おはようございます。
うねり角度は010°と北となり、
ブイも少し下がって、
イナリーズは平穏な「友だち波」となった。
この美しい斜面も早朝限定で、
9時になると、風速10m程度の北風が吹いてきたので、
撤退、退散という単語を浮かばせながらイナリーズを離れた。
でも今朝の波は、
「新島のいいとき」みたいで、
そうしたらあの島の色々を思いだしていた。
東海汽船の2等船室横の自販機から、
島で借りたワンボックスカー、
羽伏浦の白荒砂、シャワー、
温泉、ボーリング場に卓球、
マルマン商店に吉デー、
ボンカレー、くさやに刺身、
カネモ商店、進学堂、
喫茶さかんや、夕浜亭、
ブッサンストア、
牛乳せんべいに杏奈ちゃん、
モヤイにカジヤベーカリーまで思いだした。
記憶というのは、やってくると止まらなくなるようで、
当時の本村の風景とか、
青い波の輝きなどが次々に浮かんできた。
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ノースハワイではこんな無人スタンドもあり、
ここの商品は「バナナとオレンジ」で、
料金は「心付け、寄付」と決まっていない。
自分の気持ちを箱に入れる善意システムだ。
なんだか暖かい話ではありますね。
そして、長老フレちゃんに連れられて、
この風の時にオフショアとなるシークレットに案内された。
誰もやっていないのは鮫だらけだからだそうで、
でもフレちゃんがサーフしたときは一度も見たことがないから、
「状況によってだな」
と簡単そうで難しいことをおっしゃっていた。
鮫かー。
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自宅に戻ると、
またまたサーフボードが自身のDVD
『Fire Water』と一緒に届いた。
弊社の過剰梱包をほどくと、
現れたのはAVISO印のファイヤーブレードで、
Zパッドのシングルグリッドに目を入れながら、
特徴的なランボルギーニなテイルにうっとり。
これはサーフボードのムルシエラゴか、
またはレヴェントンか。
明日乗れるといいなあ、
「イナリーズでこのボードを走らせたい」
とカリフォルニアで撮ってもらったファイルを見ていると、
ファイヤーブレードでの波乗り未公開写真が出てきました。
メキシコ大ちゃんと
「オーレ、オーレ!」
と闘牛士になりきったトップターンもありました。
https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/10415
それにしても、クアトロディープチャンネルは斜面に噛みつくようで、
だからこんなに高い位置を走れるのだ、
と写真を見て再確認してしまった。
これはマイケル・ジャクソンの『スリラー・MV』を見たからこうなったわけではなく。
「コブラの左手でムーンウオーク」
と、わけのわからないコピーを思いついた。
それにしてもトラックが官能的で、
そんなこともこのボードが好きな理由なのかもしれない。
(トラック=ボードが通過した跡)
下の写真は、
フローターでも波に噛むから
こんな角度で泡に当てられるのが新鮮で、
だから「新世代の感極滑走で超重力」
というコピーをサーフィンライフの広告原稿に書いていた。
あっ、そのサーフィンライフは3月27日頃発売ですので、
どうぞお楽しみに。
これは毎年一回発売されるカタログ号でして、
弊社(NAKISURF)からAVISO、COLE、
そしてサーフ・プリスクリプションズと3ブランド掲載しました。
と書いていたらD大先生から電話があった。
「明日どこかでサーフしようぜ」
ということで、
それと、
「新曲のPVがデキマシタ?!」
と教えてもらい、
それをYOUTUBEにアップしたのがこれです。
歌詞もメロディも楽しいので、ぜひ聴いてみてくださいね。
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最近自己流行している
「スイッチスタンス・夕浜流」
も本国サンクレメンテで披露した。
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この向こうに日本があり、
そしてこの夕陽が日本の水平線の向こう側。
海の面積は361059000km2ということで、
地球全面積に占める割合は約71%と知りました。
やはり海だらけなんですね。
そんな大きな海で波に乗り、
感じ、夢見て、明日を想う。
サーフィンはそんな遊びなのだと再確認しました。
NAKISURFにお越しくださって、ありがとうございます。
今日から柳瀬と、ダイチと、ショールーム&千葉アジトの大西、
そして前田夫妻がAVISOネバダ工場視察に行っているはずです。
今見ると、まだブログはアップされていないけど、
そのうち詳細がアップされるでしょう。
https://www.nakisurf.com/blog/staff/
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こうしている間に春がじわじわと近づいてきているのだと思うと、
ドキドキしてしまいます。
春分の日まで後422時間ですよー。
そして今日は「ひな祭り」でしたね。
華美な日にしてくださいね。
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