おはようございます。
東京は大雨です。
夜明け頃、波乗りの夢を見て起きると、
ジェイクさんから電話が鳴って、
それは「こちらの波は小さいです、雨でもあります」
という暗い鹿島の波情報だった。
で、湿気の中を泳ぐようにここまでやってきて、
もうすぐ出版されるBeams Cultuart x nakiphotoブックの作業をしています。
原稿を書いて、写真の整理をして、
そうだBlue誌の巻頭コラムの原稿の締め切りも近づいてきた。
□
写真の整理をしていたら
先日伺った壱岐の写真が出てきた。
玉子焼き、昆布の佃煮、
味付け海苔、壱岐納豆、
さらにはウニの佃煮とお味噌汁の『島来荘』さんの正しい朝食。
こちらは島来荘さんから徒歩で行ける海岸。
美しき日本の海。
コジローさんと、
宝来さんのイノセントなポーズ。
彼らは高校の同級生なんです。
海岩に立つ宝来さん。
何を想うのか。
蝶も正しいポーズで花にとまり、
この岩は何に見えますか?
これは、
郷ノ浦町の西海岸にある黒崎半島突端にある奇岩で、
前出の宝来さんによると、
「海から見るとにょっきり突き出ていて、
少し異様です」
とのこと。
「猿岩」とされていて、
観光名所のひとつで、
壱岐は本当にすごい場所なんだなあ。
□
と話は都会に飛びます。
こちらは奇岩ではないが、
奇ビルディングのひとつ
『ロッポンギヒルズ』
そのヒルズ最上階で、
『カルトワインの輸入発表&お祝いパーティ』
が催されたので行ってきた。
ワインというのは不思議な飲み物で、
ブドウと作り手によって、
いかようにも味が変化する。
歴史も酒の中でも古く、
紀元前6000年頃には
「古代メソポタミアでギルガメシュ王が箱船を作り、
その完成時にワインがかけられた」
というエピソードが『ギルガメッシュ叙事詩』にあるという。
ワインは8000年も前からそんなお祝いと、
願掛けにも使用されていたのですね。
.
ワインは一時詳しく、よく飲んでいた。
俺はチリ、イタリア、そしてカリフォルニア産が大好きで、
しかも安くておいしいのをいつも探している。
で、昔住んでいたカリフォルニア州。
このナパ地区は気候と土壌が良く、
すばらしいワイナリーが点在しているのだが、
そこに『ポートフォリオ』というガレージワインがあると噂で聞いた。
カリフォルニアには『オーパス・ワン』
というこれまた伝説的なワインがある。
ワイン好きの方なら聞いたことがありますよね。
これはナパ地区の中でもトップクラスの
『ヘンドリー農園』からブドウを使って、
オーパス・ワンを製作していたのが、
ジュヌヴィエーヴという類い希なるワイン作りに長けた天才女性。
その彼女が自宅のガレージで、
ヘンドリー農園のブドウを使って限定数作られたのが、
『ポートフォリオ』というワインです。
そんな極小生産のワインが日本に正式輸入されることになったんです。
和装の女性が清家純(せいけじゅん)さんで、
このカルトガレージワインを発見し、
正式輸入までコマを進められたエネルギッシュで夢を持った美しい女性。
調べてみると、
その『ヘンドリー農園』内には、
28ブロックの区画があり、
件の『オーパスワン』
と同じブロック8(この区画からのブドウは奇跡らしいです)
からの最高傑作のブドウが、
稀代のワイン製作天才ジュヌヴィエーヴに提供されて誕生したこのポートフォリオ。
2003年
2004年
を交互に飲んだ。
そんなワインのお味はもちろん絶品で、
歴史を遡り、
夢を語るような明るさがありました。
「ワインとは不思議」
とまた冒頭の言葉に戻ってしまう。
(6月21日加筆)
ブログ読者にこの『ポートフォリオ』を購入したい方が多くいらして、
前出した清家純(せいけ じゅん)さんから
以下の連絡先をいただいた。
株式会社ミライズ
03?3583?0888
info@mirai-z.com
しっかり大事に低温管理で輸入したワインです。
大事な方への贈りもの、
そしてご自身への記念にどうぞ!
□
雨にもNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。
梅雨空ですが、すばらしい日にしましょう!
今日もありがとう。
明日は晴れるかなあ。
Have a nice day!!
■