湘南サバリバである8ホテルに滞在し、
タイラー・ウォーレンのアートがある『ヘア・カリフォルニア』で、
昨日も書いたけど、
聖式カルちゃんが私の髪をカットしてくれて、
さらには大好きなカルディで食料を買い込み、
ちなみに『レモンイカ天』が傑作だった。
石田さんの『カリフォルニア』で、
石田さんのご家族や秋山くんとお会いし、
前出したタイラーのパーソナルボードを見て、
たくさんのクマノフィンをECサーフボード用にゲットし、
ついに西へ向かうことにした。
最終到達地は「四国」であるが、
のんびり西行きの人になる決意だけがあった。
(西行=ひたすらに歌を求めて、全国を旅しさとりを得た人)
フジロックはボブ・ディランの話題が席巻していたが、
ジャックも来ていて、
彼のベストアルバムをドライブの友とした。
まずはガソリン補給。
162円/リッターで、
一般道のGSより20円も価格が高い。
独占だから仕方がないが、
競合させたらいいのにとは市民の意見。
朝ご飯はカレーか蕎麦にしようと決めていて、
すると、吉野家が十割蕎麦をやっていたので飛びついた。
大好きないなり寿司とのセットメニュー。
牛丼の具も付いてきた。
これが予想に反して、
残念な結果となり、
もしかすると「ソバ粉10割」ではなく、
十割さんというまずい蕎麦ブランドの麺だったのだろうかと、
そんな推測が成り立つほどの結果だった。
カレーにすればよかった。
たくさんの橋を越えて、
静岡名物、
ラカ法王献上菓子を発見していると、
いつのまにか近鉄地区となり、
名古屋名物をいただくこととなった。
私は味噌煮込みうどんが大好きなので、
SAに名店が入れば、多くの人を集めると思う。
名古屋港がこんなに巨大だとは思っていなかった。
すごいぞ日本の中部!
バリの高間教授とニアミス。
これこそが日本で一番長いだか、
高い木造ジェットコースターと聞こえてきた。
たくさんの橋とトンネル。
東海道五十三次の52番宿『草津』。
昔の人はここまで歩いてきたのだと、
しばし青い空を見ていたら吸い込まれそうになった。
草津温泉SA。
花がたくさんあって、好きな場所のひとつとなった。
ここで大好きな赤福を求めて、
ランチ兼甘味とした。
目的地はタチバナの旦那と、
ラホヤ圭くんのいる京都だったのだが、
夕方風が止みそうだったので、
波を求めることにした。
京都のみなさん、
「帰りに寄ります!」
高速道路の精算らしく、
金額を見ると一万円ちょい。
高いか安いか。
日本の経済効果を考えると、
高速道路は無料、または安価にすべきだとは、
私の意見である。
きっと護岸のテトラ等の税金をここに回すだけで、
全て無料になる気がする。
例によって縦割り社会なので、
管轄が違う等で実現は当分しないだろうけど…。
四国へは26年ぶりだけど、
当時は淡路島にはフェリーでだけ行けた。
いわゆる「たこフェリー」を待って乗船したものである。
いまや橋で行ける時代になった。
地図で見ると小さかった淡路島を走ると、
その大きさに驚いた。
鳴門海峡の渦潮。
ラーメンのナルトを思い出した。
四国到着。
徳島市外を抜けて、
吉野川沿いをひた走り、
目的地まで寄り道せずに進み、
出発から12時間後に見た波がこれ。
なんでも何日もオンショアだったのが、
突然無風になったようで、
そんな幸運なる波だったようだ。
堤防の下を見ると、
永原レキくんがいた!
レキくんは千葉公平さん門下の、
リベラルでグレイトフルなサーファー。
そして香ちゃんと、
ウナクネ創始系の亮太さんと合流し、
旅の汗を流すつもりでこの美しい河口波を満喫した。
こんなパーフェクション。
バレルにも3.8回入り、
「でも0.8というのはどういう意味ですか?」
そう徳島出身のウナクネ会長河合さんに聞かれたので、
「1本は80%しかバレルに入れなかったのです」
と答えていると、
その『0.8バレル』をレキくんが、
インスタグラムにポストしてくれていた。
そうだったのか!(byタキビシ)
こんなすばらしい波。
そしてみんなやさしく、
オープンなローカリズム。
みんなと順番に波に乗れて大満足。
車中泊の予定だったのだが、
亮太&香ちゃんが運営する
『PAVILION SURF&LODGE』
に泊まらせていただくこととなり、
チェックイン後は、
そのまま亮太さんと隣の居酒屋に行き、
さらにはカラーズマガジン関西地区のエースとして知られるマニアオチくんとも合流し、
とってもすばらしい時間を過ごした。
ふと思うと、朝までは藤沢にいたわけで、
起床してから22時間が経っていた。
その前日は千葉。
走行距離を計ってみると900kmの移動で、
けれど、
そんな時間や全ての労が吹き飛んだほどの感動が波と、
そして遠く離れた友人たちを通して感じた夜。
ありがとう友人たち!
ありがとう四国!
ありがとうサーフィン!
To be continued…
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