黄金の龍を感得した朝。
これら龍、
竜は青龍寺の上に浮いていることが多い。
青龍寺というのは、
弘仁年間に建立された寺。
とすると、
1200年も前からここにあるものだ。
さらに書くと、
空海が唐に渡り、
真言密教の秘法を授かって帰国する。
その後、
空海はときの嵯峨天皇へ、
「密教寺をここに」
と奏上した深緑地である。
よって、
1200年後の今も、
常人では知ることができない現象が、
日々起きてもなんら不思議ではない。
さて、
「春一番で波が出た」
そう昨日書いたが、
昨日もなかなかのもので、
テッペイさんと、
バックサイドのレイルワークについて話すに至り、
ジグのフォールのようにヒラヒラと、
テイクオフしていく妙技も得た。
金龍を見ただけあって、
すばらしい日となった。
こちらは青龍波をボンザーで感得したしんじょうヤス君。
さすがのスタイルで、
偉人タマちゃんもグレイトサーフしていて、
ブッチくんもなかなかの滑りを見せていた。
ヤスくんの「君」がひらがなでなく漢字なのは、
須崎市のしんじょう君を連想させたいから。
このことについてさらに書くと、
『しんじょう君のおへそが低気圧の中心である』
ともどこかに書いた。(巻末リンク)
奔放な風波。
そして波感覚がやたらと短いのにとってもパワフル。
海に入ろうとして支度していると、
サーファー氏がやってきて、
私から情報収集してパドルアウトしたまでは良かったが、
前出の青龍寺方面に流されてしまった。
彼は自分では中級者だと思っているが、
パドリングを見ると、
どちらかと言うと初心者に近いサーフ歴7年程度だろうか。
氏は、
忘れた頃やっとラインナップにグラユラやってきたと思ったら、
「流れ強いっすね!」
そう言って、
なんと私を追い越してピーク側に行ってしまった。
驚きである。
「喰らっても知らないぞ」
そう思っていたら、
まんまやってきた中セットの餌食となり、
あっという間に打ち上げられていた。
それにしてもいきなり初ブレイクで、
あのグラグラ・パドリングで、
一直線にピークに行くのがNGだとすらもわからないのがすごい。
このレベルの鈍感力では、
グッドサーファーにはなれませんぞ。
「なんちゃってサーファー」
そう命名してみたら落ち着いた。
ナッキーは、
年月をかけて習練し、
キャッチサーフ6’6″をダックダイブできるようになり、
その結果、
この強烈な風波も長時間サーフしていた。
そうです。
なんちゃってサーファー氏は、
謙虚にとか、
少しずつということを見習うように。
サーフィンは、
武道と同じように近道はありません。
私もタイラーのドリームフィッシュで、
奔放な波の鼓動を感じた日。
春になった日とここに書くが、
来週は零下予想が出ているので、
三寒四温の季節です。
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【巻末リンク:重要学説】
Happy Surfing!!
◎