千葉は雨。
波もあんまりだが、
土曜日だというのにサーフエリアは、
ガラガラに空いている。
1977年の『宝島』の
「今月のニュー・ディスク」
という音楽書評を読んでいた。
するとなんと、
『ティン・パン・アレー2』の発売月だったらしく、
こんな一文が載っていた。
ティン・パンは細野晴臣さん、
鈴木茂さん(はっぴいえんど)、
林立夫さん(北鎌倉在住)、
松任谷正隆さん(ユーミンの夫)で構成された
1973〜1977年まで活動していたロックバンドだ。
タキビ神やシャッチョさんの聖歌であり、
細野さんたちが持つ、
心のビートを歌謡曲の種子へとしたためているのがわかった。
「すごくわかりきったことをいえば、
理屈じゃないんだ、ということね。
例によって、
ティン・パンはふざけすぎだの、
趣味的だのといった批判が出そうだけど、
もういい加減にそんな子供じみたことをたいそうに言うのはよそうよ。
いつまでも格好をつけて、
肩肘を張っているのはみっともないからさ。
気持ちのいい朝、
ベッドからおもむろに起きあがって、
窓を開けて、
さわやかな風と眩しい陽差しを受けて思い切り背のびをするときの開放感が、
このアルバムには瓶詰めになっている。
この中の『ろっかばいまいべいびい』など、
他のミュージシャンのものよりも、
ぼくはいちばん好きだ」藤原邦洋
(本文ママ)
The Takibi God on
Catch Surf® ODYSEA Plank X Barry McGee 7’6”
at the Hamamura
.
むかしのライン ハイライン
ろっか・ばい・まい・べいびい
♪
タキビの神に そのグラブレイル
ろっか・ばい・まい・べいびい
閉じないでさ これからは バレル
波と いつも 一緒だよ
(メロディは巻末に)
総料理長がサーファーズに行き、
そして入れ替わりに瀧朗が行ったようで、
成瀬さん夫妻と花井くんの画像が送られてきた。
これぞまさにドラグラ湘南であり、
サーファーズ岬の波質とバイブスまでが私に駆け上ってきた。
これが植草甚一の『宝島』の伝えるUFO効果なのだろうか。
そうやって、
1971年頃のことを考えていた。
最近の思ったことをスクラップというか、
コラージュ化してみたら、
私の気持ちを代弁してくれるかのようでうれしくなった。
それではすばらしい土曜日をお過ごしください。
もうすぐ春分ですね。
□
【巻末リンク:タキビ神の楽曲】
【サーフィン研究所特大号】 小島さんの天界味覚とハッピーサーフィンの絆_『ベージュ アラン・デュカス東京』_(4743文字)
【巻末リンク*2:本文中のタキビ神歌詞のメロディ】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
◎