朝8時頃から風が北東に変わるとあり、
そこから雨になるという予報通りとなった。
北東の前は弱い北西であり、
それはモニーツ向きの風向きだった。
パドルアウトすると、
人間的感情から解放された空間が存在していた。
なぜこんな文体になるかというと、
ドラ大でサーフ物理学の権威、
前田博士の講義を受けたからだ。
ドラグラ気分というのがある。
『ドラグラ階級』の項にこんな一文がある。
「競争ではなく、自己と向き合うこと」
私たちは、
しばしば階層的概念となりがちだが、
その磁場からしっかりと決別できるようにドラグラは定めている。
さらに学術的になってしまうが、
ハッピー・サーフィンの法則というのがある。
これは、
「サーフ磁性の磁気抵抗率は、
磁場近くでは、
その磁力の強さに対して飽和的に変化する」
そんなことを、
今度は高間教授(デンパサール/ジャカルタ)から学んだ。
激烈な波になればなるほど、
加圧が重要だと先日書いた。
(巻末リンクを参照ください)
これはその加圧のサンプリング完全版だ。
ボードのすべてを沈ませるほど加圧して、
滑落しないようにし、
浮き出しながら滑走するというテクニック用法が、
この三枚の画像からよくわかった。
私は体が小さい野球選手が好きだ。
アストロズのアルトューベもそうだし、
このエンジェルスのフレッチこと、
デビッド・フレッチャーも同じように大ファンだ。
そのフレッチがしばしのあいだ、
東京に滞在していたのだ。
大谷翔平くんが渡米して、
すぐに打ち解けたのがこのフレッチで、
そんな縁も感じながらフレッチも応援している。
体型も大好きで、
私が彼につけたニックネームは、
「人間サバット」だ。
ニンゲン・サバットは、
体を丸めながら
「ター!」と言わんばかりのダウンスイングで、
ライン・ドライブさせたり、
またはわざと詰まらせて、
内野の頭を越えるヒットを打つ。
そんな激烈に渋いバッターであり、
超一流の守備力を誇るメジャーきっての選手だ。
日本でのWBCが終わり、
みんなそれぞれの方向に向かっていった。
Good luck!
Enjoy Miami!!
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【巻末リンク:加圧のこと】
【巻末リンク*2:デビッド・フレッチャー2019】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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