
春色の汽車に乗って
海に連れて行ってよ
松本隆

昨日はヨーロッパの気象台は午後から北西風を予想していて、
アメリカと気象庁は北風になると表示していた。

私はなんとなく北東風になる気がして、
ならば、
ノースジュクオンだと向かってみることにした。

ナウファスによると、
うねりは1m前後の6秒台なので、
30cm程度の波があれば良いと思っていた。

昼過ぎに大干潮となるのだが、
潮位70cm以下になってくると、
パーフェクト・ライト&レフトがブレイクし始めた。

波高30cmという予想だったが、
実際のセットは1m以上もある美しい波だった。

波の底、
つまりうねりの裾野からテイクオフを開始すれば、
目を付けた波のほとんどに乗れますよと、
キャプテン・ハーロツくんにご指導させていただいた。

すると、
聡明なハーロツくんは、
たった数本でその波の底位置を会得して、
クイーン・エメラルダス号のように波の上を滑っていった。

ハーロツくんを称えると、
「いえ、トチローさんのおかげです」
そう謙遜して、
ミツさんが炊いたおいしい筍ごはんを分けてくれるのだった。

ハーロツくんによれば、
彼のサーフィンに対する想いは、
「サーフィン界のフジョーリな束縛に反旗をひるがえしています」

続けて、
「ぼくは自由を求めて、
大宇宙である海に己の旗を掲げています」

これこそがサーフィンの、
いや海遊びの真髄だと感動してしまった。
ハーロツくんに敬意を表してここに記録する。

シダトラ中毒患者であるターくんとかっちゃん夫妻も来て、
話題のサンディエゴ・フィッシュの詳細に迫りつつ、
花板たーくんの鬼政関係とか、
勝喰の海鮮丼ファスト・パスについて話しつつ、
来週のジョリーパスタ行きの約束をするのだった。

スーパー「せんどう岬店」に寄ると、
さきほどいただいたタケノコが売られていて、
こちらも春の訪れを表現していた。

カツオも真鯛もあったが、
地魚である真アジが1kg500円という値で売られていて、
総料理長だったらこれをどう料理するのだろうかと腕を組んだ。

NAKISURF。
サーフボードの話を少し。
サンディエゴ・フィッシュのマスターが完成し、
毎日乗りこんでいる。

Bright Romantica’s San Diego Fish
6’3”(190cm)x 21-9/16″ x 2-15/16″
体積が45.9リッターもあるが、
短身であるからか、
取り回しは滑らかに粘っていくような純正フィッシュ・フィーリング。

このサンディエゴ・フィッシュに関しては、
1.(サンディエゴ・フィッシュなので)オーセンティックなもの
2.高速滑走関係
3.制御と速度のバランス重視
4.新感覚でありつつ粘着度高め
5.ショートボードのクイックさ
そんな5つの挙動が明確となった。

さらにその特性と、
ボードへの一体感を探るべく、
ありとあらゆるフィンを付けている。

予想に反してレスポンスが良かったのが、
このマジカル・カーブフィンで、
この丸みとフレックス性が、
狭い回転時でも挙動を変えず、
のみならずリードしてくれると感じた。

少し大きめのカーブ・フィンはどうなのだろうか?
そんなことを前田博士と話して、
現在グルービーフィンにそのサンプル製作を依頼している。
https://www.nakisurf.com/product/groovy-fins_magical_curve_twin%ef%bc%86twinzer/
□
【巻末リンク:サンディエゴ・フィッシュ・マスター版の完成時】
【サーフィン研究所研究号】レバレッジ・フィッシュからサンディエゴ・フィッシュ_そのバックグラウンド・ストーリー_(1288文字)
【巻末リンク*2:なぜか検索に登場したので】
Happy Surfing and Happy Lifestyles!
◎

