新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、ルポライターで知られるNAKIこと、船木三秀のコンセプトサーフショップです。

naki's blog

【サーフィン研究所】ひさしぶりの青龍波に相対して何を感じたか_(1107文字)

昨日は春一番が吹き、

気温がみるみると上がり、

長時間Tシャツでいても全く寒くなかった。

体が軽い。

衣類が重かったのだ。

ここは高知市であり、

気温23.4度だったという。

28度はあると思ったが、

正しくはそんな気温だった。

これが観測史上初というものだが、

最近は異常気象とかそんなことが続くので驚かない。

すでに満開の桜まであるし、

もう春になったのだろう。

そしていくつかとびきり冷えて、

少しずつ暖かくなっていく。

自然の生業(なりわい)。

カメラを向けたらタカ目鷹科のトンビがこちらを見ていた。

さすが猛禽類(もうきんるい)である。

目が良い。

「春一番が吹けば波が出ます」

波事情ではトップクラスのハイカラMの言葉である。

明け方は、

低気圧が通過したばかりで大荒れだったが、

徐々に収まってきたようだ。

「朝からやっていて2回目です」

そんなアンジェロは、

大きめのエッグシェイプのシングルフィンで、

クランブルの下から、

きれいなラインを描いていた。

さらに書くと、

千葉公平さんのシェイプであり、

美しいサーフ・ボードだった。

赤いボードの竜一くんとパドルアウトすると、

今までトレーニングしていたのにも関わらず、

錆び付いた身体の自分がいた。

具体的には、

体幹筋とサーフボードの接着が悪く、

さらには腕を引き絞っても、

100%の推進力にはほど遠くなっていて、

パドリングの修練をしなくてはならないと痛感した。

プール、川、海、湖、

どこでも修練するぞと決意した。

走るトレーニング。

横向き後ろ向き。

膝内足筋を鍛錬しつつ、

龍だなんだとやっていたが、

波という本物を前にすると、

いかに自分というもものが

「か弱きもの」かがわかった。

1本目がやってきた。

このとき足がからまるようになって、

スチャと出なかった。

ゴテッ

そんな感じでテイクオフしていった。

いわゆる失敗だ。

ひさしぶりの大きな斜面。

膝やくるぶしサイズの波には乗っていたが、

それとこれが同じ波とは思えないほど、

別な波であり、

これは荒ぶる龍そのものだった。

なんとかテイク・オフし、

けれど遅れてしまった分、

インパクトを背負わなくてはならず、

それを受けるのではなく、

自分をインパクトに弾ませるようにした。

ゼドン!

そんな轟音が後ろから拡がり、

波の前に出て来られた。

ショアブレイクまで来ているだろうが、

チャンネルと波の切り返しがまた切り立つように感じたので、

そこに張り付いてみた。

狭い波の中もひさしぶりだった。

龍波を余すところなく味わった。

まだまだあるのだが、

今日はここまでとします。

ひさしぶりのサーフィン話ができてうれしい。

Happy Surfing!!