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naki's blog

美しい四国の夏_マニア・オチくん_(1026文字)

A Beautiful River Mouth, Shikoku.

2018.08.03

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マニア・オチくんとは、

鎌倉の中村豪くんのご縁で知り合った。

とにかく名前の通り、

なんでもかなりのマニアなので、

波乗り話、

釣り話に関して言えば、

私たちの話は尽きず、

あっという間に太陽は傾いていく。

彼と話しながら、

キャッチサーフのワックスを乾いた布で拭き取っていく。

話の長さとボードのキレイ度は比例するようで、

新品同様にきれいになった。

やはり高温はやりやすい。

ボードから溶けたワックスが浮き上がってくるのを拭き取るだけ。

真夏はキャッチサーフをきれいにするチャンスだと思う。

河口なので、

川から飛び込み、

冷たい水をサバ手セイリングで進む至福。

波乗りの際に速度が増すとされているが、

パドリングにもサバ手が有効だとは知らなかった。

(巻末リンク*1:サバ手の真実を参照)

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″

Special Fins

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その新しくなったスキッパーフィッシュで、

どこまでも乗っていく至福。

不可能岬と似ているが、

違いは、波壁が寄るか開くか。

こちらは寄るので、

エックスと不可能岬のコラボ波系だとわかった。

マニア・オチくん。

彼が写真を撮るとき

「マニア・ック〜」

語尾に高音の韻を残しながらシャッターを切るので、

彼がいなくなってからも

「マニアック〜」というのがマイブームとなった。

パビリオンサーフの香ちゃんが、

「海の駅にお弁当とか、地のおいしいもの売っていますよ」

そう聞いてすかさず行ってきた。

そうめん類ありました。

大好きな鯖寿司ありました。

ポンカンドリンクありました。

ウナクネ会長御用達果実&土佐の森本果樹園

小夏

(森本果樹園はリンク*2を参照)

国鉄に乗ると、

母がキヨスクで買ってくれたのが、

「ぽんかんあめ」

本場のがありました。

小夏のカットがあったので、

それとそうめんを求め、

この浮遊具に特化した海の家の横で、

そうめんに小夏を載せて食べる至福といったら、

もう日本の夏。

南国土佐の夏という文体で、

セミのジリジリと潮風がまざるように自分にしみこんでくる。

ああ、旅はいいなあ。

そう椎名誠さん文体で感じた瞬間であった。

この「全裸も」というところに、

西日本の突っ込みを感じ、

クスリとしながらシャッターを押した。

美しい波。

美しい四国。

いつまでも変わらずにあって欲しい。

【リンク*1:サバ手の真実】

【ウナクネ・サイエンス】サバ手の真実_(1584文字)

【リンク*2:森本果樹園】

【リンク多数の特大号】諸行無常の夜_(2727文字)

Happy Surfing!!