おはようございます。

ブイは昨夜11時に

「17ft@16sec.」

というものすごい数値を出した。

このうねりがノースハワイ沿岸にやってくると、

“25 to 30 feet today”というサイズとなる。

何度も書いているが、

これは日本の寒波からのうねりで、

はるばるここまで、

5000km以上もの距離を旅して届いているのですよ。

だからといって、

この波群を愛おしいということは思わず、

こんなサイズとなると「怖い」というのが正直な感想だ。

そんなことを思いながら

サビタ号をフレちゃん家に向けて出発した朝でした。

□

このブログを書いていて気づいたのですが、ツイッターがまた落ちていますね。

ツイート不能ということで、

現在のブイ情報等を案内できないのが残念だが、

こんな時もあります。

需要（ユーザー数）と供給（サーバー）のバランスが合わないのだろう。

バランスは重要で、そしてバランスは価値。

その昔、ソビエト（現ロシア）は、

ウニを食べる習慣がなかったので、

日本に１トンのウニを１ルーブル（約3円）で売っていたという。

それを買い付けていた海産問屋の満面の笑みが浮かぶようだ。

波も需要がないと、無人でブレイクしている。

そんな無人のシークレットでサーフしてきました。

□

フレちゃん号に荷物を積み込み、

海軍基地に向かった。

大波のはずだが、

「そこまで上がっていない」

と友人からの電話レポートにあった。

ただ、コンディションは快晴、

そしてほぼ無風のオフショアであるという。

「どこでやればいいんじゃろか？」

とフレちゃんは思案を巡らせている。

「（メジャーリーグベイ横の）

ミンチリーフがもしかしたらいいのかも？」

と、言おうとしたが、

あまり発言する時ではないと判断して黙っていた。

エレエレ、ハナペペを超えて行くと、

ハイウエイから見えるシャーク湾沖が、

最近では見たことのないほどのサイズでブレイクしていた。

「お！これだけサイズがあれば、間違いなくリリコイだ！」

とフレちゃんが叫ぶように言った。

フレちゃんは前回のリリコイセッションを

この上ないほど大喜びしていた。

あそこは彼の理想とする波質で、

しかもブレイクするのは珍しいシークレットスポット。

昨日の早川さんも大好きなのだが、今日はここにはいない。

彼は北海岸に滞在しているので、

あちらの色々に気遣っているのだろう。

さて、そのうねり群を見て、

迷わずリリコイリーフに向かった。

砂浜をずっと歩いていくと、

無人のオーバーヘッドバレルが、

グリングリンとブレイクしていた。

それを目の当たりにしたフレちゃんはまたもや高笑い。

もちろん無人。

「なぜここに人が来ないのか」

と、その理由を推測しているのだが、

1．サメが多い

2．浅すぎて危険だ

3．駐車場から遠い

4．波チェックをするのも遠い

5．周りに民家などがないので、情報がない

6．もちろん道路からは波は見えない

7．限定的な角度でないと、リーフにうねりを受けない

8．知られていない

9．パドルが遠いからサイズが読みづらい

10．ピークまで遠い

とつらつらと１０箇条くらい出てきたが、

きっとこの中の２?３が当てはまるのだろう。

そんな無人の、美しい海面に舞い降りるようにパドルアウトを開始し、

「今日は、楽しもうな」

とフレちゃんが横をパドリングしている。

そんな彼に後光が差していた。

ある意味簡単に沖に出ると、

美しい斜面の連続が展開されていた。

昨日とは違い、流れが一切なく、

バレルになるほど掘れるのだが、

全く問題なくテイクオフできる波質。

超ロングライド、

オーバーヘッド、

セット数3?4本。

そんな「Picture Perfect」のセッションだった。

あまり書くと、

このセッションをミスした早川さんに悪いので、

ここまでとするが、

それはそれは桃源的な時間だった。

ずっと、永遠にも感じられるほどサーフィングし、

例によって日焼けで目玉が痛くなってきた頃、

オンショア風が吹いてきた。

これは、

「地上が暖められると、大地は海からの冷たい風を求める」

というシーブリーズ風で、

西側の快晴時にはよく吹く風だ。

疲れと、目の痛みには、

この風は「福風」と感じられた。

だって、まだオフショアだったらもったいなくて、

気持ち的にセッションを終了できないだろう。

長いパドルで岸に戻り、

日陰に避難してフレちゃんを待つ。

ナツメヤシの木陰は、

ある意味霊感的で、

ハワイの息吹を受けながら、

沖から吹く（福）風を感じていた。

このリリコイリーフのピークは大きく分けて4つあり、

沖からインサイドに向けて、

「キモ・クリアー」

「リバー（川）」

「セブンパームス（７本椰子）」

「ソーリーズ」

となっている。

今日はリバーからセブンパームスまでつながっていて、

それはそれは長い波だった。

いいときはこのピークが全てつながるのだろう。

そうしたら８００ｍは乗れる計算となる。

初めて入ったときは、

ハリケーンからの南東うねりだったので、

「ソーリーズ」がその舞台だった。

なぜそんな名前が付いているかというと、

あまりの掘れ方にテイクオフするときに

「ソーリー(sorry）、ソーリー」

と、謝りながら止めてしまうことが多いので、

そう付けられている。

事実俺も

「よーし、謝らないでテイクオフしよう」

と決意してパドルインを試みたが、

やはり、

「ソーリー」

と、（3回目に同行した）カイルに言って、

その波に乗ることを断念したことを思い出した。

その「言わないはずのソーリー」を聞いて、

腰抜け呼ばわりしたカイルも翌波で、

「ソーリー！」と叫び、

カイルでさえもテイクオフが不可能で、

お互いに謝りあったことを思い出していた。

補足すると、

この波は「掘れすぎる」のではなく、

ピーク内で５０ｃｍほどの距離を幻惑するので、

自分の経験視界を頼りに「いざ?」

とテイクオフすると、

その時には掘れすぎてしまいノーチャンスとなるようだ。

.

ようやくフレちゃんが浜に上がってきたので、

手を合わせ、ふたりで波を讃える。

昨日はイナリーズでたっぷりと修行をさせられたが、

本日は楽園のようなやわらかさを持った海なのです。

波乗りって不思議で、

「毎日、毎回その形と印象を変える」

と感じている。

このゲレンデが大きく変化することって、

他の遊びやスポーツにはあまり見られないことのようです。

□

そういえば、

勇人さんからクリスマスプレゼントでいただいた

「パワーバランス」バンドの調子が良く、

なんだか不思議な気持ちになっている。

最初はこういうものを全く信じていなかった俺は、

勇人さんから

「かなり調子いいので、今度お渡ししますね」

と聞いてはいたものの、

あまり乗り気ではなかった。

だが、実際に付けてみると、

血行がよくなったのか、手が温かくなった。

フレちゃんにも

「効くのか？」と聞かれ、

「信じられないのですけど、効くんですよ」

と伝えると、

「そうか、健康第一だからな、そんなに効くのなら俺も付けてみよう」

と言いだした。

NAKISURFでも仕入れられるかどうかを聞いてみますね。

□

さらにいただきものがあって、

それは「サーフサプリセット」。

徳用袋ｘ２に、ゴールドの新春プレゼントに心躍っています。

「これでイナリーズの修行も怖くない」

と思いました。

http://www.supplement-direct.co.jp/users-voice/surf-supple.html

ここに私からの声も入っているので、ぜひご覧になってください。

疲れないというより、

稽古前には欠かせないサプリメントだと思っています。

しかも不純物が入っていないので、

「オーガニック」とか、

「国産」にこだわる俺ならではと感じています。

かなり前から飲んでいるけど、

大好きで、たしかD先輩も常備されている逸品なんですよ。

さらには『グルコサミン2200』

これでサプリメントは当分の間、潤いました。

ありがとうございました。

サプリメントなら『サプリメント・ダイレクト』

http://www.supplement-direct.co.jp/index.html

がお安く、確かなのでオススメします。

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さらに石垣島の銘品

『ゆきさんのジンジャーシロップ』

も届きました。

年末に欠品してしまっていて、

最近中毒状態だったので、本当にうれしい。

早速開けると、ボトルが新春バージョンとなっていて、

めでたい気分となった。

俺がこのジンジャーシロップを好きな理由は、

まずは味が好きだということ。

そして波照間島の黒糖を使用し、

石垣島で煮込んでいるので、

あちらのカンムリワシパワーが体に注入されるようだ。

寒いとき、体の調子が悪いときは多めに飲むようにしているので、

ご存じのように「風邪知らず」なのです。

さらには化学調味料、防腐剤を使用していないこともすてきです。

大好きな禁煙バーを思い出しました。

そうだ、購入先は

http://www.ishigaki-ginger.com/

です。

沖縄より南にある、

夢のような気を蓄えたシロップをどうぞ！

そうだ、これはサーフサプリ共にアフリエイトではなく、

純粋なる船木のオススメなので、

ご注文時には私の名前を出さないようにしてください。

（もし出されても俺には何も届きませんからね）

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神奈川県の友人からD先輩の写真が送られてきたが、

このジャケットをどこかで見たことがあるような。。

先輩、これはルイスビッチョン製ですか？

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ルイスビッチョン製はなかなかの値がついているが、

「需要と供給」のことを考えると、

誰も買わなくなったら安くなるのだろうか？

こういうブランド品がデフレ景気に後押しされるように

ヨーカ堂、またはダイエー価格になったら

どうなるのだろうか？

と考えていますと、

そういえば渋谷のドンキホーテで、

激安ルイスビッチョンがあったことを思い出しました。

その時に俺が欲しかったのはガチャピンの着ぐるみでした。

今日もNAKISURFにお越し下さって、ありがとうございます。

波のことをたくさん書きたかったのですが、

「最近そればかりだ」

と先輩たちに怒られそうなので、

それはまた次回に書いてみます。

すばらしい週末をお迎えくださいね。

お正月の余韻はまだありますか？

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