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【サーフィン研究所&ドラグラ・プロダクションズ】接着とは?_JOB / KELLY SLATER & JOHN JOHN FLORENCE_ボードプロポーションやスタンスに位置によってフィン位置を決めると最大限の操作性と性能が求められるとわかった編_(1908文字)

この画像は、

今年の夏のことだが、

DJ UVCAこと、

宇賀くんとサーフィンをしていたとき気づいたことがある。

それは、

フィン面積の最大部分にスタンスを取ると、

接着を操作、

いや支配できたことだった。

接着とはあまり聞き慣れないサーフィン用語だが、

テイクオフの際、

ターンの際、

全て波面に何かしらの形で接着していることに気づいた。

別の言い方をするとターンであるけど、

ターンとも違う。

昨日書いたことは、

この自身のボトムターン画像を見て、

フィンを起点に、

回り込むように加速する軸のことを知った。

魚を見ると、

やはりフィンが付いていて、

それぞれ可変しながら尾びれで得た速度を胸びれと背びれで操作している。

ただご覧のようにマルチフィンであるので、

軸という泳ぎにはならないだろう。

魚からは学べなかった。

最初に接着と書いたが、

上のような波をフィンレスやミニマルフィンで滑ることは、

なかなか困難だ。

なぜならばフィンが無い、

またはフィンが小さいと、

自分と波が接着しづらい。

もしフィンレスで乗るとしたら、

波のピーク、

芯から低速発信しないと操作不能になるだろう。

Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’0″

Photo by Yasuhiko Hakamada

.

これはトリム。

波壁に接着ターン後、

その摩擦を解いた瞬間。

最大速度となる。

接着ターンを解く瞬間は、

ハイラインというマニューバーだと、

この位置くらいだろうか。

これもそう。

要は後ろ足部分にフィンがあると、

サーフィンはかんたんになると突きとめた。

このときは感激してしまい、

こんな気分であった。

これは上記した台風波だったり、

ジェフリーズの高速ライトだったのだが、

ワイドベースのシングルフォイルのツインを付け、

そのリア(流れ出る方向)には、

ベクターを設置して、

そのスタンス部を支えていた。

ようやくわかったのは、

フィンというのは一点集中型で良く、

冒頭に書いた軸という回転運動論の正しさが熱を帯びてくる。

ちょうどキャッチサーフのJOBがケリー・スレーターと、

ワイメア・リバーでステーブル

(stable この場合は高さが変わらないこと)

な波に際してのサーフボード論について話していた。

東京大井町のcitywaveがこれに似ているだろうか。

興味深いので会話の内容を聞いてみた。

SURFING WITH KELLY SLATER & JOHN JOHN FLORENCE

上の動画で、

JOBとケリーが話しているのが、

サーフボードのことで、

それはお互いのボードの長さから始まり、

(動画開始16分10秒後)

フィンの話となった。

ちなみにJOBがファイブ・エイトで、

ケリーがファイブ・セブン。

幅がそれぞれナインティーン・ワン・フォーと、

エイティーン・スリークォーターだった。

NAKISURF・MATRIXカレンダーを使って、

センチメートルに換算すると、

JOBはほぼ173cm長、49cm弱幅で、

ケリーが、約170cm長、およそ47.6cmという幅だった。

JOBは(この波は)幅が合ったほうが良いと断言し、

もちろんケリーも同意見だった。

さらにケリーは、

子どもの頃はツインフィンに傾倒していたと、

初めてから6本目までは、

ツインフィンだけに乗っていたと告白しながら

「あのときの感覚を思い出すんだよ」

そんなことを言いながら、

川の流れの起伏にレイルと、

ボトムをはわせるように体と手でスケーティングしていた。

JOBはワイドベースなツインとベクターサイズのリアをボードに装着し、

ケリーはJOBよりもさらにワイドベースのフィンを付けた。

ターン重視のケリーは、

後方に切ったFCSフィンを付けて、

「なぜだか調子いいんだよね」

そう言うボードを見ると、

やはり彼の後ろ足位置にフィンが付いていた。

当たり前だが、

こんな接着・軸という原則をきちんと説明できなかったのだが、

ここに晴れて証明というか、

後ろ足の上にフィンが来ることの意味を知った。

私はクローズスタンスなので、

「フィンを少しでも前方(ノーズ寄り)に付けた方が調子が良く、

ボードやサーファーのスタンスによって、

前方または後方(テイル寄り)と位置をずらせば、

サーフボードは最大限の操作性と性能を求められる」

なので、

ケリー・スレーターたちのフィンはそれぞれカスタムなので、

ベース位置が前方、

または後方にどれほど移動させて、

サーフボードへのアプローチとして、

バリエーションで使っている。

そんなことが分かったので、

ここに

『サーフィン研究論文』

として保存しておきます。

【サーフィン研究所スペシャル2】台風15号顛末_ヨノピークの極み_(2312文字)

Happy Surfing!!