Blue誌の巻頭コラムを入稿した。
これが5枚弱(1653文字)。
優れた除菌剤があり、
この除菌プロデューサーを引き受けた。
この紹介文が4枚(1452字)。
NALU誌も締め切りがやってきたので、
特集記事を10枚(3988字)入稿。
そして連載コラムを
『理法修錬人間形成波乗道・各派ご紹介』として、
『パブリック・プレッシャー/公的抑圧(YMO)』
アルバム製作時の坂本龍一さんと、
多羅尾伴内の気持ちで書いた。
これが5枚ちょい(2029文字)なので、
合計すると、
22枚強も書いたことになる。
全量で9120字となるが、
よく書けたと胸を張るが、
このブログでもたまに4000字台が出るので、
普段からの修練の賜物だと、
赤胴鈴之助(武内つなよし)の気持ちとなった。
最近ならば、
孫悟飯(ドラゴンボール超)であろうか。
とにかく、
印刷されるものだけで20枚を書き遂げたのだ。
話は変わって海岸侵食のことを。
これは新島の羽伏浦海岸で、
「民宿富八さんのフェイスブックにありました」
西湘の友人が送ってきてくれた画像だ。
ああ、
ハブシはここまで削れてしまった。
元々は、
広く美しい白砂海岸だったのに、
ある時代に人間が、
道や駐車場を建設した。
さらには世界的な波が来るからと、
当時注目された地方創成の先頭として、
サーフィンの国際大会を開催するという名目で、
立派な建物を砂浜を見渡せる丘の上に立てたが、
浸蝕というか、
海側の主張がやってきた。
Shane Dorian / Niijima
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これだけ建設費をかけているのと、
人間の意地でそうはさせないと、
せっかく大量の税金を使ったのにと、
例によって、
いつものようにテトラポッドと通称される消波ブロックを入れる。
ご存じのようにこれも公費、税金である。
すると、
今度は波周りが深くなってしまい、
ついには波が立たなくなって、
サーフィンができなくなり、
もちろん、
集客を期待できるコンテストができなくなった。
結局、
その快適なジャッジスタンドにも、
サーフィン観戦スタンドとなる立派な建物がほぼ一切無用になり、
上に掲げたように悲しく海に滑落するという本末転倒があった。
こうして書いてみると、
ほとんどアイロニカルな話だが、
実際に日本のどの海岸もこんなことになっているのではあるまいか。
相も変わらず、
各地でそれをさせずと消波ブロックを積み上げているが、
あれを見ると、
人間とは、
地球にとって俗悪なる生きものではないかという疑念が湧き出てくる。
辺境の無人島に行くと、
島中が護岸とテトラで張りめぐらされている。
誰のためにやっているのかと質問したところ、
「領海が失われないため」
そんなあらかじめ用意された回答が戻ってきた。
ここにこのことを書いたり、
こんな声では変わらないこともわかっている。
サーファーだけではなく、
この無用さと愚についてを国民に知って欲しい。
自然は、
加工や細工しないで、
そのままであれば、
人に大切なことを伝えてくれる。
まずは消波ブロックや堤防建設を再考し、
必要のないものを取り去らないとならないが、
良いところまで行っても結局は「前例がありません」となり、
例によって役所仕事なので、
なかなか進まずに次世代まで持ち越すのだろう。
映画『シン・ゴジラ』とは、
まさに日本の縦割り政治を表現しているなと、
高知新聞のTOHOシネマの案内広告を見て思いだした。
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#みんなでサーフィンを変えていく
Happy surfing, happy life!
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