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naki's blog

なんといきなり四国到着!_900kmのロードトリップ終了_美波と友_(2018文字)

湘南サバリバである8ホテルに滞在し、

タイラー・ウォーレンのアートがある『ヘア・カリフォルニア』で、

昨日も書いたけど、

聖式カルちゃんが私の髪をカットしてくれて、

さらには大好きなカルディで食料を買い込み、

ちなみに『レモンイカ天』が傑作だった。

石田さんの『カリフォルニア』で、

石田さんのご家族や秋山くんとお会いし、

前出したタイラーのパーソナルボードを見て、

たくさんのクマノフィンをECサーフボード用にゲットし、

ついに西へ向かうことにした。

最終到達地は「四国」であるが、

のんびり西行きの人になる決意だけがあった。

(西行=ひたすらに歌を求めて、全国を旅しさとりを得た人)

フジロックはボブ・ディランの話題が席巻していたが、

ジャックも来ていて、

彼のベストアルバムをドライブの友とした。

まずはガソリン補給。

162円/リッターで、

一般道のGSより20円も価格が高い。

独占だから仕方がないが、

競合させたらいいのにとは市民の意見。

朝ご飯はカレーか蕎麦にしようと決めていて、

すると、吉野家が十割蕎麦をやっていたので飛びついた。

大好きないなり寿司とのセットメニュー。

牛丼の具も付いてきた。

これが予想に反して、

残念な結果となり、

もしかすると「ソバ粉10割」ではなく、

十割さんというまずい蕎麦ブランドの麺だったのだろうかと、

そんな推測が成り立つほどの結果だった。

カレーにすればよかった。

たくさんの橋を越えて、

静岡名物、

ラカ法王献上菓子を発見していると、

いつのまにか近鉄地区となり、

名古屋名物をいただくこととなった。

私は味噌煮込みうどんが大好きなので、

SAに名店が入れば、多くの人を集めると思う。

名古屋港がこんなに巨大だとは思っていなかった。

すごいぞ日本の中部!

バリの高間教授とニアミス。

これこそが日本で一番長いだか、

高い木造ジェットコースターと聞こえてきた。

たくさんの橋とトンネル。

東海道五十三次の52番宿『草津』。

昔の人はここまで歩いてきたのだと、

しばし青い空を見ていたら吸い込まれそうになった。

草津温泉SA。

花がたくさんあって、好きな場所のひとつとなった。

ここで大好きな赤福を求めて、

ランチ兼甘味とした。

目的地はタチバナの旦那と、

ラホヤ圭くんのいる京都だったのだが、

夕方風が止みそうだったので、

波を求めることにした。

京都のみなさん、

「帰りに寄ります!」

高速道路の精算らしく、

金額を見ると一万円ちょい。

高いか安いか。

日本の経済効果を考えると、

高速道路は無料、または安価にすべきだとは、

私の意見である。

きっと護岸のテトラ等の税金をここに回すだけで、

全て無料になる気がする。

例によって縦割り社会なので、

管轄が違う等で実現は当分しないだろうけど…。

四国へは26年ぶりだけど、

当時は淡路島にはフェリーでだけ行けた。

いわゆる「たこフェリー」を待って乗船したものである。

いまや橋で行ける時代になった。

地図で見ると小さかった淡路島を走ると、

その大きさに驚いた。

鳴門海峡の渦潮。

ラーメンのナルトを思い出した。

四国到着。

徳島市外を抜けて、

吉野川沿いをひた走り、

目的地まで寄り道せずに進み、

出発から12時間後に見た波がこれ。

なんでも何日もオンショアだったのが、

突然無風になったようで、

そんな幸運なる波だったようだ。

堤防の下を見ると、

永原レキくんがいた!

レキくんは千葉公平さん門下の、

リベラルでグレイトフルなサーファー。

そして香ちゃんと、

ウナクネ創始系の亮太さんと合流し、

旅の汗を流すつもりでこの美しい河口波を満喫した。

こんなパーフェクション。

バレルにも3.8回入り、

「でも0.8というのはどういう意味ですか?」

そう徳島出身のウナクネ会長河合さんに聞かれたので、

「1本は80%しかバレルに入れなかったのです」

と答えていると、

その『0.8バレル』をレキくんが、

インスタグラムにポストしてくれていた。

そうだったのか!(byタキビシ)

こんなすばらしい波。

そしてみんなやさしく、

オープンなローカリズム。

みんなと順番に波に乗れて大満足。

車中泊の予定だったのだが、

亮太&香ちゃんが運営する

『PAVILION SURF&LODGE』

に泊まらせていただくこととなり、

チェックイン後は、

そのまま亮太さんと隣の居酒屋に行き、

さらにはカラーズマガジン関西地区のエースとして知られるマニアオチくんとも合流し、

とってもすばらしい時間を過ごした。

ふと思うと、朝までは藤沢にいたわけで、

起床してから22時間が経っていた。

その前日は千葉。

走行距離を計ってみると900kmの移動で、

けれど、

そんな時間や全ての労が吹き飛んだほどの感動が波と、

そして遠く離れた友人たちを通して感じた夜。

ありがとう友人たち!

ありがとう四国!

ありがとうサーフィン!

To be continued…