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【サーフィン研究所:特大号】龍滑文藝審議会推奨作品_黒潮町に関するサーフ調査研究その38_(1539文字)

黒潮町にやってきた。

黒潮町は、

高知県西南部にある人口およそ1万人の町だ。

ここは、

毎年GWに開催される

『砂浜Tシャツアート展』や、

革新的な町長(3期目)で全国に知られている。

少し文芸的なことだが、

昨日、

芥川賞と直木賞の候補作品が決まった。

私は馳星周『少年と犬』を推しつつ、

同時に賞には興味がない。

だが、

1957年の芥川賞は、

『裸の王様』(開高健)であるので、

「名作を後世に残す」

そんな重要な役割をしていることも理解できる。

カーブミラーに法王が映り込んでいて、

さらに書くと、

このとき、

元クリーニング屋主人が、

緑色のボーダーポロと、

ベレー帽をかぶって海岸方面に向かっていった。

黒潮町の海岸は名の通りに黒い砂浜だが、

ここにはゴミ一つなく、

まるで『海(うみ)』という童謡の、

「松原遠く 消ゆるところ」

そんな正しい歌詞を直訳したような美しい松林海岸だ。

黒潮町にやってきたら、

業務スーパーあるね屋に行き、

総菜を買い込むのが最近の流行である。

 

 

海岸は町の社交場であり、

多くの人たちがここを行き交う。

それだけではなく、

ほとんど全ての人がお互いを誰か知るものであるからだ。

毎日ここに来ているであろう老人たちがいて、

「おはようございます」

「(波は)どう?」

「(潮が)もっと込んできたほうがええで」

そんな会話となっていた。

都会から来ると、

こんな昭和40年代のようなことが信じられないのだが、

これも田舎の良さのひとつである。

なので、

こんな田舎道を速度超過で走るものは、

大切な孫や子、

猫や犬を傷つける

「未来の悪人」であり、

さらに書くと、

そんな走りをするのは、

市街地から来たサーファーや釣り師であることが多い。

@rivercovey

で、

そんな鬱憤(うっぷん)が他のことに直結して、

「サーファー(よそ者)反対」

そうなるので、

私はよその地に行った際は、

半分程度のスピードで走ることを基本としている。

波乗りの仕方、作法も同じ。

そんなことを考えていた。

.

#みんなでサーフィンを変えていく

サーファーとしてすばらしいことは、

「他者を思いやる」ということだろう。

Tyler Warren “2+1: One Off 6’5”

Nakisurf Original Twin (single foil)

.

ツルツルの波面を滑った。

 

波はシフトしながらウィップの方に流れていく。

そのウエッジを読むと、

100mくらい乗れる波があった。

最終的には、

くるぶし以下のサイズとなるが、

進行方向のショアブレイクにヒットさせて、

砂浜に乗り上げて成仏。

これをマンライ満願と言い、

後ほど

「1本目からマンライ♪アーロロ」

そう書いてタキビ神にSMSで報告したら

「照身呆阿津怒哀声 雨伊豆名雨」

と戻ってきた。

これはトリミロン語で、

「Tell me what’d I say with now」

という意味であるので、

「王! 背怒肥褸往来」

(Woah! Said feel all right)

そう返信すると、

「🙏⚡️🙏⚡️🙏往来王家🙏⚡️🙏⚡️🙏」

(All right, Oh yeah)

となって、

ずっと続くのだが、

トリミロン語はここまでとしておきます。

詳しくは巻末リンクを参照ください。

4時間ほどサーフすると、

少し大気が動いてきた。

これは風と呼ばれるものだが、

存在すら忘れるほどの無風コンディションだった。

梅雨前線からの贈りもの。

流木で物干し台を組み、

ジミTを干した。

【巻末リンク:トリミロンとは?】

【サーフィン研究所】マーガリンとジンジャーシロップ_トリミロン楽曲(DGPテーマソング)_(1404文字)

【巻末リンク:トリミロンとは?2】

【ドラゴン・グライド・プロダクション編集部謹製】トリミロンの覚醒_(2539文字)

【巻末リンク:トリミロンとは?3】

【サーフィン研究所&DGPスペシャル】タキビ神が提唱するトリミロン理論_スカイアンドシー・ムロトの初夏メニュー_(1305文字)

Happy Surfing & Happy Life!!