた。

チャングーからだと、

タナロット寺院の向こうにある美しい海岸に、

およそ4〜5のサーフブレイクがある知られていない銘サーフスポット群がここ。

ここには途中までバイクだったので、

タイラー・ウォーレンの

ビッグ・ドリーム・フィッシュ6’7″だけを持ってきたが、

ヨハンフィンを忘れてきてしまった。

幸運なことにトレーラーのスモールフィンがバッグに入っていたので、

それでサーフするナッキー。

なんだかやたらと速く見える。

「子どもたちはですね、

ぼくがロングボードをするのが嫌なようで、

けれどいないときは、

こうしてロングもするのがぼくのスタイルです」

そうやって、

まるでデーン・ガダスカスのようなグラブレイルの、

フルボトムターンを見せる教授。

こうしてどのボードにも乗ることができる、

壱岐島からバリに輸出されたグレイトサーファー。

浜には犬がたくさんいるが、

吠えたり、

もちろん噛みついたりもしてこない。

きっと抑制されていないからなのだろう。

教授の宮殿岬(壱岐の銘ポイントブレイク)で得た高速ダウンザライン。

手前には、

20人もの生徒を連れてきた

『インストラクター(先生、講師)』

というラッシュガードを来たサーファーが写っている。

でもこの先生、

パドリングもちゃんとできない。

そんな師が教えているだけあって、

例によってめちゃくちゃな混乱セッションとなっていた。

具体的には、

サーファー同士で同時に多方向にテイクオフさせているので、

激突、衝突は当然で、

大怪我しないのが不思議なほどで、

けれど、これもバリだと思って見ていた。

バリのこちら側の海岸は、

千葉とは逆に陽が山側から昇る。

ナッキーとカメラを交代し、

スモールフィンによるビッグフィッシュに乗ると、

まるでハイドロフォイルのように高速となり、

それは波が崩れなくなってもずっと乗って来られた。

偶然やってきた新時代。

進む進む、走る奔る。

滑る滑るどこまでも。

まるで絵本の文体のようなインプレッションとなるのがいい。

こんなスモールフィン。

「フィンを忘れた」

ということと、

フィンレスやミニマルフィンで培った経験があったからこそ、

出会えた新感覚の偶然の産物。

『高速浮遊感覚』

とすればいいのか、

まるでスターウオーズ内に登場する乗り物のようだった。

ついにサバ手を会得された教授。

学会でこのサバ手の効用を論文にしたためて、

提出していただきたい。

世の平和を願う手であります。

サバ〜!

教授ありがとう〜!

キョージュ・マカシア〜!!

サマサマ〜〜!

サバサバ〜〜!

これは先日の話だが、

マレーカレー屋さんに連れていっていただくと、

とてもおいしいものに出会えた。

なんだかお菓子だか、主食となるロティ、

またはロッティと発音する食べもの。

バリ人の鋭意制作する風景の動画を撮ったので、

ここに公開しますね。

「ケリー・スレーターのウエイブプールの建設がチバに始まるよ」

そうやってカラちゃん(カラニ・ロブ)から連絡があった。

ちなみに彼は本国の、

ウエイブプールの波質オペレーターをしていることはあまり知られていない。

完成したら彼も日本に来て、オペレーションをするのだそうで、

そうなれば私も便乗して、

そのお手伝いをするという名目であの波に乗れると読んでいる。

それではすばらしい週末をお迎えください!!

Happy Surfing!!


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