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【サーフィン研究所】室戸岬スカイアンドシー・ムロトの心象_鎌倉_夢のヘアカリフォルニア_(2673文字)

The Blue Dragon

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心象という言葉を使おうとすると、

どうしても宮澤賢治さんが浮かんでしまう。

それだけ心象世界にこだわった人である。

少し前まで高知県、

室戸岬にあるスカシーこと、

スカイアンドシー・ムロトに滞在していた。

このスカイアンドシー・ムロトの特色はなんだろうか?

そんなことを考えていた。

室戸岬。

朝陽と夕陽が海に沈み、

四国八十八箇所の内の3つ『室戸三山』がここにあり、

黒潮の風が育む野菜と果物は、

果てしないほど甘く、旨い。

深海からせり上げられた南海トラフという奇跡。

海洋深層水に多種多様な魚類。

そして空海の修行地でもある。

中でも異色というか、

ゲームチェンジャーだったのは、

「明星が口に飛び込んできた」

その舞台となった地がここ室戸岬にある御厨人窟だ。

およそ1220年前、

ここから空海と名が生まれ、

まるでフィクションのような史実がスタートしたのだ。

岬は真南を向き、

四国という一片の頂点を形成している。

霊御崎であるからか、

天変地異のような台風がやって来る。

電柱は地下深く沈み、

建築も職人たちが精魂込めて真剣に作ったものだけがある。

古代から人が寄り沿い生活してきた霊地。

そのパワーは計り知れず、

まさしくインスピレーションの源だ。

それがスカイアンドシー・ムロトの特色だろう。

清潔で、

安らぎと霊感、

浄化、刷新、呼応、拡張、夢、明日。

地の食材のエネルギーを採り、

室戸の水で全ての細胞を作り替える。

そんな地で過ごしたことに改めて感謝した七夕の日。

今日は晴れて欲しいが、蒸すような曇天だ。

前線が七日間も停滞し、記録的な大雨だという。

さて、こちらは鎌倉。

室戸から途中下車してやってきた。

この地の比企谷(ひきがやつ)一族の念なのか、

または十界曼荼羅に引き寄せられたのか、

またはヘア・カリフォルニアの予約が取れたからか。

おそらく後者なのだが、

ここにいると、

そんな歴史に入り込むのは、

鎌倉長興山という自然が、

この近代をいまだに感じていないからに他ならない。

そんな佳き地を室戸岬と線でつなぐと、

あそこもここも、

あの人この人のお顔が浮かび、

うれしくなった。

鎌倉といえばレンバイ。

レンバイの加藤野菜さん。

名店シェフたちが、

IKEAの青いバッグを肩に買いものしているのを見て、

料理好きな小島景さんのお顔を探してしまった。

小島さんは、

私がサーフィンを始めたときよくお見かけした人で、

ナチくん(珊瑚さん)とか佐藤くん、

裏さんたちの仲間です。

ムスターファというなすがままのネコも思いだした。

鎌倉カルディは商品構成がすばらしい。

レンバイから徒歩三分のエキマエ。

ちなみにレンバイとは、

鎌倉市農協連即売所の略称で、

加藤野菜の加藤さんが世に広めたと私は思っている。

加藤さんは、

ビームスの加藤さんであり、

ストリート・ファッションがまだ種子でしかなかったころから

マニア的視点で追いかけ続けている希有な人だ。

彼の家族が作った野菜がまた深き味で、

鎌倉野菜の頂点部分を形成し、

もっと書くと、

加藤さんは鶴岡八幡宮一の鳥居横にあるumicafe一平くんの親戚だ。

上の加藤さんと千木良さんの写真を撮ったのは、

11年も前になり、

その頃の私はショートボードに乗っていた。

Catch Surf ®ODYSEA Skipper Fish 6’0″

Nakisurf Original Twin fin + Vektor Fins

Photo by Tuna/マグヤン/DJタンテイ

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それは今はキャッチサーフの6フィートであり、

Catch Surf® USA Odysea 10’0″ Log Surf Camp

Photo by Tuna/マグヤン/DJタンテイ

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または小舟のような10フィートを愛するようになった。

Saint Karu/Hair California on

Catch Surf® USA Odysea 10’0″ Log Surf Camp

Photo by Fish God Saito

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私たちの周りで、

ログボードのマスターといえば、

クリスチャン・ワックであり、

瀬筒雄太くんやタイラー・ウォーレン、

そして聖式カルちゃんだ。

8ホテルのフロントにやってきて、

『フーディガイド』

という自分のコーナーの写真を撮るのが恥ずかしく、

画像を見ると、

やはりというかブレていた。

奇妙な感傷だ。(笑)

その藤沢駅南口の8ホテルの地上にあるのは、

ヘア・カット界の聖地『ヘア・カリフォルニア』。

コロナ禍で、

高知と藤沢をつないで『リモート・ヘアカット』をしていただいた。

(巻末リンクを参照ください)

だが、

量は削ぐことができるが、

毛先を整えるのはやはり難易度高く、

この日を待ちわびていた。

前回のカットからおよそ4か月は経つだろうか。

ヘアカットをしていないと、

やさぐれた気持ちになる。

かんたんに言うと、

髪の毛がバサバサだと、

着るものも何でも良くなる。

お酒の弱いカルちゃんは、

私が大のお酒好きだと思っているらしく、

こんなスパークリングワインを冷やしておいてくれた。

で、

みんなで飲みながらカットしてもらうことになった。

この日のみんなというのは、

ナッキーに瀧朗、

そしてパタゴニア世田谷店のアツシくん。

ヘア・カリフォルニアはプライベート・サロンだけど、

8ホテルの敷地内だ。

なので、

友人たちは8ラウンジや外のベンチで飲むというスタイルになる。

ちょうど6月の終わりでした。

このときは、

まさかこんなにも雨が降るとは思わなかった。

前回のジョージ・グリーノウ・カットの評判が良かったので、

「今回はそのグリーノウに加え、

ジョン・レノンのスターティング・オーバーというニュアンスも入れてください」

そんなリクエストにばっちりと応えてくれた天才カッターのカルちゃん。

聞いてみると、

こういうビンテージカットというのは、

ヘア・アーティストの腕の見せ所らしく、

なので、

多くのサロンが提案しないものらしい。

私は、

思想もライフスタイルもカルちゃんが大好きなので、

彼の提案を瞬時に採り入れてしまいつつ、

じつのところ彼にとって難易度が高いというのも気に入った。

まるで細野晴臣さんである。

ナッキーも伸びきった髪を落としてもらい、

タキローもアツシくんが外にいて、

後で法王も来られるという。

友人たちとヘア・カット目的で集まるのが楽しい。

カルちゃん、ありがとう!

気に入りました〜。

【みんなでグループカット初回】

【特大号】不条理時代のDFWという矢とは?_仲間と行くヘア・カリフォルニア_(3357文字)

【巻末リンク:リモート・ヘアカット】

【サーフィン研究所】荘厳なるピュアライドと小夏のヘア・カリフォルニア・リモート編_(819文字)

Happy Surfing and Happy Life Style!!