【サーフィン研究所・新春渾身号】ドラゴン・グライド・プロダクションズ新年所感_(1323文字)

サーフィングが、

”競技”と呼ばれるようになってひさしい。

そして、

“ファクト・ファインディング”、

「事実を知る」

難易度が高くなった時代となった。

Youtube、

インスタグラム等のSNS配信、

「いま」を知るために動画が使用されている。

だが、

常に新章や新作が求められる一方で、

古風なものには人気がなく、

どこかに押しこめられていると感じている。

このページを読んでくれている人は、

文字に手ごたえを求める人だろうか。

動画配信が歓迎される一方で、

文章も歓迎される。

サーフィン競技やテクニックの滾(たぎ)りを感じたがる一方で、

「滑走」

という原始思想にはあまり興味がないようだ。

デボン・ハワードのミッドレングス動画もいいのだが、

自発的なものでなく、

商業意識に作用されての投稿なので、

心が動くサーフィンではない。

(デボン、ごめんね。

Devon, I’m sorry.

But you’d understand my metaphor, right? )

話を戻すと、

現代のサーファーは、

古の教え、

戒律、

習俗、

伝統よりもライフバランスを重視し、

スペシャリスト志向と承認欲求が強い。

by POMPADOUR Takahashi san

また、

多様性や社会問題に関心が高いのだが、

ことサーフィンとなると、

(教育によって創り上げてきた)保守志向によって、

ゆるやかに全体主義に属するようになる。

そう、

サーフィン世界は、

基礎という権威が磁力を失っている。

きのうここに登場したハービー・フレッチャーは、

フレッチャー王朝の覇者であるが、

そこまで尊敬の念で見られているとは思えない。

たとえばだが、

もしデューク・カハナモクが、

タイムマシンで日本にやってきたらどうなるのだろうか?

大きな木片でサーフして、

「ロング禁止」と怒られるのだろうか。

これらのことについて正直に伝えたいが、

そうなるとこの時代の通信性は高く、

たちまちアンチたちを刺激し、

面倒なのは長年書いてきて知っている。

そこでアメーバのように形を変えて姿を隠している。

私だけではない、

タキローもタキビ神も、

そして円月シャッチョさんですらひっそりとしている。

だが、

これまでの40年間にさまざまなタブーに挑戦して、

ファクト・ファインディングに苦闘してきた。

精力と探求心を更新して、

鋭さと深さで読者に驚きと、

波乗りの持つ色気をあたえつづけたい。

デボンではないが、

暗喩も比喩も皮肉も文体から読み取ってほしい。

アンディ・アイアンズというサーファーがいた。

彼こそが本物であり、

そして、

27歳で早逝したジミ・ヘンドリックスのように人生を凝縮して生きた。

アンディはまるで怖れをエネルギーに変えるようにサーフしていた。

私もこうなりたいといつも感じている。

「新しい年が、
みなさまにとっての多様な表現が可能で、
すばらしい年となることをオン祈りします」

ドラグラ・タイムス新年所感より抜粋

NAKI / 広報部

【巻末リンク:近代サーフィンの父&始祖】

【サーフィン研究所】デューク・カハナモクの誕生日_サーフィン歴史のおさらい_(2222文字)

【巻末リンク*2:正月三が日スペシャル】

【naki’sコラム】vol.62 The Thrill is Back. Life is Surfing._ハービー・フレッチャー2012_(12008文字)

Happy Surfing and Happy New Year!

上部へスクロール