あれからタヌ・ビーチに向けて出発し、
いつも立ち寄る道の駅「なぶら土佐佐賀」でお買いもの。
早朝だったので、
食堂は開いていなかったが、
ちょうど椎名誠さんたちが、
ここで食べた記事を読んだ。
「わしらは、
ワシワシと土佐のカツオを食べたのだった」
そんなことをしてみたくなった。
順調に進み、
タヌ・ビーチに到着すると、
ほうばいうどんのマナブくんと、
長男ゼンイチくんがいて、
2020NAKISURFカレンダー(完売ありがとうございます)を渡したのだった。
そして、
ここに来るきっかけとなった
『夜明け前波情報をリークした』
DJ UVCAくんにも会えたのでした!
「(日曜日なので)混んでいて良くないです」
夜明け前からサーフしていた宇賀くんはそう言うが、
目の前の岩場前は無人なので、
そこでサーフすると、
まるでミニチュア・オフザウォールのような硬い波質が迫ってきた。
無人なので、
乗っては戻り、
戻っては乗ってと、
まるでトレーニングのようにサーフした。
たまに来るオバケセットのレフトは、
センターまで乗っていけるほど長く、
センター方面まで行くと、
ハイカラMと仁尾くんがサーフしていた。
Hikara M at the Blue Dragon
with Nakisurf Original Twin fin
.
ハイカラMとは、
ハイカラ・マコトくんの略で、
日本一の長寿アニメ『サザエさん』に出演してからというもの、
(巻末リンク*2をご参照ください)
ラカ法王、
タキビ神、
ジローくんに次ぐ人気となった土佐サーファーでもある。
空腹以上まで波に乗り、
入野のターボーくんのお店に転がり込んだ。
豚モダンを注文し、
ゼンイチくんがトンペイ焼き、
マナブくんがカスと注文された。
ブラッド・ピット似のターボーくんによる、
土佐マヨネーズ演舞。
ターボーくんにも頼まれていたカレンダーを渡し、
これで残りは、
ハイビスカス食堂とポイくん、
中土佐の社長、ピザ屋の人、
炭焼きの人、
カレーの人たち等となった。
これがトンペイ焼き500円。
溶けるチーズがメキシコのケセディーヤのようであり、
卵2個がブレックファースト・ブリトーそのものであるが、
タレがお好み焼きのものなので、
このマルヤさんが名店であると認定されて久しい。
すごいぞ日本のソウルフード。
食後は再びタヌ・ビーチに向かい、
奥側の岩場が無人だったのでそこに行くと、
イトウくんがサーフしていて、
海から上がってきてから、
スーちゃんとイトウくんたちとののタキビで、
マナブくんがキリンラガーをロング缶、
レギュラー缶を取り混ぜてごちそうしてくれ、
さらにスーちゃんが、
スーパードライをたっぷりと持ってきて、
それはすばらしいタキビ宴会となったのだが、
話が長くなりそうなので、
タヌ夜ストーリーはここで終わりとします。
それにしても良くサーフした日だ。
@sanonofresurfco
.
(巻末リンクx2)
一昨日はフィンについて再確認すると、
「ボードやサーファーのスタンスによって、
前方または後方(テイル寄り)と位置をずらせば、
サーフボードは最大限の操作性と性能を求められる」
そう学んだ。
このことを流体力学と書いていいのかわからないけど、
サーフィンとは、
固体であり、液体である。
感動であり、夢である。
こんなテイクオフがメイクできるのは、
大きなフィンがスタンスの真下についているおかげであり、
ボードが波と接着しているからだ。
百聞は一見にしかず。
動画の方がわかりやすいので、
ここに連続写真をアップロードしてみた。
静止画像はこちらである。
要は、
テイクオフの開始直後は、
速度が足りず不安定だけれども、
こうしてフィンを踏んでいくことによって、
サーフボードと、
波の接着ができる。
ただ、
自身の体勢が開かないようにしなくてはならず、
こういうときは必ず
「小さく小さく、低く低く」
そう唱えてテイクオフしている。
フィンを感じたら、
サーフィンはもっとかんたんになる。
しかも大きなフィンの接着に着目しての論である。
良く見ると、
後ろ足がきちんとインサイド(波の中)にあるフィンを踏んでいた。
陸でこの練習をするのは、
床にテープ等で印を付けて、
「毎回同じ場所に立つ」
そんなことを反復でやるといいだろう。
陸トレーニングの季節です。
うるわしき春。
光風動波。
風光りて、波が動く季節となる。
□
【巻末リンク:フィンについての起】
【巻末リンク:接着。JOBとケリー・スレーター編】
【巻末リンク*2:サザエさん編】
【サーフィン研究所特別号】パイプライン・マスターズ22考_NAKISURFカレンダー2020にありがとう!特別出演タラちゃん(サザエさん)_(1693文字)
Happy Surfing!!
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