NAKISURF APPAREL ” EAGLE”
HOODED ZIPPER SWEAT SHIRT
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渾身のジッパーパーカーが誕生しました。
カラーはナチュラル。
古着プリント。
“EAGLE”
ひさしぶりのNAKISURFアパレルであります。
波チェックに車から出るとき
ジャケットの内側に
風が出てきたときに羽織りやすいように
適度な軽さ
吸水性
その条件を満たすブランクスを、
89年も続く老舗ユナイテッド・アスレ社の、
10oz版に見つけました。
末永くよろしくお願いします。
さて、千葉。
昨日に引き続き吉田リーフ。
バリから高間教授が遊びに来てくれました!
彼は名作「サバ手の真実」等の著者であります。
(巻末リンク1〜3を)
教授が手に入れた視界と波。
昨日と同場所がやたらと良かった。
Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro DFW 7’6″
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キャッチサーフの、
同型ボードをバリで所有するだけあり、
「妙に親近感があります」
そう目を細めていた。
教授が千葉でサーフするのは20年ぶりだという。
バリ在住ということもあって、
吉田リーフの波の良さ、
そして4月中旬の水温の冷たさに驚いていた。
「いいですか、人生に大切なことはさ・し・す・せ・そで表現できます」
「ほうほう」
「サはですね、”最高です”と唱えてください。シは”諸行無常”」
「常に変化すると」
「そうです。スは”すばらしい”ということ」
「感動するということですね」
「セは少しむずかしいです。なんだと思いますか?」
「えーと、世界を知る」
「いいですね。私が教わったのは”先生に学べ”ということです」
「とすると、ソは”そうだったのか!”でしょうか?」
「さすがです。完璧です」
「ならば、サーフィンの大切なことはか・き・く・け・こで表現できます」
「ほう、もうわかりました」
「なんでしょうか」
「カは、”かんたんだなと思いました”ではありませんか?」
「すごい!」
(かんたんについては、巻末リンク5をご覧ください)
ここは『吉田リーフ』。
なので、
クリエーターというか、
創造主、
施工主の吉田正(よしだ ただし)さんと話すタキビシ。
吉田さんは元プロサーファーで、
太東岬を太古から知る人である。
この漁師の網を砂浜に設置し、
養浜というか、
海岸が砂を取り戻し、
さらには良い波を創り出すという魔法を施している。
ちなみにこの網リーフは、
5年ほど前に県に危険だからと撤去させられたが、
その後、浜はやせ細り、
80mあったものが40mに減ってしまった。
それを契機に網リーフ2を設置すると、
またこの80mに戻ったという、
護岸や堤防を入れずに浜を養う『吉田式』。
このことは一ノ宮町の馬淵町長も知っていて、
コンクリートを使わないスタイルにうれしくなった。
日本でのオーガニックな養浜の始まりとなりますように。
Catch Surf Odysea® Plank 7’
Finless
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吉田リーフはパーフェクト波と、
リーフブレイクのような地形を創り出した。
「また80mの浜を取り戻すのに3年かかったからな」
とは前出の吉田さん。
Catch Surf Odysea® x Barry McGee Pro DFW 7’6″
.
タキビシボードを替えて再びご来光。
ライトは長く、
良い波に当たると、
150〜200mは乗れるものだった。
タキビシのレフト、
テンライセッティング。
ちなみにテンライというのは、
「天にも昇るライディング」
または
「天国ライディング」
ということらしい。
私も吉田さんにお声がけすると、
「おー、良いところに来たな。その網をさ、引っぱるのを手伝ってくれよ」
「いいですよ!」
「夜にかなり干くから流れないようにしないと」
そうやって地形クリエーターの吉田さんは、
終日地形のコンディションを気にされていた。
Tyler Warren Big Dream Fish 6’7″
.
現在の地形はAプラス。
けれど、
みんなこの地形を知っているので大混雑。
ただ、昨日と一昨日の強い南東風。
これにより銚子側に流れが発生し、
ミッドレングス系なら、
ストレスなくピークに戻れるが、
ショートボード系はなかなか戻って来られず、
よってピーク周りはたいてい無人だった。
強い流れは日曜日のインポッシブルから続く最近の傾向、
系譜であり、
修練でもあるが、
逆にそれによって、
こちらの利点となることがわかった吉田リーフ。
サーフ後、
教授とスシローでランチをして、
世界各国の話を拝聴しつつ、
土佐高知と福岡の島となり、
話が盛り上がったところで時間切れ。
茂原駅でお別れする。
彼は東京駅経由で新幹線に乗り、
次の目的地を目指し、
そして今日のフライトでバリに帰っていく。
千葉、吉田リーフでのサーフは、
彼にとっての忘れられない思い出のひとつになるのだろう。
とにかく波乗りとはそういうものでもあるらしい。
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【巻末リンク:教授のサバ手】
【巻末リンクb:教授と乗ったバリ波】
【巻末リンクc:もう少しバリ編】
【巻末リンク4:タキビシについて】
【巻末リンク5:かんたんの語源】
Happy Surfing!!
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