Amami Oshima, Japan
2018 December
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昨日は暑い日で、
温度計を見ると、午前11時で28度もあった。
青い海。
水温はハワイと全く同様だから、
25度程度だろう。
なので、
ウエットスーツはあまり必要としない海。
ミラーが驚いて、
世界中探してもこんなに美しい海はないぞ。
そう断言していた。
ただ漂流ゴミが多いのが悲しいと、
私たちが感じる感覚と同様なものも持っていた。
サーファーたちのあいだでは、
「サーフ後、空いている手でゴミを持ち帰りましょう」
とやっているけど、
それでは間に合わないほどゴミだらけなので、
スーパーの袋を持っていって拾えるだけ拾っている。
例えば、そんなことをここに来るサーファー全員がやって、
さらにはビーチクリーンなどを懸命に定期的に行う。
そうすれば、本来の奄美大島ビーチを取り戻せると思う。
それがうまくいかなければ観光税というか、
ビーチクリーン税を取って、
それを日々のビーチクリーンに充てるしかないだろう。
毎日やるのが大切なほど、各国から漂流してきます。
暑かった夕方。
風が北風に変わり、ヒンヤリしてきた。
手広メインピークに行くと、
すばらしいセッションが繰り広げられていた。
大智くんのオフザトップ。
写真にはないが、
フロントサイドで5mのローテートエアまでメイクし、
「あの子は陸であんなにもおとなしいのに、
海での表現が爆発的だ!ファンになった!!」
そうやってミラーを感動させていた。
昔は奄美王子と呼ばれ、
または奄美の総理大臣とされた緑くん。
外国人のあいだでは、
グリーンだったり、
グリーン・グッドマンと呼ばれているが、
彼もまたこの癖波をリーシュなどなかった石器時代から知る一人であります。
「奄美は最高よ〜」とつぶやいていた。
この波は基本左からのうねりと、
右からのうねりが交差して、
さらには海底から吹き上げてくる水の、
3Dウエッジ波
なのであります。
他に3Dウエッジ波は、
ノースハワイのホワイトハウスにあるが、
奄美版の方がダントツに強烈。
緑くんや大智たちがみんなライト(レギュラー)に行くので、
ほぼバックサイドオンリーで滑った日没時。
上がってくると、
クルクルのヒロくんと一緒に記念撮影。
乗っているのは、
タイラー・ウォーレンのビッグドリームフィッシュ6’7″。
それでこの奄美波を滑るのを目撃してくれたミラーが、
これこそが真性マジックボードだと認定してくれた。
ありがたい。
ミラーにも
タイラーにも
そして奄美大島にもありがとう。
すばらしい日が終わろうとしている。
奄美は最高よ〜!
Happy Surfing!!
◎