1967 Chevrolet Corvair
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シボレー・コーベア。
シボレー社が1960年から9年間作り続けたコンパクトカー。
しかもリアエンジン。
これは前方が軽くなるので、
パワーステアリングが必要なくなり、
ブレーキと燃費性能が向上し、
さらには大きな室内空間を確保でき
エンジンからの熱が乗員に来ないような快適さを同時に達成した逸品。
だが、ラルフ・ネーダーによる「アメリカ自動車の危険」内で、
このシボレー・コーベア初期型の欠陥(サスペンション)を指摘され、
それが全米に大きな衝撃を与え、やがて廃モデルに追い込まれたという哀しきモデル。
そんな車をひさしぶりに見かけると、
良い嫁ぎ先だったようで、誇らしくサンタバーバラの陽を浴びていた。
そのままDFW大先生の個展に伺うと、
ウナクネ始皇帝が、
ケリー・スレーター前皇帝と一緒にタンデムされていて、
しかもソウルアーチでケリー皇帝をスライドさせたので、
たまらずカメラのシャッターを切った。
「サルート・フレッチャー!」
(何がなんだかわからない人は巻末リンク*1にドーゾ)
さて、これはサンクレメンテ。
街のメイン通りであるデルマー通りの海に降りていく道の右側には。
こんなお店があり、見えているものはほぼ全て売り物だという。
NAKISURFもこのスタイルがいいのか、
もっとライフスタイルに拠ればいいのか。
美しく&機能か。
または自然派アート作品か。
NATIONのヘッドクオーターは、
NAKISURF倉庫の隣なんです。
キャッチサーフ本社に行き、
私用のボード等をピックアップ。
ツナくんとシャギィGは大感動していた。
フォードアーズ。
ダブルドアーズというカフェ&レストランが七里ヶ浜にあるが、
その昔はJJモンクスと言い、
ここで良く横山泰介さんや大野薫さんがワインを飲んでいた。
薫さんは、
「かっこわるいからビールばかり飲むんじゃないぞ」
泰介さんは
「いいじゃん、好きなのを飲めばさ。楽しくやろうぜ」
あれはJJモンクスがオープンした年で、
自分が波乗りを始めた年で、
まだ酒が飲めなかった1983年頃の忘れられない記憶。
そして今。
オレンジカウンティで高い人気を誇るクリエィティブ・タコス。
ベーコンをピーナッツバターとジャムで炒めたものが絶品だった。
(画像左下のもの)
永きキャンプ生活なので、
アウトドア店に行くと欲しいものがたくさんある。
この中で何がいいのか、
暮らしの手帖みたく、
比較検討を行った結果がここにあれば、
迷わず購買しやすいと気づいた。
曇天の夕陽頃にマリブに行ったのは、
今回のチームにこの磁場エネルギーを感じて欲しかったから。
この後、マリブキャニオンロード&23号線と、
夜の峠道を走り、バリバリ伝説を思い出すに至った。
シャギィG(元シギーG)の義兄は、
元オンザボード誌編集長の川添澪さん。
彼がこのマリブポイントを見渡せる事務所で働いていたことを思い出した。
今は昔の今昔物語となりつつある。
(巻末リンク*2に詳しいです)
Catch Surf ®ODYSEA Log 6’0″
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さてさて本日の最後は、
【テクニック編:波の有効ゾーンを読み解く】です。
テイクオフする前に波を見る。
1.自分がいる位置の波が膨らんでいる、高い
2.ショルダーとなる箇所の波高が下がっている
3.または進行方向に深みがある
そんな理由で自身がピーク、
芯、パワーゾーンにいると判断して、
そしてテイクオフを開始する。
だが、上画像のように泡が落ちてくる場合がある。
つい泡を見てしまいがちだが、
元々は前出した1、または2、3等の理由で
「良い波」だと感じてテイクオフしたわけなので、
そうそう崩れたりはしないはずだ。
で、
私はこのように波の有効ゾーンを見極めている。
赤い線が『本来波斜面となる箇所』であり、
その中でライン、マニューバーを構成するべく、
赤い線、
そしてその波の先(黄線)を交互に見て波を判断する。
この泡は数メートルもすれば消失するだろう。
さらに大きな視界、
砂浜や鳥まで見渡せるような広い視界をちょっぴり持てば、
この次の斜面がどうなるかを伝える情報が飛びこんでくる。
『視界から得られる情報』を最大にしてみてください。
テクニック編で本日を終えます。
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【巻末リンク*1:フレッチャー始皇帝について】
【巻末リンク*2:川添澪さんについて】
【特大号】インディペンデンス・デイ@フォードアーズ中編『キャメロンのキテレツ大百科』_アメリカンバードT_(5121文字)
Happy Surfing!!
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