土佐、青龍寺の裏。
夜半、
みぞれが降ってきたと思っていたら、
やがて雪に変わった。
それでもここは海の前なので、
黒潮前なので、
暖かい地として知られている。
ここにこれだけ雪が降ったのは数年ぶりだと、
左右のご近所さんである冨永さん(600m)と、
漁師の森田さん夫妻(尾根裏250m)がおっしゃっていた。
(カッコ内はカタサバ先生宅からの距離)
良いものを見られた。
画像で見てもおわかりの通り、
ここにはガードレールがない。
今朝の道路は凍結していて、
特に北斜面はアイスバーンのようだった。
そこで、
もし車体がスリップしてしまうと、
そのまま海に落ちてしまう。
もちろん、
車は走ってもこない静かな夜明けだった。
そんな中、
遠くから車の音がしたと思っていたら、
それはなんと高知新聞の金山さん号だった。
四駆でやってきて、
ズジャララ〜っと、冨永さん家方面に向かっていった。
すごい!
金山さんは、
それからちょうど11分後にやってきた。
良かった。
こうして道路が凍結した日にも時間通りに朝刊が届く奇跡。
こうして、
世の中に普通にあるというものは、
人の使命によって成り立っているのだと再確認した。
さらには、
勤勉で聡明な金山さんによって、
この想いが伝わってきたので、
こんなビジュアルを任意作成しました。
ずいぶんと暖まってから出発しようとすると、
フロントガラスがまだ雪景色だった。
湯や水をかけてはならないとあって、
ワックスコームが便利でした。
Catch Surf Skipper Fish 6’0″
Nakisurf Original Twin Fin
.
ウエットスーツは凍り、
『低気圧通過によるサイズアップ』
という予想に反して小ぶりの波だった。
ひさしぶりにキャッチサーフの6フィートを出し、
オリジナル・ツインで乗ったのは、
ナザレの、
カイ・レニーのライディングに触発されていたのかもしれない。
いやはや新時代ですね。
(巻末リンクをぜひ)
偉人タマちゃんからダッチオーブンをお借りし、
米粉でパンを焼いた。
しっかりと直火で焼いて、
無塩バターを溶かし、
自家製レモンジャム、
金柑ジャム(共に冨永さんの有機)をのせた朝。
米粉土佐ハンバーガーという命名の奇跡もあり、
その影には、
『扇動的な春野ケチャップ』というのもありました。
おいしいもの研究所は、
本日も研究を続けています。
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【巻末リンク:カイ・レニーのナザレ】
(開始後2’06″)
Happy Surfing!!
◎