Catch Surf ©ODYSEA
Barry McGee Pro 7’0″ Twin
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今日はむずかしい表現にならないようにして書きますが、
台風６号「ナーリー（NARI）」波に乗って、
とても大きな思想を得た。
【天の巻】
大地から流れてくる広大な河があり、
そしてそれ以上に大きな海があり、
そこにやってくる波に乗るという奇跡。
自分と波。
それだけの世界。
海と自分との対話、または対峙。
瞬間の連続。
サーフィンというのは、そういうものだ。
真夏の朝焼けを背中に受けながら、
空海の詩文を現代語訳で読んでいた。
彼は１２００年前に、
太陽という恒星があり、
全ては『回転』という原則で動いていることを知っていた。
理屈の上ではなく、
意識上で大気も水も、
そして細胞もＤＮＡも全てそうなっていると感得していた。
これが『螺旋』の成り立ちだ。
地球上の北半球では、
全てが反時計回りに動いている。
水も空気も。
気圧傾度力＋コリオリ力という結果らしい。
風もそんな原理というか摂理で吹いている。
気圧の高低により、
低気圧や台風は反時計回りでそらに吸い込まれていく。
それをゆっくりと高気圧が地表に大きく、
ゆっくりと吹き流す。
さて、
そんなことを突きとめた人間という種が、
宗教というものを知り、
それは古来からの歴史の系譜ジャーナルであった。
古来からも高度な知能を持つ人はいた。
彼らは歴史（宗教書）を読み解き、
それを礎として、
人の命を突き詰めていくと、
他の動物にはありえなかった「将来」を発見し、
『輪廻転生（Reincarnation）』に結ばれることをも知った。
悟ったものたちは、「死」の前に、
自己の魂を宇宙の一部として、
存在し続けることができるのではないか、
そう肯定したのではないか。
空海の詩文を読んでいて気づいた。
欲談一心趣
三曜朗天中
これは、
性霊集の｢中寿（４０歳の祝い）感興の詩｣があり、
空海が感激した様子の詩文の末尾語句だ。
現代語訳がある。
（欲談一心趣）私の心を語らせてください。
（三曜朗天中）それはまるで、
宇宙が澄み切って見える天空のようでありました。
あまりにも台風波に乗った気分と似ているので、
原文を探したのでした。
その宇宙である太陽を水滴の中に透かして写真を撮っていると、
この水滴もまたコリオリの力で回転しながら落ちていった。
「些少、そして広大も同じ」
空海が横でそうささやいた。
刹那のことを言っているのでありましょう。
『刹那とは、最小の単位であり、そしてまた最大の単位である』
私にとって、
現代の空海はバリの高間教授という人ではないかと思っている。
彼が私の作品を使って研究したもののひとつに、
グリーンフラッシュというのがあり、
これは『日没の瞬間に現れる緑色の閃光』というものだが、
今回撮ったバッジには、
このグリーンフラッシュが水滴の中にあって、
しばし絶句してしまった。
光の大原則のことを考えると、
不思議ではないのだけど、
でもじつに宗教的でもあるなあと、
教授のお顔を思い出していた。
【地の巻】
タヌーマンの愛車
『タヌット』を真上から撮影していた。
これら全ては、
タヌーマンのマーケティングと、
プロモーションに使われるらしく、
広告代理店が入って、
なんやかんやとやっているが、
期待半分、不安最大と、
どうなることやらと思っている。
このギャランティももらえるかさえわからない。
このNAKISURFブログを書こうと、
Ｂ＆Ｍに行くと、
なんと森ヤンがやってきて、
「うわー！ひさしぶり〜〜！！」
そんな偶然に驚いていると、
その３分後にタヌーマンが現れた。
しかもシナモンが鼻に付いていて、
タヌーマンのファンとしては、
これほどうれしいことはなかった。
本人は気づかずに、
森ヤンのキリン・ラガーを横取りして、
水割りにして飲んでこの笑顔。
あれ、【地の巻】は、
意外に単調なので、
今日はここまでとします。
タヌキの呪いかな。（笑）
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ゴールドフィッシュのすごいの＿人生最大のグリーンフラッシュ＿メルローズ・フリーマート＿ハリー・デイリー（ホリディ）バースデー中編＿（２３９１文字）
【巻末リンク２：こちらもグリーンフラッシュ】
Happy Surfing!!
◎
