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naki's blog

【サーフィン研究所特大号】本気で考える護岸工事という害獣シン・ゴジラ_奄美と千葉編_(2222文字)

Tyler Warren Bonzer 1973 / 6’5″

At Amami Oshima

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昨日のことがだ、

インスタグラムを見ると、

奄美大島の勇生(ゆうせい)くんが、

苦しみの声を上げていた。

日本でも数少ない無垢な嘉徳海岸に巨大堤防を建設しようとしていて、

ありとあらゆる反対で押しのけたと思っていたが、

日本の国土事業を牛耳るコンクリート屋(票田)の圧力があり、

いまだに回避できていないのだと言う。

信じられないが本当の話だ。

(巻末リンクを参照ください)

私(@nakisurf )も

「国民として、全面的に応援しています!」

そうユウセイ君(@ikarip)の投稿をリ・ポストさせていただいたが、

内容はこんなことだ。

嘉徳海岸の専門家による砂浜調査結果を知る事が大切です。
護岸の必要性

まず海岸の調査結果をしっかりと行なって、

状況を把握し、

それから必要か必要じゃないかを考えるべきだと思います。

この調査は嘉徳海岸の貴重な自然を大切に思う有志の方々が専門家を招いて行なっています。

そして、

この調査結果を集落の方々、

町民の方々、

それから奄美全体の島民が知る事が大切だと思います。

世界自然遺産を目指す島だからこそ、

島の貴重な自然をしっかりと調査して、

議論して、

進めて行く必要があると思います。

行政機関や施工業者、

集落の一部の方々が、

海岸を専門家による調査を参考にせず、

巨大な護岸工事の計画を進めて行く事は、

果たして世界自然遺産を目指している本当の奄美なのでしょうか。

[世界に認められる奄美の貴重な自然=世界自然遺産]

この事実をしっかりと受け止めると、

その自然遺産を目指している奄美だからこそ、

この護岸工事の手順は、

島全体的に考えが必要だと思います。

A beautiful Beach Katoku.

Drone Photo by @yutogreen

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奄美大島は自然のままの海岸はほとんど残っておらず、

手付かずの海岸は数少ない状況です。

各集落には大きな漁港が存在し、

海沿いは護岸で埋め尽くされています。

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“まずは知ることから”

・砂浜の状況

・世界自然遺産とは?

・そこで生息している生態系

・なぜ必要なのか?

・外から見た奄美の自然

・観光で来られる方は何を求めて奄美へ来るのか?

・未来の奄美

・過疎化を防ぐ為には?

 etc…

色々な事を知り、

議論して、

今後の奄美の状況を踏まえて、

この巨大な護岸工事を考える必要があると思います。

調査もせず、

知ろうとせず、

議論もなく、

かんたんに巨大な護岸を進めようとすることに、

大きな驚きと疑問を感じています。

@katokujurassicbeach 

@katoku_lawyers 

#まずは知ることから

#みんなでサーフィンを変えていく

 

昨日ここでビーチブレイクのことを書いたが、

リーフブレイクでサーフィンを始めた私にとって、

真のビーチブレイクとは新島羽伏浦だった。

民宿の車を借りて、

サーフボード満載でブレイクに向かい、

たっぷりとセッションを終え、

かじやベーカリーでいろいろをいただいて、

満腹にして、

また究極なるビーチが形成したサーフブレイクに戻る。

羽伏浦で気づいたのは、

波はやたらとパワフルで、

下手をすると、

とんでもないところまで沈められるということだった。

(巻末リンク*2を参照ください)

ビーチブレイクでも、

深みと浅瀬の差が激しければ、

そのブレイクの凄まじさというか、

ポテンシャルがわかる。

海底が岩でも、

砂でも強い波は強いし、

そうでないものもあるのだ。

 

新島は、

メインの美しい羽伏浦海岸に、

護岸だか加工海岸だかわからないけど、

コンクリートの詰め物をして、

それが理由で、

海岸が消滅してしまった。

川の工事や海岸の工事を見直す時期に来ている。

例えば、海に砂を戻す養浜とかをする地方自治体は、

未来であり正解だと思っている。

そんな話をスカイアンドシー・ムロトの、

ワーケーションというプログラムがあり、

その講演で披露させていただこうと思っている。

映画『シン・ゴジラ(庵野秀明)』で、

日本の縦割り社会のことや、

政治等全てのことを考えるとめげることでもある。

じつは、

千葉県一宮町の町長に

この『養浜』のことを直談判しに行った。

(巻末リンク*3参照)

するとなんと、

この町長秘書がサーファーで、

しかもNAKISURFブログを読んでいるようだった。

もしかすると、

コロナ禍での初動ミスというか、

マスコミに迎合して、

大失敗した長生郡一宮町長の名誉挽回策として、

日本初の養浜ビーチが実現するのかもと、

期待と希望を抱いている一人だ。

さらに巻末にリンクしたけど、

千葉では養浜に効果的なメソッドの実績を作られた吉田さんもいらしたり、

さまざまな方法で滅岸を食いとめている人がいるので、

行政も重い腰を上げて、

海岸の健康にも目を向けていただきたい令和2年の秋。

【巻末リンク:嘉徳海岸の危機】

【特大号】奄美大島発_自然の危機を救おう_嘉徳海岸の巨大堤防建設について_(3898文字)

【巻末リンク*2:羽伏浦=ビーチブレイク】

シェーン・ドリアンという波乗神_【サーフマガジン誌】_(3339文字)

【巻末リンク*3:千葉県一宮の町長に直談判】

【サーフィン研究所:サーフランチ・プロ】イナズマウェイブ永遠の夏は、千葉に北からの風が吹く_(2268文字)

【巻末リンク*4:吉田リーフ】

ウナクネ高間教授、バリから千葉へ_吉田リーフ_(2097文字)

【巻末リンク*5:千葉北の波自慢】

【GWだ!!特大号テクニック編】新無人波インポッシブル_ファイン&ハイラインで近代サーフ_秘密4つとGWお知らせ4つ_NAKISURFへのお越し方_(4626文字)

Happy Surfing and Happy Lifestyle!!