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超級クドゥング波と教授_POPEYE_40年越しのサーフボーイ_石田さんの銀座天龍_(2097文字)

【お知らせ】

私のバリ・グライドが、

キャッチサーフのバナーとなりました。

使用ボードは6フィートのスキッパーフィッシュ。

教授とふたりだけで、

この超級クドゥングでのサーフセッションからのショット。

ここはすばらしい波なのだが、

じつに怖ろしい系だった。

何が怖ろしいかというと、

波が崩れた後、流れが底に向かってできるので、

このサイズとなると、

かなり深く沈められるので泳がないと海面に上がれない。

海面に上がってからも常に沈められる波質。

以前に、

「マーベリックスは怖いぞ。なぜなら常に沈められるからだ」

そうD師範(シェーン・ドリアン)が語っていたことを思い出した。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″

.

そんな波。

けれど、美しいバラにはトゲがあるもの。

こんなパーフェクションは、軽くワールドクラスで、

まるでパイプラインかバックドアのようだった。

教授 Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’6″

.

教授によるキャッチサーフのインプレッションページが完成したので、

巻末にリンクをおいておきますね。

「そうだったのか!と教授の気持ちになって読みました」

バリは、

ちょうどパダンパダンの招待マッチが終了して、

ジャック・ロビンソンが9ポイントを3、

そして10点を出してダントツの優勝をさらった。

イベントとしては、最大のパダンパダンの波。

パダンはこのうねりの向きで、

これだけのサイズになるとピンチすると知った。

(決勝動画を巻末にリンクしておきますね)

さて、千葉。

Unakune Kawai at Impossible. SX7

.

こちらはインポッシブル。

今年初夏の地形はポイントブレイク風で、

それはテイクオフからレーシー

(racy: ぴりっとした、活きの良い)なるセクションを形成する。

これだけの波サイズがあれば、

モーターサイクル並の視界となり、

さらには水の上を滑る快感と興奮を得ることができる。

そしてこちらは湘南。

そろそろ台風10号のうねりが入ってくると噂されている。

たいていコジキや鎌高、恵風園前にいるゲル兄。

台風10号に先がけてビーターフィンレスでサーフしていた。

彼は池田潤ちゃんやオゴチャンと同級生。

つまり私と同じ歳で、

「波乗りを心底理解しているひとり」だと感じている。

変なローカリズムには猛反対しているローカルサーファー。

見かけたらぜひ声をかけていただきたい。

さて、

発売後あまりの人気に売り切れてしまっていたポパイ最新号。

増刷したのか、取り次ぎが在庫放出したのかは不明だが、

ついに手に入れた。

「サーフボーイと夏休み」2018

村上春樹さんやみうらじゅんさんが執筆し、

ビームスの加藤さん、そしてトロちゃんこと、

トロピカル松村さんが1976年ファッションの旗手として4ページ登場し、

そしてそして私と同じスキッパーフィッシュ6が主役でした。

これが40年前のサーフボーイ。

当時はサーフィンはかっこいいもので、

たくさんの陸(おか)サーファーがいた。

サーファーというだけで、モテにモテたと聞こえてきて、

そして波に乗ることは、未知なるものに挑戦する時代だった。

40年後にポパイがまたサーフボーイを特集するとは、

またモテる時代が来たようだ。(笑)

あまりにもうれしいので、

出演者のひとりであるトロちゃんと銀座天龍でお祝いした。

銀座には数多くの飲食店があるが、

この天龍にしたのはわけがある。

先日亡くなってしまった石田さんが、

「ナキ君、餃子は天龍だよ。東京に行ったら食べるといいよ」

そんなお言葉を思い出したからに他ならない。

石田さんがお好きだった餃子はやはり格別で、

私は彼の優しい笑顔を思い出すと、

ちょっぴりしょっぱいような味になった。

ありがとう石田さん。

さて、誌面でキャッチサーフを使ってくれたのは、

広告でもタイアップでもなくて、

純粋に良いと思って使ってくれたと聞いたので、

トロちゃんにお願いしてポパイ編集部にお礼を言いに行き、

キャッチサーフ本社からのお礼もお伝えさせていただいた。

(もうすぐ波乗り特集のターザン誌も発売になります)

それから品川のアンナミラーズ経由で、

なつかしのパイをいただきつつ、

バリから来日した教授を河合さん夫妻でお迎えし、

夜遅くまで最高の話を伺った。

やはり才能がある分野、

つまり好きなことをコツコツと、

しかも懸命に進み、

または切り開いていくというのが成功への扉らしい。

近道などはなく、地道なる日々は、

自身の波乗りに通じるものでもあるので、

なんだかうれしくなった。

さて、

ちょうど父ちゃん(アキくん、39世の生父)が、

波乗りのお守りを持っていて、その画像をいただいた。

ありがたい。

一宮にある玉前神社は、

春分の日のレイラインで知られていて、

それは遙か先の出雲大社まで1本でつながる朝陽の入り口でもありました。

これがその詳しいリンク。

【祝】皇紀2677年春分の日_レイライン=太陽の道、龍脈→宇宙_ウナギ=ドラゴンだったのか!_(1212文字)

こちらが教授のインプレッション。

【CATCH SURF】Skipper Fish6’0″&6’6″ソフトボードの虜になってます!

そしてパダンパダンのファイナル。

昨日の波でもあります。

それではどうぞすばらしい週末をお迎えください!

Happy Surfing!!