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【サーフィン研究所&ドラグラ特大号】狼満月_ポピュリズムをかわしつつ、楽しくサーフする20の方法【前編】_(1963文字)

昨日の満月がすごかった。

ネイティヴ・インディアンは、

Old MoonとかWolf Moonと名付けた1月の満月。

これを室戸岬から見たのだが、

そらに龍は昇るし、

しかも空海が見た角度(みくろど)側からなので、

それは感慨深いものがあった。

さて、

これは一昨日思いつき、

昨日もこのことについて書いたが、

ポピュリズム(populism)という言葉を聞いて久しい。

この意味をまとめたく、

博識の瀧朗に聞いてみると、

「平民、公民、人民、大衆主義ということを指しています」

「ほうほう。言葉はポピュラーからの派生だよね」

「はい、俗語かと思われますが、英米同時に発生したので、

政治的なプロパガンダという意味合いが強いと思います」

「そうだったのか!」(タキビ神のマネ)

「ポピュリズムは、”大衆=大勢の権利を守る”と、

大多数の支持を背に体制側や自由人を批判します」

「やはりね」

「日本では、大衆主義や人民主義、大衆迎合主義という表記で、

コボちゃん(読売新聞)、天声人語(朝日新聞)、

さらには私の履歴書(日経)にもこの流れが見受けられます」

「お、天声人語。最近は高知新聞の同コーナーの小社会がいいんだよ。

天声人語って、

タヌーマンも好きな石川啄木とか、夏目漱石が書いていたのを知っている?」

「はい、知っています」

「今だったら村上春樹だろうか。お!すごいなぁ。さすが瀧朗だ」

「やめてください。今はその論ではないと思います。

とにかくポピュリスト(populist)たちが、

民衆派とか、大衆迎合とやっていますけど、

危惧すべきは、

戦時中のような右へならえ思想が一般化してきたことですね」

「こわいなぁ」

「はい、民主主義でありながら、自分の意見を言うと叩かれてしまう世論です」

「独自性は大勢によって封印されると」

「その通りです」

「なぜそんなことになっているのだろうか?」

「人民を操作する時代がまた来ているのですよ」

「これもこわい。反義語は何だろう?」

「リバタリアニズム(libertarianism)です。

これは個人、経済の自由を重視します」

「ほう」

「他者の物質や財産を侵害しなければ、

おのおのの行動は、基本的に自由ですというものです」

「いいね。サーファーだね」

「はい、旧時代のサーファーがこれですね」

「今は違うか」

「リバタリアニズムの人もいますが、

ポピュリストが絶えず包み込んでいます」

「大変な世の中だね」

「うん」(ラカ法王のマネ)

私はポピュリズムとは無縁で生きていた。

小学校2年生のとき、

少年マガジンで釣りキチ三平が連載された。

三平くんが「カルデラの青鮒」や

「三日月湖の野鯉」で、

鯉とか鮒を釣っているときにブラックバスを狙った。

「ルアー釣り入門(実業之日本社刊)」

という本を読み、

銀色のスプーンというルアーを買い、

釣り好きの父親にせがんでオジャガイケとか、

芦ノ湖、河口湖に行った。

そして12歳のとき、

その釣りキチ三平の

「湖の殺し屋ブラックバス」が掲載され、

少しして、

ブラックバス釣りが流行ると釣り竿は置いた。

ドリフが良いと聞けば、

ひょうきん族を見ていたし、

大流行したアディダスのヤッケ(ウインドブレーカー)は、

4本線のニセモノを胸を張って着ていたし、

マジソンバッグなどは欲しいと思ったことはなかった。

サーフィンを始め、

そのときのゲルゲ先輩(D先輩ではない)が、

エア・ジョーダン1の黒白赤をアメ横で買ってきて以来、

大ファンとなり、

さらにはこのエア・ジョーダン発売が、

ハワイのノース・ショアの時期と重なるので、

毎年のようにアラモアナ・センターか、

パール・リッジのフットロッカーに参じた。

エア・ジョーダンは4年後、

5で大人気となって、

さらには藤原ヒロシさんたちによって、

スニーカー・ブームが起きるやいなや、

弟に私のコレクションを全てあげてしまった。

サーフィンもそう。

当時の花形プロ関野聡さんよりも横山泰介さんの波乗りを愛し、

サーフ雑誌は、

コンテスト・ページではなく、

空志海児(抱井さんのペンネーム)をむさぼるように読み暗記していった。

横山泰介さんつながりで大野薫さんと、

そして当時のスポンサーだった岡本さんに

「お洒落主義」を学び、

ナガヌマさんからは「突き抜けろ主義」をいただきつつ、

下重さんからは世間の常識を学んだ。

ショート全盛は、

ミニであり、

いまはミッドレングスだったり、

古典だったりしているが、

とにかくスルスルと、

大勢から自分の方向を見つけてきた。

それは、

「これでいいのか?」

という醒めた視点であり、

自身を俯瞰する生き方をサーフィンで表現してみたい。

それがウナギ・クネクネの極みであり、

現在のドラゴン・グライド(竜・滑走)という起点になっているのだと知った。

(明日に続きます)

Happy Surfing!!