Typhoon swells at Chiba
.
キャッチサーフのミーティングがあって、
湘南までやってきた。
内容はスポル品川大井町が１１日よりオープンする。
ここには『人工波”Citywave』が完成していて、
明後日３日より予約が開始される。
そのオフィシャルボードにキャッチサーフが選ばれたということで、
カラニやJOBたちの
「サーフィンをもっと身近に」
ということがどんどん実現している。
料金は５０分で６２００円。
（キャッチサーフ・ボードは使用料無料です）
プライベートは５０分で６４０００円。（１２人まで）
詳しくはヨゲさんの記事を参照ください。
（巻末にリンクしてあります）
さて、
湘南といえばヘア・カリフォルニア。
聖式カルちゃんのメインスタジオが藤沢駅南口にあります。
私の落語『夢の中の酒』で有名になった『八乃宿』
つまり８ホテルの入り口にエアストリーム社の
キャンパーが停まっていて、
これこそがヘア・カリフォルニアなんです。
この聖式カルちゃんはカルベくんと言う。
聖式と冠が付いたのは、
品があって、
才能あふれ、
そしてコツコツという努力の人であります。
いつも彼に質問攻めにされるのですが、
そんなことも楽しいというすばらしい人柄で、
何よりもカットの腕がワールドクラス。
（巻末リンクしました）
カリフォルニアに精通していて、
タイちゃんこと、
タイラー・ウォーレンの友人でもあります。
さらにはハワイにも開業し、
ファッションはもちろんのこと、カルチャーにも精通している。
そんな人に髪を切ってもらうのはいつもうれし楽しい。
【キャッチサーフ・テクニック編】
バックサイドでの、
カットバック・リエントリーです。
いつものようにシークエンス画像で各動作を説明していきます。
Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″
with Special Fins
.
まずは一度レイルをフリーにしてタイミングを計る。
波を降りていく感覚で。
ボードが降下し始めたら、
レイルを入れ始める。
斜面が切り立っていれば強め、
そうでなければ弱めに加重。
加重を強める、
または滑走していくと、
ボードは波斜面に対して平行となっていく。
平行になったら、
リエントリーの場所を探していく。
見つけたらそこから視線は外さないこと。
リエントリー＝（波に）再入場
ここからはフロントサイドボトムターンと同一。
ボードをリフトさせるべく加重を強め、
遠心力と体幹筋をうまく使って、
レイルを中心にテイル側を押しつけていく。
これが下（ボトム）でのターン。
切り替えしまであとわずか。
この位置で、
最もレイルに負荷がかかるように押し付けること。
リリース。
押し付けを解いていくと、
ボードはリフトし始める。
手前での押し付けが弱いと、
波の上にあがりずらくなる。
ここは切り返しの目標地点を目据えるといい。
頭はもちろん、体は一切動かさない。
リフトが始まったら、
切り返し点を凝視し、
体は固めたままでトップまで登っていく。
切り返し点に来たら、
後ろ足を軸にするため押し付けを強める。
それ以外は動かさず固めたままで。
切り返し点が泡なので、
ボード打点での多少のズレは容認しつつも、
レイルの切り返しは初志貫徹のごとく遂行する。
泡に乗ってスライドするが、
そのままの体勢を保とう。
この位置で後ろ足荷重から、
両足、
そして前足５５：４５（後ろ）程度の加重に移行していく。
これはその５５％の前足荷重。
波の前に滑り出しているので、
目線を前にし、
さらには泡と波の際も近いので、
体勢をさらに低くするといい。
着水というか、
泡から完全降下した状態。
これでバックサイド・カットバックリエントリーの完成です。
フィニッシュなので、
方向はあまり考えず、
打ち上げ花火のようにドッカンといくと気持ちいいです。
□
【カラーズマガジン：City Waveについては】
【落語：夢の中の酒】
【聖式カルちゃんについて】
【おまけ動画：ウルワツ教授編】
◎
