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【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】ダクトテープ・インビテーショナル6_トシュ・チューダー_伊豆サーフ・トリップ・メンバーのご紹介_(1412文字)

Tosh Tudor at

Vans Ducttape Invitatinal Shonan

.

トシュ・チューダーには、

昨日もここに登場してくれたが、

じつはまだまだエピソードがある。

法王とJR(国鉄)で、

セイント・カルちゃんのヘア・カリフォルニアに行き、

ベルギー・ビール片手に

ダクトテープのことを話していたら瀧朗家族がやってきて、

また話はさまざまなことにつながっていった。

すると、

トッシュがやってきて、

「カル、明日バースデーだから髪を切ってくれるかな?」

「もちろんさ。いつがいいかな?」

「いつでもいいんだ」

「お、ちょうどお店が終わったところだから今から切ろうか」

「やった!」

Tosh and St.Karu at the

Hair California Fujisawa

.

そんなことになって、

トシュの15歳への髪は、

カルちゃんが手がけた。

もっと言うと、

トシュが10歳のときもカルちゃんが切ったので、

こうして誕生日カットは継続されていくのだろう。

Hailie Rohr and

Catch Surf Skipper Fish 6’6″

Nakisurf Original Twin + stabilier

.

さて伊豆。

ご存じのように良く晴れて、

夏日で、

波は小さく、

よって無人だったり、

近所の直人さんがサーフにしに来たり、

リアルサーフのけいくんがやってきて、

それは楽しく、

幸せな明るいセッションとなった。

サンオノフレ・サーフ・カンパニーのヘイリー。

私は彼女のことを『手芸ガール』だと思っていた。

だって、

一日中ボードケースを縫っていたり、

何か創作をしているような控えめでおとなしい女の子だからだ。

ある日、

ヘイリーとサンクレメンテで会った。

しかも岬レフトが、

オーバーヘッドからダブルくらいのサイズがある日だった。

ヘイリーは、

驚くほどの波乗りを披露してくれた。

上手いのなんのって、

クリティカルセクションから軽くテイクオフし、

ダウンザラインの方角にレイルセットし、

高速で突き進んでいった。

これがあの手芸ガールだったとは。

サーファーを見る眼力は磨かれていたと思っていたけど、

まだまだだと思い知らされた気分となった。

そんな彼女がダクトテープ・インビテーショナルに招待され、

私の総合では「ヘイリーが優勝した」と思っていたが、

結果は準優勝だった。

私はちょっぴり悔しく、

そのことを彼女に伝えると、

「そんな良点が私の波乗りについたのね。

優勝だなんておこがましいわ」

そう驚いていたのが印象に残った。

こちらはマケイラ・スミス。

Seeaの子で、

サンオノフレをカリナ(ロズンコ)たちと、

縦横無尽に駆け巡り、

平均以上のメンズサーファーよりも勇敢で、

そして精確なボードコントロールができる。

そしてこちらが真打ち

アンディ・ニエブレス。

「見出し4」という文字サイズとし、

太字にフォント色を変えたくなるほどのレジェンド。

人生を楽しみ、

そして波乗りを愛し、

夢は明日の波に乗ること。

そんなシンプルライフが実を結び、

メーカーからは、

ストラスバーグ(ナショナルズ、FA)並の争奪戦となっている。

本人はそんなことは何も気にせず、

わがサーフィンを、

波乗道を突き進んでいるのがいい。

こうしてサンクレメンテの友人たちと、

伊豆の休日だなんて、

サーファーとしてこれ以上うれしいことはない。

いつまでもハッピーサーフィン。

自分もみんなも。