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naki's blog

【サーフィン研究所】中原中也さんの詩_ジェフリーズ方面人物図鑑_サンラータンメンとネコマジン_(2222文字)

タキビ神とラカ法王38世(護衛瀧朗)

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タキビ神が傾倒している宮澤賢治さんつながりで、

中原中也さんの詩を読んでいた。

中原さんが賢治さんの作品を知り、

その宇宙観にがくぜんとなったと書いてありました。

けれど、

中原さんはそれを栄養として、

詩を書きため、

1938年に創元社から『在りし日の歌』を出版した。

その中から「湖上」という作品の、

冒頭部分をここに引用させてください。

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けましょう。
波はヒタヒタ打つでしょう、
風も少しはあるでしょう。

感動的な詩です。

水面の純粋な感動が伝わった。

ポッカリ法王が出ましたら、
舟を浮べて出掛けましょう。
波はヒタヒタ打つでしょう、
風も少しはあるでしょう。

沖に出たらば乗りましょう、
サバ手から滴垂(したた)る水の音(ね)は、
風の音に聞こえましょう、
――あなたの滑走表現のメロディを。

『詩』の時間を終わります。

本日の講師は、

82年前より中原中也さんでした。

Taro the RACA XXXⅨ on

Catch Surf ®ODYSEA Plank 8’0″

.

ラカ太郎くんによる『チューブの証明』。

『証明』関係がわからなければ、

巻末にリンクを付けておくのでご覧になってください。

ジェフリーズにたまにやってくるティナは、

スタイル抜群の女性サーファーだ。

右足のレイル位置がとても良く、

そして完璧でもある。

これはエックス寄りのジェフリーズ。

ブレイク名がやたらと微妙なエリアでもある。

マグヤンの9’11″クルージング。

マグヤンは、

昨日タキビ池でフロリダバスを釣った。

計ると、

38センチということで、

法王バスですということになっている。

バックドアのレフトをパイプラインと言い、

アッパー・トレッスルズのレフトをバーブ(ド)ワイヤーと呼ぶ。

Barbed wireとは聞き慣れないが、

鉄条網のことである。

1950年代のトレッスルズは海軍基地内だったので、

海岸に鉄条網があり、

そこからこの名前が付いたんだぞと、

ジャッキー・バクスターが教えてくれたことを思いだした。

Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin fin + Vektor Fins

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ジェフリーズはライト・オンリーのブレイクだが、

レフトもたまに出現するので、

あそこに名を付けましょうと、

華厳さんとタキビ神が話しているのが聞こえた。

Takibi God on

Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee Finless 7’0″

.

ジェフリーズの北隣をタキビシンと呼び、

そのレフトもやはり名がなかったので、

私が率先してタキビレフトと主張していたが、

いつのまにか『たんていレフト』という名が付いたが、

たんてい=マグやんがタキビ神を無視する事件があり、

その名は消滅し、

モニースとなった。

モニースの特徴は、

遠くエックスからのウエッジが波をベンドさせ、

それが特徴的な鋭角な切り立ちになることだ。

その意外性がこの波のファンにはたまらないらしく、

今日もメンバーの半分はこの波を待っていた。

Nino on

Catch Surf ®ODYSEA x Barry McGee x Nakisurf

“2+1” 7’6″

.

たんていレフトのニノちゃん。

彼女もスタイルが良いサーファーとして知られている。

膝の折れと、

レイルプレッシャーが同一なので、

見ていて心地が良いのはそのせいだろう。

Nacky on

Catch Surf ®ODYSEA Plank 8’0″

.

絶妙と言えばナッキーもティナ同様に達人だ。

頃合いで踏むスタンスは、

もはや静であり、

禅世界と同じ感覚だろう。

前出のニノちゃんが教えてくれたのは、

おいしいサンラータンメンのお店があるということ。

さらに聞いてみると、

店主がレコキチで、

昔のレコードがたくさんあって、

かなりの音量でかけてもらえるというので、

もしかすると、

私好みかもしれないと感じ、

国道128号線で太東の少し南に出かけていった。

結果、

白担々麺いっぱいの視界となった。

おいしいものをいただき、

お目当てのレコードを拝見させていただくと、

こんな視界になった。

店主はサーファーで、

夷隅や太東でうんならかされているそうだ。

その店主のお薦めがこちらで、

「嘉門雄三名義は珍しいんだぞ」

マスターはそうおっしゃるのだが、

こちらは桑田佳祐のサバ手に目が釘づけになっていた。

釘と言えば父ちゃんである。

改装工事をしていて、

後ろには二郎くんのシュクダイ姿が映っていて、

なんとも微笑ましい。

二郎くんのファンは多く、

昨日のように出演しないと、

「今日も面白かったのですが、

二郎くんがいないことが残念でした」

そんなお便りが編集部に届くことになる。

二郎くんは、

ドラゴン・グライド・プロダクションズの一員として、

『じろうのハッピーサーフィン日記』

を寄稿いただき、大人気を博している。

(直近のものをリンクすると、

冒頭のリンク先と同ページでした)

原稿料は、

「私の選んだマンガ」であるので、

この日は「ネコマジン」を贈呈すると、

むさぼるように読んでいたことが忘れられない。

彼もまた文系です。

【巻末リンク:チューブ証明と、ハッピーサーフィン日記最新版】

【サーフィン研究所&ドラゴン・グライド・プロダクションズ特大号】二郎くんのハッピーサーフィン日記『チューブをショウメイしました』_(3240文字)

Happy Surfing and Happy Life Style!!