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【サーフィン研究所】7月1日半夏生と半夏雨_スタンダールの「ドン・ジュアン」_ラカ兄弟の笑顔_ヨーダ細野_(1557文字)

7月ですね。

たなばたづき(七夕月)でもあります。

盛夏に向けて、

各地で大雨が降っているが、

これで夏の水不足が解消されると良い。

NAKISURFカレンダー『MATRIX』を見ると、

今日の夜明けが高知では五時三分であり、

千葉では四時半前と、

それぞれ39分も違うことを知った。

そして今日は半夏生(はんげしょう)。

これは9つあるとされる雑節のひとつで、

天球上の黄経100度を太陽が通過する日。

この日前後に降る雨を

「半夏雨(はんげあめ=大雨)」と言う。

とすると、

当たっているのがすごいと感じた昔からの暦。

水温は西日本なら今月に26度になるとあり、

千葉北ですら23度になる月であります。

Tyler Warren’s Tracker 7’0″

.

湘南のフィッシュゴッドこと齋藤さんが、

タイラー・ウォーレンの逸品『トラッカー』を滑らせていた。

折りしもそこがジェフリーズであったので、

お借りして私も同様に滑らせてみると、

『赤と黒 (Le Rouge et le Noir:1830)』と浮かび、

次にスタンダールの「ドン・ジュアン」とひらめいた。

ドン・ジュアンによって、

モリエール(Molière。ジャン=バティスト・ポクラン)へと飛び火するのは、

私たちのサーフィンが、

自由であるという骨格があるからということに他ならない。

文体が込み入ってきたので、

ここまでとするが、

「ドン・ジュアン」は、

当時(17世紀)のフランスではありえないものだったが、

今日でも私のようなものが読み返したりするほど、

文学的には達したものだ。

「願わくば、

新しい翻訳でこの戯曲を読みたい」

そう感じているのも私だけではないだろう。

さて、今は昔。

キャッチサーフの7フィートと、

6フィートで波にそれぞれ乗る兄弟が千葉にあった。

この波は偶然両人で乗ったものだが、

表情を見ると、

ふたりがいかに仲が良いかを知り、

ほのぼのしてくる。

おなじみジローくんと、

お兄ちゃんタローくん。

3年144日離れた兄弟は、

これからどんな波を乗るのか、

とても楽しみなことである。

ちなみに最近小児に流行している

『オリンピック出場症候群』のような気持ちは、

ふたりにはかけらすら一切なく、

『ただただサーフィンをするのが楽しい』

というのが、

彼らのことを一番好きな理由かもしれない。

大人もそうでないとなりませんね。

競技とかルールに縛りつけられていると感じる人は、

現在発売中のNALU誌を読んでいただきたいと思います。

協会やTVの言うことは、

全て間違っていたと気づかされる執筆陣であります。

社会派サーフ雑誌に変身を遂げたNALU。

さすがテラさんは偉人だ。

八卦に方角、

五行 、十干、そして方位。

そんな古来からのひらめきや、

運勢もNAKISURFカレンダーにはございます。

その兄弟がはじめて10フィートボードを見た日。

右は天才編集者であり、

1970年代からタイムスリップしてきたトロちゃん。

「うわー大きいなぁ」

そんな感想であるらしかった。

ショートボードをたくさん積載できる空母。

空母に乗る私とかんたん大師。

この詳しくは、

昨日のブログかなぁ。

新緑色は、

梅雨の合間の太陽によって表現されたものであり、

コンビネーションでもある。

Tyler Warren’s 2+1 6’5″

.

低気圧によって表現された波と、

タイラーの2プラス1によって、

波面滑走が表現された瞬間。

私たちが、

「タキビ神」とか、

「ラカ法王」とやるのと同様に、

YMOの細野さんもまた「宇宙人」の称号を得ていた。

ヨーダ細野だとあるので、

彼ら(坂本龍一さんたち)にとって細野さんこそが、

指導的な立場にある人格的に優れた人だと今ではわかる。

Happy Surfing and Happy Life Style!!