台風６号『ナーリー』。
昨日の四国は、
この台風によって、
波高が一番高いと予想されていた。
どんな波になるのだろうと思っていると、
高知の友人から夜明け頃にＳＭＳがあった。
「エアポート・バンク、暗くて良く見えんけど、波良さそうです」
「混んでいる？」
「まだ誰もいません」
「おー、向かいます！」
少しすると電話があり、
「あっという間に二十人、なりました」
「週末だから仕方ないね、ならば風が変わったころに行くね〜」
「了解です。後ほど！」
風がオンショアに変わるまで、
作業等をして、
１０時頃にエアポート・バンクに到着すると、
予報通り南風が吹いてきた。
すると、
２０人以上も入っていたサーファーが、
みるみると減って、
それから３０分もすると、
４人だけになった。
波に乗ることは、
このくらい余裕があった方が良い結果を生む。
これは『ガシヤン』こと、岡ちゃん。
私は彼のことを
『不死鳥サーファー』と呼んでいる。
リップに叩かれても、
ショアブレイクで吹き飛ばされてもめげずにパドルアウトしてくる根性と、
不屈の精神が彼の持ち味だ。
ハイカラ・マコトくん。
カタサバ先生や、
タヌボクに負けないように、
僕はドラグラ（ウナクネ）道の訓示を作りました。
【ドラゴン・グライド（ウナクネ）道、訓】
一．吾々は心身を錬磨し、確固不抜の心技を極めること
僕たちが、
サーフィン＝ドラゴン・グライドを修行する目的は、
自分自身の体と心を鍛えることにあり、
真剣に波乗りに打ち込むことで、
どんなことにも動じない心と、
強い意志を習得しなくてはなりません。
一．吾々は波乗魂の神髄を極め、機に発し感に敏なること
僕たちは、
魂の拠り所としての龍捻道
（ドラゴン・グライド。サーフィンのこと）
を徹底的に追求していくことで、
どんな状況でも臨機応変に対応する力と、
世の中の機敏を理解する思いやりや優しさ、
そしてどんなことにも素直に感動できる心を身につけましょう。
一．吾々は質実剛健を以て、克己の精神を涵養すること
僕たちは、
自分自身を飾ることなく、
真面目で素直に波乗り修行に打ち込むことによって、
自分自身に打ち勝つ強い心を養っていくことを心がけています。
一．吾々は礼節を重んじ長上を敬し、粗暴の振る舞いを慎むこと
僕たちは、礼儀を身につけ、目上の人を敬い、
人前でサーフィンの力を誇示するような行動をとってはなりません。
一．吾々は神仏を尊び、謙譲の美徳を忘れざること
僕たちは人間の力が及ばない自然や宇宙の摂理を重んじ、
神や仏を敬い、
相手のことを大切にし、
自分を謙遜する態度を忘れてはなりません。
一．吾々は知性と体力をよりよく向上させ、事に臨んで過たざること
僕たちは、
サーフィンの修行によって知性と体力を向上させ、
どんな状況でも冷静に対処できるようにしています。
一．吾々は生涯の修行を波乗道に通じ、龍捻（ドラグラ）の道を全うすること
魂を昇華させるための波乗り修行は、
人生の最期まで追い求めるものであり、
一生を通じて、
その極意に少しでも近づこうとする姿勢こそが、
龍捻道（ドラゴン・グライド）の本義であります。
タローマンに会った。
「ウカくんがさ、高知で一番キャッチサーフをコレクションしているよ」
「ほうほう」
「多分、彼は全てのモデルを持っていますよ」
そんなふれ込みのウカくん。
ＤＪ ＶＣＡくんとしても知られていて、
そのウカくんに海で会えた。
スキッパーフィッシュ６６でのエアポート・バンク。
さすがであります。
最近めっきりと腕を上げたナッキー。
まるでバックサイドのピッグドッグだが、
フロントサイドという妙がいい。
スキッパーフィッシュ６０。
私とショアブレイク。
浅く、この砂利群が
「ジャリジャリザリー」と、
けたたましい音を立てていた。
サーフ後は新居地区観光交流施設の
『まぜ（南風）』に行くと、
地ダコを茹でて販売していた。
小さめ２５３円のを購入し、
そのタコを使って冷やし中華にした。
新庄ヤスくんからいただいたキュウリ、
ジグザグ玉ちゃんからの新生姜、
ご近所からいただいたトマト、
キムチ、スイートコーンと、
宇佐の千崎製麺の美しい集合体。
タレはみりん、
胡麻ペースト、
酢と出汁で自分好みの味にし、
たっぷりとかけている。
Have a great Sunday!
Happy Surfing!!
◎
